鹿児島県川内球場

ウエスタンリーグの阪神対ダイエーの試合が鹿児島の川内市で行われた。
ファームとは言え、阪神の試合が鹿児島で行われるのは、おそらく初め
てだと思う。ズーム機能のない旧式のデジカメ（笑）をもって3時間か
けて川内市へ乗りこんだ。観衆は2000人くらい、試合は
一方的にダイエーのペースで六甲颪を歌う余裕は
なかったが、生の阪神の試合を見れて
満足な1日だった。
（2000・7/16）

準備運動 試合前、体をほぐす阪神の選手たち ズーム機能のないデジカメですので、誰 なのかさっぱりわかりませんね。（涙）	トスバッティング 塩谷が投げて広沢が打っているところですが、 広沢も暑さでバテ気味で、当たりも鈍い・・・
試合前のセレモニー 3塁ベンチ前に整列した阪神の選手たち 右端が岡田監督	阪神の応援団 阪神の旗を振り、トランペットと太鼓で阪神の選手たち を励まし続けたが、試合は、7対4で負けた。
球場風景 8回、ピンチヒッターで登場した松田だったが、 ヒットは生まれなかった。残念無念・・・。	ダイエーのサイン会 チビッ子のサインに応じる鹿児島出身の内之倉と川崎 特に、ショートを守った川崎は2安打と攻守に大活躍 した。残念ながら、阪神には鹿児島出身の 選手はいないのです。

観戦日記

ウエスタン・リーグの公式戦（阪神対ダイエー）の試合が7 /16日（日）・鹿児島
の川内市でありました。少し長くなりますが 観戦記を紹介します。 阪神の試合が鹿
児島で行われるのはきわめて珍しい。 旧式のデジカメをもって川内の運動公園にい
った。 試合開始は、正午からだが、私が到着した、午前10時には、 阪神・ダイエーの
選手たちは、思い思いのメニューにしたが って体をほぐしていた。大きな阪神の球
団旗とトランペットや 太鼓を持った応援団の人たちも続々集まってきた。（拍手）

川内市長の始球式は、見事なストライクが阪神の片山捕手 のミットに納まり球場がどよめ
いた。（大拍手） 先発は、阪神・井川、ダイエー・小椋でで始まった。初回 の阪神は、高波、
上坂、塩谷が簡単に料理されてしまった のに対して、井川はなかなかストライクが入らない。
フォアボールで塁を埋めたところで、ワイルドピッチやヒット をからめられて、アッという間に、3点
を失ってしまった。 2〜3回も四球を出しては、打たれるというパターンで6失点 でKOされてしま
った（川内市長の投球を見習ってほしいなあ。） 一方、攻撃陣は、ダイエー・小椋の前に凡打
の山。 せっかく出塁したかと思うとダブルプレーなどで3塁 までなかなか進めない。

一軍で見なれた広沢や星野修 のバットも湿りっぱなし・・・。外野席の応援団も気勢が
あがらない。一軍もこのような試合が多かったなあ。 唯一、阪神応援団が沸いたのは、吉本が、
レフトスタンド 場外に打ったホームランのとき・・・。トランペットや太鼓の 声援が一気に爆発した。
試合の行方が決まった9回には、 定詰の3ランが飛出したが焼け石に水・・・・。 一筋の光明は、
井川に代わって登板した、舩木の投球だ。 リズムよくスイスイ投げ始めると、試合がひきしま
った。見ていても気持ちがいい。窪田もまずまずの投球を見せた。（野球はリズムだなあ。）

古沢コーチの話を神妙に聞く井川（中央）

試合後、先発の井川を前に、古沢コーチの話

古沢　「お前の課題は何かわかっているだろう。」　と語気荒く・・・・
井川　「はい　　　・・・・　」　こっくりうなずく・・・　　　　　　　　　　　　
古沢　「全然、進歩していないじゃないか。前と全く同じ失敗を繰り
返しているだけじゃないか。・・・・・・」　　　　　　　
（井川、顔面蒼白で言葉も出ない・・・・・）
古沢　「お前は、まだ若いつもりでいるだろうが、このままじゃ、　　　　
　　　　　　お前の選手生命は終わってしまうぞ。」　と厳しいことばが続く。

プロの世界で生き残っていくのはたいへんなんだなあ。今日の登板
はなかった部坂も頷きながら、古沢コーチの話を聞いていた。