鹿児島のやぼやすです。 開幕以来快調に勝ち星を伸ばしてきた我が阪神 ですが、
お疲れモードに入ったようです。 先発陣が早い回に失点しても打線がすぐとり返して
くれましたが、さすがの3割打線もこのところ湿りがち ですね。金本選手も時には休ま
せた方がいいかな。 でも、今年度は天文学的なゲーム差があります。(笑) まもなく、
死のロードに入りますが、5割のペースで十分です。 時には3連敗してもいいでしょう。
打線がつながらなくても あわてることはありません。なにしろゲーム差が・・・・。
セリーグを少しは盛り上げて、9月の中旬から下旬くらいに
ゲーム差10位で優勝すればいいかな。
(tigers is NO1より 8/1投稿)


福原復活
(阪神4-0ヤクルト) 8/31

大観衆5万人が目撃したのは、生まれ変わった福原。
全86球に心を込めて、新たな野球人生が始まりを告げた。
 「長かったですね。どこまで投げられるか、不安じゃなく期待感。
期待していました。とりあえず1イニング頑張ろうと思った。お世話に
なった人にお礼を言いたい」  初回、いきなりMAX148キロを連発
したが、一死から宮本、岩村に空を斬らせたのは、フォーク。二回
からは、鋭く切れ曲がるスライダーも多投。緩急の術を、空白の
時間に会得していた。  6回を投げて被安打4、無四球。三塁
を踏ませたのも三回だけだった。九回は、ベンチで祈った。
両目が潤んだようにも見えたが、「全然。案外冷静でしたよ」。
ウィリアムスからウィニングボールを手渡されると、大事そうに
ズボンのポケットにしまい込んだ。この勝利でマジック
が11になった。ラストスパートだ・・・・。


テスト生・早川
(阪神9-3ヤクルト) 8/30

またも、早川がバックスクリーンに放りこんだ。
 「与えられたチャンスを生かしたかった。序盤の大事なところ
で打てた。きのうのホームランよりうれしい」。試合後、ナイン、関
係者から拍手と握手攻めに遭いながら、喜びを噛み締めた。  貴重
な一発は1点リードの二回に生まれた。この回の先頭打者。ホッジスの
外めチェンジアップをフルスイングすると打球は降りしきる雨を切り裂き、
どこまでも伸びた。バックスクリーン左に突き刺さる2号ソロ。それでも
全力疾走でホームまで駆け抜けた。  これは夢ではない。昨年、
ロッテを自由契約となり、一度は野球を辞めることも覚悟した。
阪神にテスト入団。しかしまたもや二軍暮らしの日々。
悪夢にうなされた。それが今…。18年ぶりのVへと
まい進するチームの中にいる。  
かつて聞いたことがない、スタンドの
地鳴りのような声援。前日29日にはお立ち
台に上った。自宅に戻り、日産自動車時代の4つ
上の先輩でプロ入り後、毎年自主トレを共にしている
川尻から「よかったなあ」と祝福の電話をもらい、ようやく
実感がわいた。  翌朝は早めに起きてコンビニに直行。ス
ポーツ紙を買いあさった。移籍後初本塁打の記事が1面にデ
カデカと載っていることに、なんとも言えない喜びを感じた。
おめでとう。今夜、もう一本お願いします。(笑)


ヤクルトに快勝
(阪神8-0ヤクルト) 8/29

 阪神が3試合連続の2ケタ安打で、8月初の3連勝。
黒星にまみれた長期ロードから本拠地に戻り、完全に息
を吹き返した。2回から4イニング連続2点を挙げて8得点。
打線の援護に応え、下柳もスコアボードに9個の「0」を並べた。  
「強い阪神」に戻った。2回にアリアスの28号2ランで先制。3回
にもアリアスの適時打と古田の悪送球で2点。4回には藤本や赤星
の打球が、相手野手から見ればあと一歩届かない場所に飛ぶツキも
あった。前半で勝負はついた。  苦労人も働いた。ロッテからテスト
入団した早川。2軍での好調な打撃を買われて昇格し、2、4回に
連続安打。5回には中堅右に2点本塁打を放った。巨人戦では
2試合連続先発したがともに無安打。「監督が我慢して3試合
使ってくれた。背中を押してもらった」。言葉にも実感がこ
もった。  投打がかみ合い、優勝マジックは「13」。星野監督
も「甲子園に戻ると強い? そんなこと言ったら、日本中
(の球場)を甲子園にせないかんやないか」と上機嫌。
いよいよ優勝も秒読みにはいった。


広沢ー6打点
(阪神11-0巨人) 8/28

「打った自分がびっくりしているよ! きょうの俺は、自分か? 
自分で錯覚していたわ。俺って金本?」  自らの奮闘をユーモア
たっぷりに振り返ってみせた。前日は、35歳の金本が逆転3ランを
含む猛打賞。この日は、41歳の4番が2打席連発を含む3安打6打点と、
前夜のヒーローを上回る大奮闘を見せた。  40歳の工藤との『81歳対決』。
円熟のスイングと配球の読みで、現役最年長投手を打破した。一回二死
一塁から、外角の甘い直球を初球打ち。バックスクリーンへ飛び込む
3号先制2ランだ。  そして三回、直球をまたも初球打ち。今度は、
左中間席へ3ランをたたき込んだ。2打席連発は平成13年9月
12日以来。不惑の連発は「(工藤は)ボール球が少なく、
球種も少ない。狙い球を絞るべし」という、ベテランらしい読み
から生まれた。五回無死一、二塁では、条辺から右中間へタイ
ムリー。6年ぶりとなる1試合6打点で、代走の沖原と交代した。
これで、マジックは15になった。もう一息だ。


たよりになる金本
(阪神6-4巨人) 8/27

たよりになる男。金本がやってくれました。快心の一発・・・。
どこまで伸びるか、その打球。うなりを上げる低空飛行のライナーが、
バックスクリーン右横まで一直線で届いた。男の中の男が決めて、
これが8月初の逆転勝利。お立ち台に上った金本の第一声は、
聖地のファンへのただいまコールだった。  「ちょっと情けない
ロードだったんですけど、帰って参りました!!」  2点を先制され
た直後の一回無死一、二塁。打ったのは、巨人先発・桑田の内寄り
カーブだった。公式記録は飛距離130メートル。しかし、さえぎるスタンド
さえなければ、果てしなく飛んでいきそうな当たりだった。  今季最高の
一発では、と問われると「そうかもしれん」。3試合連続アーチは、
広島時代の昨年7月以来だ。第3打席ではバントの構えを
見せてG守備網の動揺を誘い、捕逸を引き出す妙技も
披露。そして、右前適時打でトドメの5点目
もたたき出した。

今季12度目の猛打賞で、8月通算68打数28安打の
打率.412。この夏男を刺激するのは、「俺しかいない」の
使命感だった。  「疲れはあるけど、気持ちで体力を
引っ張っている感じかな。みんなが打ってる時より、
苦しい時に打てるほうがいい。そんな時、自分
に何ができるんか。それをず〜っと考
えてきたんよ」


死のロードは生きていた

鹿児島のやぼやすです。 このロードは、勝率5割で十分と
思っていました。 しかし、3勝10敗とまさに死のロードになってし
まいました。 まだ、ゲーム差もあり心配することはないとは思い ま
すが、伊良部、井川で負ければ、さすがに、この まま負け続けるので
はないかと弱気の心が頭をもたげ てきます。テレビのスイッチを入れ
るのに勇気が いります。(特に初回の攻防は見るのがこわい・・・)
今日の先発は、久保田かな。それとも下柳かな。 連敗ストッパー
としてプレッシャーがかかると思い ますが、無心に自分の投球
をして欲しいものです。 (tigersNO1投稿より)


井川で負けた
(阪神3-10横浜) 8/22

 「5連敗? 珍しくないやろ。去年は8連敗もあったやないか。
いい時もあれば、悪い時もある」  昨年6月28日以来の5連敗。
しかも今季4度目の2ケタ失点で…。この日は、エース・井川がまさか
の2回7失点で降板。一回は先頭・金城に四球。続く石井琢の送りバント
を、アリアスが一塁へ悪送球(記録は犠打と失策)。この時点で敗戦へ
のシナリオを、覆すことは不可能となった。  「理由はわかっとる」 
長期ロードは3勝10敗。死のロードに直面した指揮官は、敗因
を詳しく語ろうとはしない。この日の井川のように先頭打者へ
の四球。野手の送球ミス。投手に打たれるシーンも多い。
まさに、投手崩壊である。井川、伊良部で負け
たのはショックがおおきい。(涙)

 

勝てないなあ
(阪神2-6中日) 8/20

今季2度目の3連敗で、“死のロード”に3勝8敗。
残り4試合を残し、早々と9年連続の負け越しが確定
した。  「そんなこと、問題やないやろ。今までの数字を、
見てみい。みんな、頑張っとるやないか」  試合後、星野監督
が声を強めた。「このロードだけを見たら、12球団で一番弱いよ。
でも、このロードだけを取り上げたら、ダメだろ」。広島が敗れ、マジック
は20。18年ぶりVへの独走は変わらない。だからこそ、進撃を支えた選手
を責める言葉は許さなかった。今が今季最悪の状況であることは間違いない

故障者の続出で、先発ローテも、打線も厳しい。この日、10試合ぶりスタメン
復帰の矢野を5番に入れたものの、山本昌の前に沈黙。7安打で奪った2得
点も、四回の広沢の一発と、六回一死二、三塁で、金本の一ゴロの間。実
に31イニング連続でタイムリーなしだ。  「打線が淡泊? 淡泊が出とる
と(試合前に)言うとるやないか。ちょっと調子が悪いかな」  チームの
突破口を開いてきた1番・今岡は、ここ5試合21打数1安打と苦闘中。
アリアスも、ロード11試合、42打数4安打0発と、長い不振に陥って
いる。得点力の減少で、先行逃げ切りのみが勝ちパターン。投手陣
にも負担を増やし、まさに悪循環となっている。


藤本のポカ
(阪神1-4中日) 8/19

湿り始めた打線にミスが重なれば、勝てるわけがない。
「状況判断やな。まだ、あんなことやっとる。100ゲームも
出てるのに、本能だけでやってるからや!」星野監督が吐き
捨てるように振り返ったのは、1点を追う5回の攻撃だ。  1死
三塁から今岡の右翼へのライナーにつられ、三塁走者の藤本が、
反射的に飛び出した。慌てて戻ってタッチアップしたが、本塁であえ
なく憤死。同点機を逃した。  「経験の問題だけど、何度もやるようじゃ、
使わなきゃいいんや」闘将が何度も走塁ミスをやり玉に上げ、反省を求める。
「当たりゴー(ゴロならスタートの意味か)だったので思わず…。勉強しま
す」藤本はがっくり肩を落とした。これは藤本の完全なミスだが、
それ以上に打線が湿りっぱなしなのが気になる。


ロード3勝6敗
(阪神1-6巨人) 8/17

先発した下柳が、最初の誤算だった。初回に先頭の
二岡に左翼席へ24号を浴びるなど、いきなり2失点。4回
にも2死二塁から二岡に中前適時打を許し、マウンドから消えた。
 序盤の3失点が、手負いの打線に重くのしかかった。桧山、
矢野の故障に加え、このカード初戦(15日)で4番に
座った片岡も、右太もも痛でリタイア。16日は
広沢、この日は八木と、文字通り“日替わり4番”で
戦った伝統の一戦。だが、1試合の平均得点が2点では、
今季2度目の巨人3連戦の負け越しも仕方がない。
快進撃の反動がやってきたようだ。しばらくは
1勝2敗のペースでいけばいいだろう。


井川完投勝利
(阪神5-1巨人) 8/16

 阪神先発井川が被安打3の1失点完投。
6回二死までノーヒット。ペタジーニに一発を
浴びて完封も逃したが、完ぺきに近い内容だった。
15勝目を挙げた。阪神では1989年のキーオ以来14年
ぶり、日本人投手では82年の山本和以来21年ぶりの快挙。
そしてチームを今季70勝目にも導いた。冷静な投球を続
けた左腕は表情を変えずにナインとハイタッチを交わし、
出迎える星野監督のもとへ。「あー疲れました」と
切り出し「打線が打ってくれるので楽に投げさ
せてもらってます」とようやくにっこりした。
佐藤投手コーチも「抑え込もうというより、うまく
打たせている。ここというところではいい球が来て
いる」と感心した。リーグ1位を独走する勝利数に加え、
防御率でもトップに。「それについては…」と個人
記録には興味を示さない素振りを見せた。


昔の阪神
(阪神0-3巨人) 8/15

死のロードは生きていた。甲子園を出たとたんに負け
だして、これまでの阪神に戻ってしまった。打線がどうも
昔の阪神の「後一本が打てない症候群」になってしまった。

 阪神打線がこのカードの6連勝を逃した。好調上原の前に打線は沈黙。
6安打で得点圏に走者を進めたのは3、4、9回だけで、三塁さえ踏むこ
とができなかった。これで6日からのロード7試合の平均得点は2点
を割った。どうしたのだろうか。優勝のプレッシャーがそう
させているのかな。このロードで5割キープも難しく
なった。負け越しも仕方ないか。


4連敗
(阪神1-3広島) 8/10

負ける時はこんなものかもしれない。
エースをもってしても勝てず、阪神は4連敗。
長期ロードに入ってからの連敗は止まらない。止まった
のは井川の連勝記録だけだった。  「連敗も、連勝も、特別
意識してはいなかった。とにかく自分の仕事をするだけと
考えてマウンドに上がりました。ベストは尽くせたと
思う」 12連勝で自身が続けていた連勝記録が
止まった。故・御園生崇男が47年に作った
13連勝の球団記録に“リーチ”をかけていた。
それだけに悔しい。しかし、表情には出さない。淡々と
ピッチングを振り返った。  「相手は黒田。3点勝負だぞ」。
佐藤投手コーチからゲキを受けてのマウンドだった。しかし、い
きなり先頭の木村拓に右前打。一死二塁から3番・緒方に
決め球・チェンジアップを左前に返され、1点の先制を許し
た。  立ち直りかけた四回。今度はこの回の先頭打
者・前田に外め144キロをバックスクリーンに運ばれた。
結果的にはこれが決勝点。打線が1点を返し迎えた七回二死
からはシーツに左翼にトドメのソロで点差は2点。広島・黒田との
「3点勝負」と言われていたエース対決は幕を閉じた。「あの
ホームランは悪かった」。指揮官も安易にチェンジアップ
を投じた虎のエースを責めた。しばらくは我慢の時
が続きそうだ。次は札幌だそうだ。北の
大地でラーメンでも食べて英気を
養おう。

 

今季初の3連敗
(阪神2-5広島) 8/9

阪神は新オーダーで臨んだ打線もつながりを欠き、
守備でも悪送球のミス、先発の伊良部もらしくない投球、
と良いところなく今季初の3連敗。星野監督は「普段の野球を
やっていない。それをやったら負けるという野球をやっとるわ」と笑った。
「今まで3連敗がなかったのが不思議や。選手を責める必要はない。
波があるし、代役も活躍している。また戻るやろ」とふがいない
戦いぶりに怒りを感じたはずだが、これまでの選手の頑張り
を認めているからこそ、きつい追い打ちはかけなかった。
珍しく優しかったその裏には、選手への信頼とエールが含まれ
ている。主力に故障者が出て、またチーム全体を疲労感が覆って
いる首位阪神だが、今が踏ん張りどころだ。


今年は優勝ロード

星野監督は長期ロードについて次のようにコメントした。(星野監督の
トラトラより)「これで3週間、甲子園とはおさらば。ちょっと前な
ら「死のロード」とはやし立てられたが、いまは大方のチームが、
それに似た、あるいはそれ以上に過激な体験を持つ。「常在戦場」
というじゃないか。いつ、どこでも戦の場に立っている。それは
ホームも、ロードも関係なく、シビアなんだ。よく長いロード、
大変ですね、お疲れでしょ、といわれる。それには、
なあに、勝ち過ぎでくたびれていますワ。こういうことに
しとるんだ。」今年の場合はゲーム差が18ゲームもある
ので慌てることは全くない。1戦1戦、戦っていくうちに
優勝が見えてくる。

まさか、ロード中に優勝が決まるかな。(笑)

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