6月の阪神2002


我が阪神は、6月に入っても首位の座を守っています。これからが正念場です。ワールドカップの
開催で、プロ野球の日程も3連戦が中心になり、エースとの対決が多くなり、打線の真価が
問われることになります。ここをうまく乗りきれば、優勝も夢でなくなるのだが・・・・。


7/7
阪神10-2巨人

井川 10勝目
 
井川でしか勝てない

何が何でも勝たねばならない試合だった。必勝体制で中4日の
井川が先発。初回、無死一、三塁のいきなりのピンチを無失点で切り
抜けると、調子が悪いなりにも試合を組み立てていった。残念なが
ら八回、二岡に1発を浴び、九回のマウンドをバルデスに譲った
が、自己最多の10勝目をマーク。ハーラートップに並んだ。  
これで連敗もストップ。球宴まであと2試合を残し、前半戦の勝率5割
を確保した。7月負け知らずだった巨人に、土をつけたことにも
意味がある。まだ虎は死んでいない。阪神にも
勢いがあることを証明した1戦だった。

7/2
阪神2-0ヤクルト

井川 完封で9勝目

井川完封

エース・井川が2安打、無四球、13三振を奪う力投で今季4試合目
の完封勝利。7月の初戦を白星発進だ。  “必勝”の使命を受けマ
ウンドに上がったのは、大方の予想に反し中4日の左腕だった。
試合前、オールスターファン投票の最終結果が発表され、
82万1406票を獲得。2位の中日・川上に20万票以
上の差をつけて見事、球宴出場が決まった。

その票数に恥じないのがこの日のピッチングだった。
初回からガンガン飛ばし、速球は140キロ後半を計時。緩急も
バッチリで文句のつけようがない。まさに「セ・リーグの
エース」を証明する独り舞台だった。

6/29
阪神4-3横浜

サヨナラ勝ち

フラフラと上がった打球が、ショート・石井琢のグラブをかすめ、
ポトリとグラウンドに落ちた瞬間、阪神は半月間の“呪縛”からよう
やく解放された。二塁走者の矢野がサヨナラのホームを踏むと、
あとは一塁ベース上のヒーロー目がけてまっしぐら。

一塁ベンチからもナインが続き、湿り気を帯びたグラウンドに平下を
押し倒し、 連敗を「8」で止めた喜びを爆発させた。  「僕もこの瞬間を
待っていました。捕られると思ったけど(ボールが)落ちたので、わけ
がわからなくなりました」  興奮冷めやらぬ表情で、平下は今岡
とともにお立ち台に上がった。延長十回二死二塁の場面。
レフト−ショート間への当たりは、お世辞にも綺麗なヒット
ではなかったが、6月の甲子園初星をゲット
するには十分な一打だった。

6/28
阪神3-7横浜

8連敗

「集合させえ」。星野仙一監督(55)の怒声が試合後のロッカールーム
に響きわたった。浜中、片岡のタイムリーで2度の同点劇も谷中が直後
に失点を許すおなじみの負けパターンで2年ぶりの8連敗。貯金をつい
に「1」にまで減らし、指揮官による緊急ミーティングが開かれた。

やることなすことがすべて裏目にでることはあるものです。
開幕の連勝は逆に勝利の女神がいいほうに導いて
くれました。もう少し辛抱しましょう。

6/23
阪神3-4ヤクルト

六連敗

前日はラミレスに2発を浴び、この日はペタジーニに2発を食らった。
しかも、味方打線が追い上げムードを作った直後に加点される展
開も、毎度おなじみ。もう見飽きた負けゲームだった。  

初回から塁上を走者で賑わせながら、ヤクルト先発・ホッジス
を打ち崩せなかったのが悔しい。 打線は一番に平下、
二番に田中を入れ、三塁ベースコーチに島野
ヘッドコーチを起用。

何とかカンフル剤にしたかったが、11安打を放って3点
を奪ったのみ。残塁「10」の数字は拙攻を物語っていた。これで
9勝目を挙げたホッジスは、阪神・井川を抜いてハーラーダービー単独
トップに立った。  甲子園球場では5連敗。甲子園でのヤクルト戦に
なると、これで6連敗とイヤな数字ばかりが並ぶ。これは
ホームゲームながら西京極でのナイターとなる24日
の試合に、望みをつなぐしかない。

6/19
阪神2-4広島

福原が・・・

連敗阻止にエース・井川をたてた阪神だったが勝利に
むすびつけられなかった。また、福原が同じようなパターン
で8回炎上した。150Kの速球を簡単に打ち返された。(涙)

 同点に追い付いた直後の八回、この回からマウンドに上がった福原
がつかまった。先頭の代打・浅井にショート内野安打を許し、木村拓が
送って一死二塁。ここで代打・兵動 にレフトオーバーの勝ち越し二塁打
を浴びた。さらに二死三塁から、金本がライト前にタイムリー。さっきまで
大騒ぎだった阪神ファンのボルテージは、途端にシュンと盛り下がった。
 今岡、代打・八木の連続タイムリーで追い付いた八回の攻撃は、今年
の阪神を象徴する見事なものだった。浜中もスランプを抜け、2安打を
放った。だが8安打で奪ったのはこの2点だけ。「打線爆発」といか
なかったのが、連敗脱出ならなかったひとつの要因でもある。
どうする阪神、このままずるずる・・・・。

6/16
阪神3-4

巨人に連敗

藪が久しぶりに好投したのに打線の援護がなかった。
藪と上原の投げ合いで、終盤までは白熱の投手戦だった。
1−1の同点で迎えた八回、代わったばかりの福原が2失点を喫した。
そして九回は阪神が、土壇場で追いつく粘りを見せた。  先頭の
アリアスがセンターオーバーの二塁打で出塁。桧山が四球を
選び、代打・田中がバント&ランの犠打を決め一死二、三塁
とチャンスを広げる。ここで上原をKOすると、次は河原を
攻めた。代打・八木がライトへ犠飛を打ち上げ、矢野がセンター前へ
同点タイムリー。「伝統の一戦」「首位攻防戦」の名に相応
しいドラマチックな試合展開。しかし、勝利の
女神は微笑まなかった。

 
6/13
阪神1-0中日


連敗止まる

何としても連敗を食い止めたい阪神は、ローテーションを
崩して先発にムーアをもってきた。息詰まる投手戦で延長戦
に突入した。また、それに、四番・アリアスが応えた。

 延長十回、先頭の藤本が正津から中前打を放ち出塁。マウンド
には3番手・山本昌が上がった。片岡が倒れた後、アリアスがカウ
ント1−3からのスライダーを思い切り引っ張った。打球は左翼線を転々。
ブレットが打球処理をもたついたのも手伝って、一塁から藤本が
長躯ホームインした。  「内を攻められていたのがわかった
から“何とかいい球が来てくれ。(打球が)フェアゾーンに
入ってくれ”と思ったよ。ムーアがいいピッチングしてたから勝たせた
かったし、チームも勝ちたかった。この1勝は大きいよね」  アリアスはま
るで自分がヒーローではないかのように、淡々とインタビューに答えた。
“らしさ”を見せたのは最後に「ネバー・ギブアップ」の言葉を付け加
えたところ。諦めないから、自分の力を信じ、そして連敗を止めた。
これで勝利打点は11試合目。もちろんチームダントツでトップ
の数字だ。 とにかく、これで巨人戦へ向けてのテンション
がたかまった。さあ、首位決戦だ。

6/11
阪神1-8中日

W杯ボケ?

日本の快進撃の裏で阪神が負け続けています。(涙)
ムーアで負け、藪で負けた前2試合を真似るように、この日は
谷中が打たれ、ついに3連敗だ。  初回、バント失敗、盗塁死な
ど中日のミスに助けられながら、二死後に一、二塁のピンチを招く。
そこですかさず立浪が中前先制打。続く井上に四球を与え、さ
らに谷繁の中前タイムリーで2点を失った。  その後、立ち
直ったかに見えた谷中だが、五回、またもや二死から
ブレットに中越え二塁打を許す。福留を敬遠したが
、結局それが裏目に。ゴメスが左中間へ2点二塁打、立浪が
左前タイムリーで、この回も3失点を喫した。  六回と八回には
谷繁が2打席連続アーチを放ち、もはや中日の一方的なゲーム。
阪神は中日を上回る10安打を放ちながら、四回に今岡のレ
フトへのタイムリー二塁打で1点を返しただけ。片岡が復帰
し2安打を放ったものの、勝利につなげられなかった。

6/8
阪神5-9広島

昔の阪神に戻った

藪といい福原といい気が弱いのかな。相変わらずチャンス
に弱い打線も含めて昔の阪神に戻ってしまった。(涙)

3−3の同点で迎えた八回。先頭・金本の左前打を、平下が後逸
したのがきっかけだった。福原の暴投で金本は三進し、前田が中前
タイムリー。 新井が 左翼線二塁打で続く。木村一の右犠飛で2点差
をつけられると、 岡上が四球を選び なおも一死一、三塁。代わった橋本
が代打・ロペスにタイムリー中前打、野村に中前打と連打を浴び、
今度は6番手・伊達が暴投。さらに木村拓に2点左翼越え二塁
打を許した。この回、一気の10人攻撃で6点を失った。  

最終回、阪神はアリアスが18号2ランを放ち意地を見せたが、終盤に
ついた点差はあまりにも大きすぎた。そもそもは、先発・藪が今季最短
4回0/3でKOを食らったのが大きな誤算だった。W杯モードで3本柱
を立てたにもかかわらず、このカード1勝2敗の負け越し。6月の
変則日程が思わぬ“強敵”となるかもしれない。
6/6
阪神7-0広島

井川 完封
アリアス17号

井川、完封スタート

エース・井川が “後半戦の開幕ゲーム”もモノにした。 しかも今季3
度目の完封勝利で8勝目。広島打線に三塁を踏ませず、全く危なげな
いピッチングだった。  ワールドカップ・モードによる変則日程。3日連続
で試合がなく、コンディションの調整具合など選手にとってはいろいろ
難しいかったはず。だが阪神ナインは、勢いを止めるどころか、か
えって加速がついたかのように大暴れした。二回、アリアスの
16試合連続安打となる17号ソロで先制。

続いて井川、今岡の連続中前タイムリーで2点を追加した。  
五回はアリアスの 左中間二塁打を足がかりに、桧山の右中間タ
イムリー二塁打、関本の右越えタイムリー三塁打で広島先発の佐々岡
をKO。続く代打・八木も中越えタイムリー二塁打を放ち、4連続長打
で3点を加えた。六回には二死満塁から広島4番手・ラミーレスの
暴投で加点。井川には、十分すぎるほどの援護射撃だった。  
お立ち台に立った井川は「 どんどん勝って優勝したいです」と吠えた。
滅多に感情をあらわにしない男が「優勝」の2文字を大観衆に
アピール。着実に夢は、現実に近づいている。

6/2
阪神1-7ヤクルト

安藤に試練

安藤の顔から生気が消えた。うつむき加減で小走りにベンチに
戻る。まだ4回途中のことだった。すっかり見慣れた光景に、星野
監督は「この感じじゃ、ローテーション投手で飯を食っていけんな」と
切り捨てた。開幕から約2カ月、黄金ルーキーに「先発失格」のらく印
を押した。  再起を誓ったはずだった。安藤は5月を3  直球は
走っていた。3回にプロ最速タイの147キロを計測。しかし
課題の変化球は改善されていなかった。

特にこの3回は2死無走から2失点。5番ラミレスには、直球だけで
カウント2―1と追い込みながら、決め球を欠き、四球を与えた。「勢いだ
けじゃ抑えられない」と安藤も痛感。しかも捕手浅井が捕逸で足を
引っ張る。3回 1/3 を8安打5失点で5敗目。ルーキーバッテ
リーは同時に交代を告げられた。


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