開幕ダッシュ


開幕の巨人戦でまさかの連勝スタート
今年は何かが違うぞ。何かやってくれそうな阪神
期待がふくらみます。公式戦も優勝や・・・

5/26
阪神6-0中日

星野 初勝利
関本 1号

星野王子様初勝利

星野監督の古巣相手に連勝。しかも2試合で1点もやらずに。
もうナゴヤドームは鬼門でも何でもない。  圧巻は星野のピッチング
だった。中日打線のバットに、変幻自在のボールがまともに当た
らない。中14日の登板、しかも先発は4月27日のヤクルト
戦(甲子園)以来となったが、ブランクは全く感じさせな
かった。七回、福留の打球を追った際に左足ふくらは
ぎを痛め降板したのは心配だが、ベテラン健在を
アピールした。  新戦力が次々と活躍する打撃陣でこの日、
脚光を浴びたのは関本だ。三回、カウント2−0と追い込まれながら、
中日・朝倉のフォークをとらえ、左翼席へプロ初アーチを運び、試
合の主導権を握った。七回には右中間への二塁打、九回に
も左前打を放ち、先頭打者となった全ての
打席で結果を出した。

5/25
阪神3-0中日

勝利投手 ムーア
本塁打 アリアス13号

ナゴヤドームで初勝利

マウンド付近にできた歓喜の輪の中心で、ムーアはゼロが9つ並ん
だスコアボードを眺めた。来日初の完封勝利。しかも、被安打は6回、
投手のバンチに右前へ浴びた1本だけ。ノーヒットノーランという大記
録こそ逃したが「1つずつアウトを取ることだけを考えていた。たくさん
のゴロをさばいてくれた内野手に感謝したいね」と涼しい表情で振り
返った。 助っ人左腕が快投で星野監督に“故郷”ともいえるナゴヤ
ドームでの就任後初白星をプレゼント。これまで1敗1分けだった
だけにムーアの5勝目は格別の味わいがあったに違いない。

「ムーアは球に切れがあったな。ゼロで抑えたんだから文句を言ったら
あかん。ナゴヤドームで初勝利? まあ、いつかはな」指揮官は照
れくさそうにかわしたが、投打のかみ合った快勝で再び巨人に
0・5ゲーム差と肉薄した。

5/23
阪神11-4巨人

連敗脱出

やっと勝てた。負けている時は何点取っても不安だったが
11点もとればさすがに勝てるという気持ちになる。(やれやれ)
斉藤が四球を選び、浜中が中前打で続き一死一、三塁。浜中が
二盗した後に、アリアスが左前へ2点タイムリーを叩き出した。  
先制だけならこれまでの2試合と一緒。だが、この日はここからが
違った。二回、先頭の矢野の3号ソロで完全復活をアピールすると、
斉藤が左翼席にプロ初 の2ランを放り込んだ。さらに桧山の中前
タイムリーでこの回、計4点を奪い、完全に連敗の重圧をはねの
けた。  四回は二死三塁から、桧山の右前タイムリー、五回は
二死二塁から、今岡が今季18本目の二塁打で 加点。
六回も二死三塁からホワイトが中前タイムリーと、いけいけドンドン
の乱れ打ち。アリアスが甲子園に招待した近鉄・ローズが、自慢の“
いてまえ打線”のエキスを 注入してくれたかのような大騒ぎ。八
回には敵失で2点をプレゼントされ、大量の11得点だ。  
先発・谷中から福原とつないだ投手リレーは、八回からバルデスを
投入する念の入れよう。スンナリ試合終了とはいかなかったも
のの、5月に入って初の甲子園白星をマークした。

5/21
阪神3-6阪神

逆転負け

あっという間に3点差をひっくりかえされた。さすが、巨人。
まさに魔の八回だった。七回まで巨人のスコアボードに「0」を並べ
続けた藪が、突然崩れた。先頭の代打・斉藤、阿部の連打で無死一、
二塁とされ、代打・後藤が中前タイムリーでまず1点。清水が四球を
選び満塁となり、また代打の元木がレフト前へポトリと落とした。
ホワイトがスライディングキャッチを試みたが、捕球できずその間に
2人の走者がホームを駆け抜け同点に。ここで藪がKOとなった。  
さらに代わった福原が攻められ、高橋由がセンターへ犠飛を上げ逆
転を許す。なおも2四球を与え満塁となり、またもや打席が回ってき
た斉藤に右前へ運ばれた。この回、代打4人を含む12人の攻撃
で、奪われた点数は「6」。あれよあれよという間の逆転劇。
気が付けば、阪神が負けていた。

5/19
阪神2-6中日

中日に連敗

中日にあっさりと連敗した。打てない守れない去年の阪神を
みているようだ。星野監督も「きのう、きょうと昔のタイガースを見て
いるようだな…。もう1回、引き締めないかんね」 星野監督は見せ
場なしの敗戦を淡々と語ると、思いをすぐさま行動に移した。

ロッカー室の出入り口を締め切り、緊急ミーティングを開いた。「こんな
野球をやっていたら昔の阪神に戻ってしまう。せっかく作った貯金を、
また増やしていこう」という5分間の熱弁。ナインはただ、聞き入
るしかなかった。  喝(かつ)が必要なほどの負けっぷりだった。

1―2の七回、無死一、二塁で坪井が送りバント失敗。後続も倒れて
反撃機を逸すると、その後はリリーフ陣が相次いで失点した。”敗戦の
方程式”にはまり込み、今季4度目の連敗。うち2度が中日戦と、
苦手意識すら生まれつつある。

5/12
阪神2-9巨人
安藤KO
今岡6、7号

首位陥落

開幕以来守ってきた首位の座を陥落した。巨人戦を1勝
1敗で迎えた首位攻防戦第3ラウンド。ベンチも、スタンドも一番
盛り上がるべき1戦で、阪神の勢いは尻すぼみになっていった。終
わってみれば散発5安打。得点は今岡の2発による2点だけ。これ
では勝利の女神は微笑んでくれない。全国の阪神ファンのお母さん、
ゴメンナサイ!今季ずっと守り続けていた首位の座を、こともあろうか
「母の日」に明け渡すことになってしまった。5月に入って3勝5敗。
しかも2カード連続の負け越し。何もかもがうまく回転していたころの
疲れも、確かに出てきているのだろう。だが、これで意気消沈
してはいられない。14日からの3連戦はお得意の横浜戦。
ここは気を切り替えて、貯金をコツコツ貯め
直していくだけだ。

5/10
阪神7-2巨人

勝利投手 井川
アリアス 11号

井川とアリアス

井川が粘りの投球を見せ、アリアスが特大のホームランを
打てば阪神ペースだ。中継ぎの福原も2回をきっちり投げぬいた。

消化不良を起こしそうなもどかしい試合展開を、ガラリと変えたのは
紛れもなくアリアスのバットだった。2−2で迎えた六回。二死一塁、
カウント2−1から酒井のスライダーをジャストミートした。左翼席に
消えた11号2ラン。5月になってようやく飛び出した主砲の1発で、
流れは完全に阪神にやってきた。  七回には暴投による1点を追加。
八回は二死からチャンスを作って一、二塁とし、浜中の左中間二塁打
で2点を加えた。残塁の山を築いた前半が、ウソのような攻めっぷり。
連敗もストップ。それより何より、ゲーム差なしの首位攻防戦
で初戦を取れたことが大きい。

5/6
阪神1-3ヤクルト

ヤクルトに完敗

本拠地・甲子園に戻ってきた猛虎軍団はヤクルト先発・石川に
対し5安打、1得点の貧打で完敗。先発・安藤優也投手(24)の
好投に報いることができず連勝は2で止まった。だが暗い話題だ
けじゃない。振り返ってみれば、星野仙一監督(55)が”ひと区切り”
としていた開幕からの30試合で球団史上タイの19勝。さらにこの
日、巨人が中日に敗れたため、首位の座もキープした。

5/3
阪神18-11広島

井川 KOでされも
て勝利投手

22安打の18得点

歴史的な得点ラッシュは、チームNo.1の巨漢が口火を切った。
1点を追う四回だ。桧山、浜中の連打で築いた無死一、三塁から、
ホワイトが左翼フェンス直撃の同点打。「球の落ち際をうまく叩けた」
と自画自賛の一撃に今岡、桧山もタイムリーで追随し、一挙6点
の逆転劇が成り立った。  食い下がられては、突き放す。波に
乗る助っ人は、五回にはドン詰まりながら怪力で右翼席に
運ぶ6号弾。1点差と迫られた六回にも「追いつかれてき
たので、何としても打ちたかった」という中前タイムリー
を飛ばした。あわやサイクルの4安打3打点。2試合
ぶり先発で大いに暴れた。  
田淵チーフ打撃コーチ立案の”リフレッシュ工事”が奏功した。調子
の善しあしではなく、疲労を考慮して野手を交代で休ませるメジャー
流起用法。これに準じて、ホワイトは1日の中日戦(甲子園)は代打の
みの出場だった。早速の爆発。田淵コーチは「こういうこともやっていく
から」と作戦継続を即決した。  先を見据えた戦いぶりは、片岡のス
タメン外しにも通じる。腰の張りを訴える三番打者を「出られないこ
とはないが、無理をさせたくない」(島野ヘッドコーチ)と、この日
は代打起用に限定。ここぞの七回二死満塁で投入し、満塁弾
という最高の結果を出した。「皆に打たせてもらった」。嬉し
い手応えに、ベテランの笑顔も弾んだ。

5/1
阪神4-0中日

藪 完封で4勝目
桧山6号2ラン

藪、初完封

藪が中日打線を4安打に抑え、2000年4月27日の広島戦以来
2年ぶりの完封勝利を挙げた。藪自身、これまで唯一完封勝利で
きなかった中日からのゼロ封。4月だけで4勝を挙げ、昨年、地獄
を見た男が完全に甦った。  藪の力投に打撃陣も応えた。初回、
ニ死後に片岡、アリアスが連続四球を選び、桧山が中前打を放ち
1点先制。四回二死の場面では、浜中がカウント0ー3から思いき
りスイングし3号ソロアーチ。六回は一死一塁から桧山が左対左を
ものともせず、右翼席ポール際に2夜連続の6号2ランをブチ込ん
だ。結局、放った安打は5本だけながら、効率のいい攻め
で藪をバックアップした。数少ないチャンスを生かした
阪神らしくない攻撃だった。安心して
見ることができた。(拍手)

4/30
阪神5-3中日

勝利投手 安藤
ホ-ムラン
片山2、3号
アリアス10号
桧山5号

ソロ4発

打つべき人が打てば、チームは勝てる。クリーンアップ・トリオの
揃い踏みでソロアーチ4発。嬉しい中日戦初勝利で連敗は「2」で
ストップした。  まずは片岡だ。先制された直後の初回ニ死、カウ
ント0−2からのストレートを迷いなく叩いた。本拠地初アーチとなる
同点2号ソロが左翼席に飛び込んだ。「風に乗ってくれと願った。
願いが通じたね」。興奮ぎみに話す片岡に、アリアスが続いた。
この日、8試合ぶりの四番に返り咲いた主砲は、勝ち越しの
10号ソロ。セ・リーグ1番乗りとなる10号は、阪神では85
年のバース、90年の岡田以来の偉業となった。  
四回、安藤が谷繁に7号2ランを浴び逆転されても、阪神の
アーチ攻勢は止まらない。六回、片岡が今度はライトスタンドの
猛虎ファンに名刺代わりの一発を放った。またもや同点弾となる
3号ソロ。お次は桧山が、片岡との”同級生アベック弾”を放り込
んだ。レフトへ綺麗に流し打った技ありの一打は、再逆転の5号
ソロとなった。  八回には一死一、二塁から桧山が左前打し、
3試合ぶりのタイムリーも出た。星野監督も「待ってたよ」と
3人揃っての活躍にホッと胸をなで下ろした。

4/28
阪神1-3ヤクルト

ヤクルトに連敗

ヤクルト投手陣の前にわずか5安打。しかも2試合連続のタイ
ムリーなしでは到底勝てません。53000人の入った甲子園球場
はタメ息に包まれましたが、明るい話題もちゃんとありました。
虎の核弾頭・今岡が首位打者になったのです。四回の2打
席目に中前打し7試合連続安打。打率を・372として
「セ」の打撃トップに躍り出たのです。
彼がチームを引っ張れば…。来日初の黒星を喫したものの、
安定感抜群のムーアも次はきっと勝ってくれるでしょう。
きょうから、まだ勝星のない中日戦だ。3連敗は
避けたいところだが、打線の奮起を
期待しよう。

4/26
阪神11-6ヤクルト

アリアス満塁弾

井川 4勝目

またもアリアスが・・・

ヤクルトに先制された阪神はその裏、浜中の遊飛エラー出塁を
足がかりに無死満塁とし、井川の左前適時打で同点。今岡の左前
2点適時打で勝ち越した。さらに一死一、二塁から片岡の右前適時
打で1点追加。なおも二死一、三塁から桧山の一塁線を抜く適時二
塁打で5点目。ヤクルト先発の山部をKOした。阪神は攻撃の手を
緩めず、二死満塁からアリアスが9号のグランドスラムを左
中間スタンドに運び、ビッグイニングを作った。  

三回は今岡が早くも今季6試合目の猛打賞を決める5号ソロを放ち
加点。八回は片岡のこの試合2本目のタイムリーで、今季最多得点
をマークした。  阪神先発の井川は、立ち上がりからいまひとつリズ
ムに乗り切れず、7回8安打4失点でマウンドを降りた。九回は
今季初登板の福原が4番手として登板。走者を許したも
のの、無得点で切り抜けた。中継ぎ陣が調子を
落しているだけに福原の復調はありがたい。

4/25
阪神10-5広島

アリアス 6号3ラン
      7号
      8号3ラン

アリアス爆発

 両翼99・5メートルと広い倉敷マスカットスタジアムを、箱庭扱い
した。独り舞台の幕開けは、2点を追う四回だ。一死一、二塁から、
横山が投じた134キロスライダーの軌道にバットを合わせた。
逆転3ランは、弧を描いて虎党の待つ左中間スタンドに吸い込まれ
た。  「この球場は、いいイメージを持っている。自分でもいけそうな
雰囲気を感じていたんだ」  3月21日の広島とのオープン戦で、
移籍後初アーチを記録した場所。見えない力を、感じて打席
に立っていた。六回のタイムリー二塁打は”小休止”。
八回にリードを2点に広げる7号ソロ、九回にはトドメ
の8号3ランを、中堅左に運んだ。
「アリアス様々だよ」。田淵
コーチは興奮を隠せ
なかった。

この試合、バッターボックスのアリアスが大きく
見えたし、相手投手がホームランを恐れて
コントロールを乱したのがアリアスに
プラスに働いた。これで調子
にのれるかな。


4/24
阪神6-3広島

藪 3勝目

アリアス5号

アリアスが特大の・・・

阪神屈指の大砲が、希望の扉を開いた。四回二死から浜中が
左前打。直後の2球目を、アリアスがパーフェクトに叩き返した。
左翼席上段に飛び込む大アーチ。「甘い球を積極的に打てた」と
いうチーム単独トップの5号2ランで、虎は一気呵成(かせい)に
出た。  リーグ最下位の低打率。四番から始まった打順は
前日(23日)までの六番から、七番にまで下がった。
田淵チーフ打撃コーチの「大根切り指令」など、首脳陣の助言
に耳を傾けながら、何かにすがるように胸で十字をきって打席に向
かい続けた日々。「野球というのは一つのキッカケで変わ
れるもの」と、今度こそ自らの復調を確信した。

4/20
阪神10-2巨人

勝利投手 ム−ア
本塁打 浜中 
  ホワイト
  アリアス

10対2

今季初の5万3000大観衆が酔いしれた。打線の沈黙で3連敗中
だった阪神が20日、超満員の甲子園で留飲を下げる大爆発。天敵・
上原をKOし、本塁打3発を含む13安打で今季初の2けた得点を奪って
大勝した。井川を見殺しにした前夜、「ゼロじゃ永久に勝てん」とオ
カンムリだった星野仙一監督(55)もニッコリ。春風が心地よ
いマンモスに、いつまでも六甲おろしがこだました。

4/19
阪神0-1巨人

貧打

完投した井川慶投手(22)を見殺しにした打線に、指揮官は「ゼロじゃ
永久に勝てん。応えてやるという熱いものが出てこんとイカン。それだ
けや!」と激怒。エースでも勝てず、引き分けを挟んで3連敗となった。
「あいつ(井川)はよう頑張った。ず〜っと頑張ってるのに、それに応え
てやろうという熱いものが、もう少し出てこんといかん」  井川を見殺し
にしたのが許せなかった。たった1点がなぜ取れない。九回を終了して
0―0。延長十回、福井にソロ本塁打されたエースを責められるハズが
ない。かばっているうちに、腹立たしさが込み上げてきたのだろう。怒声
を発したのは、その直後だった。  1、1、2、1、3、3、1…。そしてこの
日が0点で、ここ8試合でわずか12得点。「もう少し練習せなあかん。
漠然と野球をやっている。ゼロじゃ永久に勝てん」と投高打低のチーム
状態に、すでにガマンの限界だった。  その証拠に「しょうがない。みん
なで戦っているんだから」と全体責任を口にしたかと思えば、五回無死
一塁で左飛に終わった藤本を「エンドランをかければフライを上げるし…」
と、星野監督にしては珍しく名指しで叱り飛ばすセリフが…。

4/16
阪神3-7中日

中日に完敗

今日は中日の勢いが阪神を上回った。先発の藪も何か
勢いがなかったように思う。片岡、アリアスに当た
りが出てこないと苦しいなあ。
中日は2回、阪神・藪から山崎武、谷繁がソロ本塁打を放ち2点
を先行。追い付かれた直後の7回には、2番手伊達から四球と二塁
打などで二死満塁の好機を築き、吉本の捕逸で勝ち越し点。さらに
満塁から谷繁の走者一掃の左越え二塁打で4点差とした。8回
から継投で逃げきられてしまった。阪神の場合は、先行逃げ
切りでないと勝機につなげない。

 
4/10
阪神1-0広島

谷中 完封
今岡 さよなら弾

さよなら勝ち

一歩も譲らない投手戦。均衡を破り、同時に試合の幕を下ろした
のは今岡の一振りだった。九回一死、カウント2−2。思い切りよく
振ったバットから弾き出された打球は、猛虎ファンの大歓声に吸い
込まれるように、左中間スタンドに飛び込んだ。今季初のサヨナラ
勝利だ。  この一打を引き出したのは、今岡に並んでヒーローイン
タビューを受けた先発・谷中の気迫より他にない。9回を被安打5に
抑え、チーム1番乗りの完封勝利。八回は無死一、二塁のピンチを
迎え、西山の投手前へのバントを好フィールディングで三塁封殺。
二死満塁まで攻められたが、本塁だけは踏ませなかった。九回は
二死一塁から、代走・岡上をけん制死。投球のみならず、打席に
入れば相手投手に球数を投げさせようと粘る粘る。八回の第3
打席はもうひと伸びすればサク越えか…というようなライトへ
の大飛球だった。谷中の執念を感じた。

4/9
阪神8-1広島

完投で2勝目
今岡3ラン
アリアス2ラン

広島に完勝

ビジターを7勝1敗の好成績で甲子園に帰ってきた好調!阪神。
勢いそのままに三回に打線が爆発した。藪の二塁打とエラーで
築いた一死一、二塁に、今岡が左翼スタンドに先制の2号3ラン。
3万7000観衆の入った甲子園球場は早くもお祭り騒ぎ。  
阪神は六回に追加点。四番・ホワイトのタイムリー二塁打、藤本に
も右前適時打が出て貴重な2点。八回には不振続きで六番に
下がったアリアスの開幕戦以来の2号2ランまで飛び出し大量8点。
六甲おろしの大合唱がマンモスこだまする。  エースの風格さえ
漂わせる藪は七回、金本に一発をあびたものの、散発の5安
打完投で開幕2連勝。投打のかみ合った阪神は再び
連勝街道スタートだ。ほんとに、今年の阪神は
強くたくましくなってきた。

4/7
阪神3-5ヤクルト

安藤好投むなし


4/6
阪神3-1ヤクルト
ムーア完投勝利

8連勝ならず

今岡のタイムリーで1点勝ち越した直後の七回裏。安藤からマウンド
を譲り受けた金沢、遠山の継投が裏目に出た。先頭の浜名に金沢が
ライト線への二塁打を打たれ、遠山にバトンタッチ。二死までこぎつけ
たが走者は満塁。迎えた打者は不調とはいえ、やはり前年優勝
チームの主軸だった。阪神ファンがすし詰め状態になった
左中間スタンド最前列へ、打球が静かに吸い込まれた。  
重苦しい展開の試合の中で、収穫はプロ初先発の安藤だった。
序盤こそ緊張した雰囲気を漂わせていたが、尻上がりに直球は走りだ
し、スライダーも鋭くなっていった。6回を投げ被安打7で1失点、
奪った三振は9。大学時代に慣れ親しんだ神宮を、楽しんで
いるかのようなマウンド度胸だった。

さすが、ペタジーニだった。これまでは完璧に抑えていたが、
やはり日本一になった四番打者だけのことはある。
甲子園からまた連勝をスタートさせよう。

4/5
阪神2-0ヤクルト

井川 11三振奪取

井川、投げ勝つ

ヤクルトの藤井と息詰まる投手戦を展開したが、井川の
力投で開幕6連勝を飾った。それも昨年9勝18敗1分け
と大の苦手ヤクルトからだけに、勢いはもう”本物”といって
いいだろう。  阪神は二回の一死満塁の先制機に沖原が
遊ゴロ併殺打。三回の二死一、三塁もアリアスが三振に
倒れ、ちょっといやーな雰囲気。  ようやく井川の
好投に報いたのは八回だった。この回、藤井にかわった
本間から今岡が左中間二塁打。暴投で三進後、片岡も四球で
歩き無死一、三塁。アリアスの左犠飛で待望の先制点を
あげた。 さらに阪神は九回、ヤクルト4番手の山本の
ボークで1点を追加。その裏、守護神・バルデスが
3人で片づけチーム今季初の完封勝利。  
井川は8回で降板したものの、3安打無失点。
11三振を奪う力投で2勝目をあげた。

4/4
阪神2-1横浜

星野好投

開幕5連勝

負けない阪神が延長戦を制して64年ぶりの開幕5連勝を達成
した。同点で迎えた延長十一回二死満塁で、代打・ホワイトが押し
出し四球を選び決勝点。これまで「これくらいで騒いでもらったら困る」
と話していた星野仙一監督(55)も「むちゃくちゃ長いぞ、64年は。
みんなで歴史をつくったんだ」とさすがに喜びを隠せない。きょう
5日からは神宮に乗り込んで首位攻防戦に臨む。 前日3日、
46年ぶりの開幕4連勝を飾っても「これくらいで騒いで
もらったら困る」とクールに語っていたはずの指揮官
が、この日は一転して素直に喜びを表現した。
同一カード3連勝という予想以上の結果に、
こみ上げる嬉しさを隠せなかった。

4/3
阪神6-2横浜

阪神のホームラン
浜中
矢野
ホワイト2本
片岡

谷中ふんばる


”4人目は谷中だった。井川、ムーア、藪に続いて先発投手と
しての責任を果たす2失点。粘りの投球でバトンをつないだ。
 「全体的に悪かった。低めに行かなかったし、変化球も決まら
なかった。打者サマサマですよ」  横浜スタジアムのベンチから
薄暗い通路を通ってバスに乗り込むまでの間、谷中の表情が
晴れることはなかった。口をつく反省の言葉。肩を落とし、
とても今季初登板を白星で飾った投手とは思えない
姿だった。  確かに立ち上がりは苦しんだ。二回二
死一、二塁から中村に中前打。バックの好判断で
一塁走者ロドリゲスを二、三塁間に挟殺し、
難を逃れた。
三回も一死一、二塁のピンチを招いた。その間の味方打線
の爆発で「点差があるから2点くらいいいや」と開き直り、四回
以降は立ち直った。八回に連打を浴びて降板するまで99球。
佐藤投手コーチも「途中から低めに行きだした。そこからは
心配なかったよ」と振り返ったが、本人の中では違った。
◆ 白星にも内容に不満「次は打線を助けたい」 ◆
 「プレッシャーはなかった。次は反対に打線を助けたい」。
通路の薄暗さがよけいに顔の陰影を際立たせた。
昨年6月13日、この日と同じ7回2/3を投げて
移籍初勝利を挙げたときは顔をクシャクシャに
して喜んでいた谷中。1年がたち、今は白星
という結果だけで満足することはできない。
ここに投手王国の神髄がある。

4/2
阪神6-1横浜

藪 完投勝利

阪神が17安打で快勝

勝った!藪が勝った!昨年、勝利の女神に見放された男が、
マウンド上に仁王立ちだ。663日ぶりにつかんだ白星。完投勝
ちは705日ぶり。勝利の瞬間、少し控えめに、しかし何度もガッツ
ポーズ。「気合だけは負けないように…絶対勝ちたかった。チーム
がいい雰囲気できているので、乗らなきゃ損という感じです」と
ヒーローは満面の笑顔を弾けさせた。背番号「4」を引っ提げ、
生まれ変わった“元エース”がチームに27年ぶりの開幕
3連勝をもたらした。  打線も、数年前によく聞いた
キャッチフレーズを甦えらせた。
「横浜銀行」。ペイオフ制度が導入されようが、どの銀行が
合併しようが、猛虎打線には関係なし。開幕1、2戦と緊迫した
投手戦が続いたが、この日はムードが一変した。赤星、今岡
の1、2番コンビが揃って4安打。初スタメンに燃えたホワイト
も3安打に五回の二塁打で“ヘッドスライディング・デビュー”。
トータル17安打に、レフトスタンドは静まることがなかった。
 もうこの勢いは誰にも止められない。遠慮はいらない。
このまま勝って勝って、勝ち続けるだけだ。

3/31
阪神2-1巨人

ムーア好投
片岡タイムリーヒット

開幕連勝

いくらオープン戦が好調だったとはいえ、巨人戦に
連勝するなんて誰も思っていなかったと思う。連敗はあっても。

1点差…継投また継投で阪神は23年ぶりの開幕連勝を飾った。
星野監督もさすがに疲労困ぱいした様子を隠せない。「弱気になった
らあかん。攻めていくしかない」。攻めダルマに徹して大事な2戦を
ものにした。「延長戦なんか考えなかった。選手を信じて、逃げ
切るしかない」とひるまなかった。好投した先発ムーアの後、
7回から伊藤、弓長、伊達、遠山とつなぎ8回途中で新守護神
バルデスにすべて託した。9回までノーヒットに抑える完ぺき
救援。星野監督は「競り合いになっても勝てる
のが分かったよ。 井川とともに左の柱
として期待される阪神の新外国人ムーアが初先発で
6回を6安打1失点。「もう少し投げたかったけど、勝ててう
れしいね」と初勝利を喜んだ。4回、清原に本塁打を浴びたが、
左腕から140 キロ 台の直球にスライダーとチェンジアップ
を絡め、巨人打線と堂々と渡り合った。オープン戦は
通算18回を投げ、防御率0・00と完ぺきだった。
本番でも力を発揮し佐藤投手コーチも「ナイス
ピッチングだったよ」と満足そうだった。

3/30
阪神3-1巨人

ホームラン
桧山
アリアス
井川完投勝利

井川、完投勝利

トラは確かに生まれ変わった。30日、東京ドームで行われたプロ
野球セ・リーグの開幕戦、巨人―阪神で、星野仙一新監督(55)率
いる阪神は、3―1の白星で船出を飾った。昨季までの「開幕戦
11連敗」という不名誉な記録にもピリオドを打ち、星野監督は
「めでたいこっちゃ」と満面の笑み。これまでとはひと味違
う阪神の戦いぶりに、スタンドのトラファンも熱烈
な声援を送った。 

オープン戦を7年ぶりに勝率1位で終えたとはいえ、ペナントレース
は別もの。開幕を迎えた阪神ファンの気持ちは、期待と不安で
半々だったはずだ。試合前、三塁側ベンチ前に星野監督
が姿を現すと、すかさず観客席から「仙さん、頼むよ!」
と、祈るような声援が飛んだ。  しかし、新生・阪神ナ
インは、ファンの期待以上にたくましかった。

二回に選手会長・檜山進次郎外野手が右翼スタンドに先制
本塁打を打ち込むと、四回には期待の新戦力、
ジョージ・アリアス内野手がバックスクリーン
横へ特大の2点本塁打。投げては若きエース、
井川慶投手が、巨人の強力打線を真っ向勝負
で抑え込んだ。勝利の瞬間、星野監督はベンチで雄た
けびを上げ、ガッツポーズ。戻ってきた井川投手を
手荒く抱きかかえ、喜びを体全体で表した。  
「井川はスゴイな。もともと(体が)大きいが、
きょうはもっと大きく見えたよ」。自らも投手出身
なだけに、星野監督は、井川投手の好投を我がことの
ように喜んだ。井川投手だけではない。この日はリリーフ
も代打もなく、先発メンバーだけによる勝利。「開幕戦を9
人で勝てるなんてな。最高のメンバーや」とナインを絶賛した。

3/30
開幕前夜

さあ、開幕戦

今日30日巨人との開幕戦に臨む星野阪神は29日、東京ドームで
最終練習を行った。巨人は開幕投手を務める上原ら先発メン
バーを発表した。開幕戦11連敗中と不名誉な記録
ストップを宿敵・巨人相手に果たす。

また初の開幕投手になる井川慶投手(22)は5つの目標を掲げ、開幕
勝利を誓った。  笑顔は消えていた。怖いぐらいの厳しい表情で星野監
督は開幕戦の舞台、東京ドームのグラウンドに足を踏み入れた。「今の
気持ちは特別変わらない。自分たちの野球をやるだけだ」。迫力たっぷ
りの声が、ドーム内に響いた。 「巨人とは宿命的なものを感じるな」。
最初に中日監督を務めた87年、開幕戦の相手が巨人だった。「絶対に
勝つ」と意気込み、自信を持って臨んだが0−6と完封負けした。第2
戦も落とし第3戦に勝つまで悔しさで眠れない夜を過ごしたという。
阪神の監督1年目、再び開幕戦は巨人。切り離せない因縁だ
が今は監督として積み重ねた11年のキャリアがある。
「向こうの方が緊張しとるやろな」と巨人の原新監
督の心境を気遣う余裕さえ見せた。

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