7月の阪神情報


最下位脱出を目指して頑張ろう。う-ん、来年へ向けて若手の育成だ。(笑)

7/31
阪神8-0ヤクルト

谷中初完封

谷中、初完封

派手なガッツポーズはない。プロ入り初の完封勝ち、それどころか完投
さえも初めてだ。それでも谷中は、いつもと同じだった。はにかみながら
ナインとハイタッチ。それでも「今年が始まった時にはこんなことになると
は思わなかった」。西武で通算5勝を挙げてはいたが、今季2軍でくす
ぶっていた。そんな時、トレードで阪神にやってきた。「阪神さんに拾って
もらったようなもんなんで」。先発だけでなく中継ぎとしても登板するなど、
フル回転。それでも感謝の気持ちがあるからこそ「今は投げさせてもらえ
ることがうれしいんで…」と言い放つことが出来る。「タイガースに来て右
も左も分からないまま、矢野さんのリードでインコースを攻めることを
覚えた。今は気持ちだけで投げられていますね」。自身にとって
心に残る完封は、チームとしても、今季初の完封とい
う大仕事だった。
7/29
阪神1-6横浜

3連敗

ベンチから引き揚げて来た野村監督の表情も、険しさを増して来た。「継投
が失敗したな。継投は難しい。100%成功して当たり前。福原がいないのが
応えたな」。魔の終盤。初戦は8回に先制を許した。前日は7回に逆転。そ
して、この日は8回にダメ押しの4失点。“中継ぎエース”を欠いたリリーフ陣
が踏ん張れず、3連敗を喫した。「キッチリ、抑えないといけないところだった
だけど」。さすがの川尻も、元気がなかった。ハンセルの2番手として8回
に登板も、3安打2四死球の4失点。投手がしのいで、打線が驚異の粘り
で勝利をもぎ取る。7連勝中の勝ちパターン消滅に、指揮官に焦りの色
が見え隠れする。「ウチは投のチーム。打つ方はアテにしていない」と
コメントした野村監督。一番の心配事が“投壊”であること
に違いはないが…。

7/27
阪神2-3横浜

後半戦スタート

前半戦を破竹の7連勝で終える原動力となった驚異的な粘りもあと
一歩及ばなかったが、明日に、未来につながる土壇場の反撃だった。
3点を追う完封負け直前、重い扉をこじ開けたのは桧山。中堅後方を襲
うフェンス直撃の2点二塁打だ。1点差。一打出れば同点の舞台だったが、
八木、エバンスが倒れた。「もっと早くに打っておきたかった。(小宮山は)
丁寧に投げ分けてたから、的が絞りずらかった」と追撃の2点打を放った
桧山は、前半に凡打の山を築き上げたナインの反省の声を代弁した。連
勝はストップしたが、肩を落とす必要はない。後半戦はまだ始まった
ばかり。本拠地・甲子園が熱い声援を携えて待っている

7/18
阪神5-3巨人

エバンス、八木が快打

やるじゃない、エバンス

エバンスが大仕事をやってのけた。まずは3点を追う5回、反撃の口火を
切る甲子園初アーチ。E砲の一撃が、宿敵撃破の号砲となった。若手の
活躍で歩み出した連勝街道にベテランも加勢した。続く6回、神様・八木が
左翼フェンス直撃の同点の2点二塁打。「若手の活躍もいいけど、僕もたま
には仕事をしないとね」と36歳の古参株が、スタンドに黄色いメガホンを揺
らさせた。 そして大トリはまたもエバンス。勝ち越し打を左前に運んだ。
「こんなに大きな声援の中で、自分の能力を発揮することができてうれしい。
チームの勝利に貢献できて満足している」。破竹の連勝で一時は膨らむ
一方だった借金は、6月22日以来の1ケタ「9」へと減少。前半戦の総決
算となった宿敵との3連戦も残り1試合。この勢いはだれにも止め
られない。欲をいえば、今夜も勝ちたいなあ。(笑)

7/17
阪神3-2巨人

井川 好投
福原 ナイスストッパー
上坂 サヨナラ打
 
またも、サヨナラ勝ち

歴史的瞬間だ。9回、2死一、三塁。上坂の打球が三遊間を抜ける。
殊勲のは、両こぶしを天に突き上げたまま走った。「自分の体じゃな
いみたいに緊張していた」。またも劇的。またもサヨナラ。6月20、21日に
続き、巨人戦3試合連続のサヨナラ勝ち。球団史上初の快挙に、スタンド
も総立ち。今季初の5連勝で4位浮上。甲子園が今季、最高に沸いた。
「延長とかになっても、サヨナラで、っていうムードがある。自信を持って
やれるようには、なってきたかなとは思いますけど…」。5回には上原か
らタイムリー。2回の守備ではバックハンド・グラブトスで併殺も完成
させた。歴史に名を刻んだ上坂が、しみじみと言った。「うれし
いなあ。今日は。何か、うれしい」―。

7/14
阪神7-1ダイエー

塩谷 大活躍

ウエスタンリーグ観戦記

鹿児島のやぼやすです。 今日(7/14)鹿児島・国分市野球場で
ウエスタンリーグの ダイエー対阪神の試合があり、観戦しましたので
概略報告 します。 正午に試合開始、気温は30℃は超えていたでしょう。
先発は部坂です。5回を1失点ですのでまずまずの投球。 攻撃陣でひ
ときは目だったのが塩谷でした。第1打席で フェンス直撃の3塁打で先
制し、2打席目は、レフトへの 場外ホームランを放ち、守備でもいい動き
を見せました。 6回からは吉野、伊藤、面出とつないで得点を許しません。
この日は攻撃も日ごろの阪神とは違って梶原、平下など の活躍で効率的
に得点をあげ、7対1(8回を終わって)と ダイエーを圧倒しました。 うちの
カミさんが言うには、4番の曽我部の守備、打撃 センスが一番だったと
のこと。未来の阪神の中軸になる のでは・・・・。 帰りの時間の関係で
9回は観戦できませんでしたが、 スタンドを降りたところで坪井が2塁
打をを放ちまし たが後はわかりません。まさか、負けてはいな
いと おもいます。


トレーニング中の伊藤投手
7/14
阪神5-4中日

浜中 決勝打
今岡 同点2ラン

浜中、サヨナラ打

試合を決めた阪神・浜中は満面の笑み。「全力で思い切り振ること
だけを考 えていた。抜けてくれと思いながら走った」。延長十二回1死
二塁、真ん中高 めの直球を叩いた打球は左中間を抜けた。自身2本目
のサヨナラ打に「自分で 決めるつもりだった」と今季8度目のサヨナラ勝ち
に声を弾ませた。九回に3 連打で追いつき、2点のリードを許して迎えた
延長十回には今岡の4号2ラン で再び同点。主導権を中日に握ら
れながら阪神が粘りに粘った。
7/13
阪神10-3中日

伊達投手頑張る
 
17安打10得点

毎回の17安打は今季チーム最多。10得点は最多タイ。「初めてやろ。
記憶に ないな」と阪神・野村監督も驚く。初回の浜中の先制三塁打を皮
切りに三回ま でに5得点。3度目の先発となるルーキー伊達と今季初ス
タメンのカツノリと いう若いバッテリーを援護した。伊達は伸びのある
直球を武器に6回2失点の 好投で2勝目。ローテーション投手と
してやってくれれば後半戦がたのしみだ。

7/12
阪神3-1横浜

桧山が好調

福原がよくなった

 借金返済へ、一つの形が見えた。福原―成本の黄金リレー。先発とし
ては眠り続けていた福原の右腕が、セットアッパーとして目を覚ました。
 前日に続き中継ぎとして7回、二死一、二塁で登板すると、矢野が横浜
の意表を突いた重盗を阻止。ピンチを切り抜けると、あとは福原の独壇場
だった。8回、種田を三ゴロに仕留めると、鈴木尚、小川を連続三振。1回
をピシャリと抑え、成本につないだ。 5日の中日戦。バンチの死球で「第
5中手骨」を骨折。今も左手の薬指と小指を簡易ギプスで固定し、特殊グ
ラブをはめてマウンドに上がっている。「バントやバスターも出来ないから
な」と木戸バッテリーコーチ。打席に立つ機会の少ないリリーフ登板
が少なくとも球宴前までは続きそうだが、この日の内容を見
る限り、先発に戻っても期待はできそうだ。

7/5
阪神6-3中日

勝利投手 福原
 
一挙に5点もとった

「鬼門」なんて、もう呼ばせない。若トラたちが勝利をもぎ取った。
主役を務めたのは強烈なライバル意識に支えられた沖原、赤星、
浜中の若トラトリオだ。 1点差の3回、無死満塁。まずは沖原が押
し出し四球を選んで同点。そして続いたのが赤星。バンチの高めの
直球をとらえ、決勝打となる勝ち越しの中前打をライナーで運んだ。
さらに、浜中が2点右前二塁打を放ち、勝利を手元へとたぐり寄せた。
 98年の6月以来、3年ぶりとなるナゴヤドームでの勝ち越しで、5位
に浮上した。7月に入って3勝1敗。経験を自信に変え、日々躍進し
続ける若トラの息吹が、これからも低迷脱出のカギを握っていく。

7/3
阪神4-2中日


粘りが出てきた

中込が打たれながらも勝ちを呼びこんだ。(笑)
阪神が競り勝った。2―2で迎えた延長10回、桧山が左中間
二塁打を放ち、犠打野選と四球で無死満塁。1死後、三塁手
の失策で勝ち越すと、矢野の中犠飛で貴重な2点目を加えた。
ハンセルは緩急をつけて、6回を5安打1失点。救援陣も粘り、
10回は成本が締めくくった。中日打線は、ひところの阪神を
思わせるような拙攻が目立った。

7/1
阪神7-6ヤクルト

またも、サヨナラ勝ち

 ナインにもみくちゃにされたカツノリが、最後に広沢と抱きついた。
涙が止まらなくなった。「カツノリコール」に泣き顔のまま、左のこぶし
を一塁側スタンドに突き出した。「初めての経験ですし、選手の喜ん
でいる顔を見て…」と涙の理由を話した。ベンチで息子を迎える野村
監督は、何ともいえない顔をしていた。カツノリの顔を見た瞬間、親父
の顔に戻った。笑顔がこぼれた。3点差を追う9回だった。沖原の適時
打、代打・根本の2点二塁打で3点を返し、同点にした。二死一、二塁
のサヨナラ機で、野村監督は代打にカツノリを起用した。「山田が出よ
うとして“おーい、待て”と言った。ああいうところではカツノリの方
がいい」と説明した。カツノリは初球、高津のシンカーを狙い打
ち、左中間を割った。息子のバットでヤクルトに今季初のカード
勝ち越し。苦しい立場に立たされている指揮官にとって、
現実を少しだけ忘れさせてくれる一打となった。


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