東西対抗戦(鹿児島)の塩谷選手
99さん撮影
将来のタイガースの4番打者といわれているが・・・・
また、サヨナラ勝ち (7/31) ハンセルが四球を出してランナーをため たところで、ガツンと一発を浴びるシーン がまたも再現された。ノーアウト満塁から 4点を取られた時は、大敗を覚悟した。 しかし、相手のエラーなどに助けられ、 コツコツ取り返して9回には同点に追い ついてしまったのだ。阪神にもねばりが 出てきたようです。これもハンセルの後 を引き継いだ中継ぎ陣のおかげです。 土壇場で追いついた阪神が、延長11回、 サヨナラ勝ちした。阪神は1点を追う九 回一死満塁から、代打・八木の右飛で同 点とした。延長11回、四球の矢野を一塁 に置き、途中出場の松田が右翼線二塁 打を放ち、矢野が一気に生還して決着を つけたのだった。松田、なかなかやる なあ。どんどん使ってほしいものだ。 |
鹿児島・川内球場 ウエスタン・リーグのダイエー対阪神の 試合(バッターは阪神の松田外野手) |
サヨナラ勝ち (7/29) 初回から広島に押されっぱなしで、負け ムードの試合であったが、広島の拙攻に 助けられて幸運のサヨナラ勝ちを収めた。 4−4の延長10回、坪井、和田の連打で 一、二塁とし、代打今岡、新庄は凡退した ものの、タラスコが右中間へ安打を放って 勝利を決めた。9回途中から登板し、反撃 を封じた5番手の葛西が3勝目を挙げた。 大方の予想を裏切る形で後半戦開幕投 手に指名された川尻が、持ち味を十分に 発揮し、7回を6安打2失点の好投。試 合後は「ぼちぼちじゃないの。6三振? まずまずだね」と淡々と振り返った。 これで3試合続けて勝利投手にな っていないが「勝ち星はいずれ ついてくるよ」と気にする様 子はなかった |
広島に大敗 (7/30) 満を持して後半戦のマウンドに上った 星野伸だったが、3回8安打5失点と広 島打線に打ちまくられた。試合後は何を 聞かれても「今日は何もないよ」と繰り返 すだけだった。八木沢投手コーチは「制 球が身上のピッチャーが今日は甘かっ た。球が高かったしね」と、打たれ た原因を分析していた。 広沢がウエスタンの近鉄戦で代打逆転 サヨナラ3ランを放った。1点を追う9回裏、 1死一、二塁の場面で3球目を豪快に左越 えに運び、存在感を見せつけた。劇的弾に も「ゲームを崩さないようにしないとね」とベ テランらしい余裕のコメント。ケガ以外では 長期の二軍生活は初めてとなるが「いろ いろな経験をさせてもらってる。心の 修業だよ」と話した。 |
オールスター第2戦 (7/24) オールスター第2戦は、神戸で行われ 藪、坪井、遠山、新庄などの阪神勢が 大活躍して、スタンドを沸かせた。(拍手) 地元とも言える神戸での先発マウンド。 そんな重圧をはねのけて、阪神の藪が 好投した。1回、イチローに初球をいきなり 右翼線へ二塁打されたものの、その後は 冷静な投球で2年連続の勝利投手。打者 9人に対し、1安打、2三振、無四球と上々 の内容で優秀選手賞を手にした。イチロー に安打を許し、「試合前から(対戦を)意識 していたんですが、簡単に打たれました ね」と悔しそうな表情を見せた。 一方、西武の松坂は2回を投げて3失点。 速球勝負も実らず期待を裏切った。 自慢 の速球を投げ込む松坂。先頭打者の坪井 に対して、1球ごとに増していく球速に球 場全体がどよめいた。初球は149キロの ストライク。151キロ、152キロでファウル を打たせた後の4球目。松坂の今季最速 となる154キロが出た。だが、この剛速球 も坪井のバットに当てられ、ファウルにさ れてしまう。5球目の153キロを右前に 運ばれた。この日の坪井は気合いが 入っていた。松坂を打った自信で 後半戦も頑張ってくれそうだ。 |
さあ、後半戦だ (7/28) 矢野も怪我から復帰する。借金を返 済して、優勝戦線に殴りこみだ。(^。^) 野村監督が後半戦の方針として “一戦必勝”を打ちだした。後半戦開幕を 前に「順位のことは関係なく、オレの気持 ちも含めて、こないだも選手を集めて言っ たんだが、お客さんがあれだけ入ってくれ ているんだから、原点に帰って一生懸命や るということ。それだけですわ」と、神妙な 顔で話した。最終調整となった27日こそ、 通常の試合前練習程度にアップとフリー 打撃という軽めの練習で切り上げさせた が、球宴期間中は貧打解消のため、野 手組に打ち込みをさせた。これもファン に失礼な試合を見せられないという 思いの表れだった。 投手陣がちょっと疲れ気味だったが 球宴中の休暇でリフレッシュしたと思 う。当面は、5割復帰を目指して、ノム さんの言う通り一戦必勝で頑張って ほしい。また、大豊がしばらく出れ ないのは痛いが、そこは全員野 球で乗り越えよう。 |
借金11で後半戦へ (7/20) オールスターまでに何とか借金を一ケタ に減らして後半戦を迎えたかったが、とうと う借金が、11にまでふくらんでしまった。 昨年を下回る成績で迎える後半戦。 当面、5割復帰という数字が目標になる が、まずは1つ1つ勝利を積み重ねて行 くこと。そのための課題もハッキリしてい る。「ピッチャーは頑張ったが、打つ方が 弱い。そっちを重点的にやる」と松井ヘッ ドは言った。球宴期間中の練習では、徹 底的な打ち込みで貧打解消を目指す。 さらに、ここ12試合、先発に勝ち星のな い投手陣には、徹底的な走り込みを課して リフレッシュさせる。試合終了直後、ロッカー ルームでは野村監督が全ナインを前にゲキ を飛ばした。「後半戦も頑張ってやって行こ う」。そう、ゼロからの再出発で後半戦の 巻き返しをはかろうじゃないか。 |
大豊出場停止に (7/21) 昨日の巨人戦で審判の判定に暴言を 吐いたとして、大豊が7日間の出場 停止処分になった。(う〜ん?) この処分に不満の球団は要望書提出を 検討することになった。連盟から電話で 処分を伝え聞いた野崎専務は「なぜ、そ んなに重いのか。まさか出場停止にまで なるとは思ってもいなかった。権威をカ サにきた一方的な処分という気がする」 と不満あらわにした。。高田球団社長も 「当事者の事情を聞かず、審判側の言 い分だけによる裁定になっている」と話、 大豊も「納得できません。23日にもう一 度、球団と話し合ってからコメントい たします」と答えた。 フレッシュオールスターが松山で開 かれ、阪神の上坂が優秀選手賞 に選ばれ、50万円を獲得した。 |
メイをKOしたが (7/18) 先発のメイを早々とKO。 3点リードで、藪がスイスイ投げてい たが、突然、集中打を浴びて、逆転 されてしまった。リリーフした、福原 も油を注ぐことになってしまった。 3点リードされた9回の裏、少しばか りの意地を見せてくれた。代打・田中、 桧山が連続安打でチャンスをつくると、 代打の神様・八木が木村のシュートを狙 い打ち。左翼席へ同点3号3ランだ。「泳 いだ感じがあるけど(狙い球は)シュート1 本やった。でも、きょうは勝ちたかった」と 八木。7回には藪―福原が巨人打線の えじきになり必勝リレーも崩壊した。 このところ、投手陣はお疲れのよ うで、集中打を浴びるケース が目立つなあ。 さあ、あと、2試合で前半戦は終わる。 気合いを入れなおして打倒巨人へ 立ち向かおう。阪神の意地を 見せようじゃないか。 |
サヨナラ勝ち (7/19) 昨日に続いて、今夜も延長戦になった。 しかし、この試合は、阪神の執念が巨人 を上回った。阪神の意地をみせた。(^。^) 昨夜の失敗を教訓に、福原が見事 にリベンジを果たした。8回、自ら招い た一死満塁の大ピンチに、対戦した 佐々木、仁志へすべて直球勝負を挑 んだ。9球投じたうち、なんと7球が 150キロ以上だ。気迫のこもったボール に佐々木は見逃し三振、仁志を中飛。 新庄が捕球したのを見届けると、右手 でガッツポーズを作った。その裏には 打線が同点に追いつき、延長10回の サヨナラ勝ちのお膳立てをした。 8回だけの登板だったが、その豪腕 で勝利を呼び寄せた。「昨日(18日) のことは考えてもしょうがない。次が あると思って気持ちを切り替えた」と 福原。七回途中から登板した前日は 清水に逆転二塁打、元木に2ランを 浴びるなどしてリリーフに失敗した。 執念といえば、得点の足がかり をつくった新庄の気迫のこもった バッティングも見逃せない。 |
阪神がやってきた (7/17) 阪神タイガースが鹿児島にやってきた。 と、言ってもウエスタン・リーグだが・・・。 7/16(日)鹿児島県川内市でウエスタン・ リーグの公式戦・阪神対ダイエーの試合 が行われた。阪神の試合が鹿児島で行 われるのはきわめて珍しい。旧式のデジ カメをもって川内の運動公園にいった。 試合開始は、正午からだが、私が到着 した、午前10には、阪神・ダイエーの選 手たちは、思い思いのメニューにしたが って体をほぐしていた。大きな阪神の球 団旗とトランペットや太鼓を持った応援 団の人たちも続々集まってきた。 川内市長の始球式は、見事なストライ クが阪神の片山捕手のミットに納まり 球場がどよめいた。(大拍手) 先発は、阪神・井川、ダイエー・小椋で で始まった。初回の阪神は、高波、上坂、 塩谷が簡単に料理されてしまったのに対 して、井川はなかなかストライクが入らな い。フォアボールで塁を埋めたところで、ワ イルドピッチやヒットをからめられて、アッ という間に、3点を失ってしまった。2〜3回 も四球を出しては、打たれるというパター ンで6失点でKOされてしまった。(涙) |
一方、攻撃陣は、ダイエー・小椋の前に 凡打の山。せっかく出塁したかと思うと ダブルプレーなどで3塁までなかなか進 めない。一軍で見なれた広沢や星野修 のバットも湿りっぱなし・・・。外野席の 応援団も気勢があがらない。一軍もこ のような試合が多かったなあ。 唯一、阪神応援団が沸いたのは、 吉本が、レフトスタンド場外に打った ホームランのとき・・・。トランペットや 太鼓の声援が一気に爆発した。試合 の行方が決まった9回には、定詰の 3ランが飛出したが焼け石に水・。 一筋の光明は、井川に代わって登板 した、舩木の投球だ。リズムよくスイス イ投げ始めると、試合がひきしまった。 見ていても気持ちがいい。窪田もまず まずの投球を見せた。 試合後、ベンチ前で、監督とコーチ の反省があった。特に、古沢コーチ は、先発の井川を前に、「お前の課題 何だったか。課題を持って投げたか?」 と、問い詰め、全然進歩が見られない と切り捨てた。そして、「このままじゃ、 お前の選手生命は終わってしまうぞ」 と厳しいことばでしめくくった。 本当に今日の投球はプロの投手 というには恥ずかしい内容だったぞ。 コントロールを磨こう、井川君。 |
大豊、2打席連続弾 (7/15) 打席でソワソワしている時は、打てな いが、じっと落ち着いて構えている時は、 簡単にホームランになることが多い。 「きょうは僕のテーマソングを“ハイホー、 ハイホー”と歌いながら帰って、ビールを飲 んで下さい」。連発でお立ち台に立った大 豊の言葉で、虎党の歓喜は最高潮に達し た。開幕から7連敗を喫した横浜に、これ で6連勝。対戦成績を8勝8敗の5分まで 引き戻した。勝利を決めた一撃は3回に飛 び出した。野村の内角フォークを引っ張る と打球は低い弾道のまま、右翼ポールを 巻いた。2打席連続の14号3ランだ。 2回の第1打席では、バックスクリーン 左へとたたき込んだ。13号先制ソロ。1試 合2本は9日のヤクルト戦(神宮)で放って 以来、今季2度目。7月に入って11試合 で6本塁打とペースも上がってきた。 この日も、福原が150キロ台の速球 で、ナイスリリーフを果たした。(^。^) |
打撃戦 (7/16) 阪神と横浜との壮絶なノーガードの 打撃戦をなんと阪神が制しました。 15安打を放った阪神が、横浜に対する 連勝を7に伸ばした。阪神は新庄の先制 二塁打などで序盤に4点をリード。先発・ ハンセルが乱調で3回に同点とされたが その裏、檜山の1号2ランで勝ち越し。 8回には山田の適時打などで貴重な2点 を追加した。小刻みな継投で横浜の反撃 をしのぎ、伊藤が今季初勝利、葛西が 踏ん張り、10セーブ目をマークした。 いや〜、阪神が15安打を放つなんて、 坪井、田中、そして、問題の桧山までポン ポン簡単にヒットを打つのですから たまり ません。取ってもとっても横浜が追いかけ てくるのですから最後まで気が抜けなか ったが、しばし、貧打阪神を忘れさせる 試合でした。いつも、このように点数 が入れば楽しいだろうなあ。(笑) |
ナゴヤドーム12連敗 (7/13) 打てない上に、ポロポロエラーが出て 中日に完敗、ナゴヤドームで12連敗。 やはりこの球場には、何かが潜んでいる のか…。失策あり、押し出しあり、虎党が メガホンを投げ入れるシーンあり。9回の 猛追でもカバーしきれないミスのオンパ レードで、ナゴヤドーム12連敗。不名 誉な連敗記録をまた更新した。 ことの始まりは0―0で迎えた3回。先 頭・井上の何でもない当たりを守備に定 評のある田中が弾く。これをきっかけに3 失点。「ここは去年もエラーしてたので、 弱気にならないでおこうと思ったんです が…」。アピールポイントの守備にミスが 出たとあって、顔は自然と下を向く。 5回には無死満塁から、ゴメスが放った 打球は、根本の胸元からポーンとこぼれ 出た。併殺どころか、傷口は大きく広が り、この回5点を失った。墓穴を掘って 嫌なジンクスはさらに続くことになった。 |
出た、最速・155K (7/14) 試合は中日に負けたが、リリーフした 福原が球団史上最速の155キロを記録 した。(拍手) 右足が、力強くマウンド の土を蹴る。重心を低く落とし、体全体 に力を蓄えると、それを指先に集約させ た。スピンの利いたボールは、瞬く間に 山田の構えるミットに到着。ひと呼吸 おいて、4万観衆がドッと沸いた。 虎も竜もなく、スタンドの全員が福原 の1球に酔っていた。 五回二死二、 三塁。神野をカウント2―2から空振り 三振させた渾身(こんしん)の直球が、 今季両リーグ最速の155キロを記録し た。もちろん自己最速。長い伝統を誇 る阪神でも計測された数字としては NO1。プロ野球歴代でも6位タイの スピードだ。借金は11にまで 膨らんだが福原の復調に 一筋の光明を見た。 |
鬼門の名古屋ドーム (7/11) ヤクルト戦の連敗が止まったと 思ったらまだ、名古屋ドームでの 連敗記録が残っていました。(笑) 球宴まで残り9試合、借金をひとつでも 減らして後半戦につなげたい阪神は、 11日から目下10連敗中と相性の悪いナ ゴヤドームで中日との3連戦に挑む。敵 将・星野監督から球宴監督推薦の内定 通知をもらった藪が初戦に登板、鬼門へ の終止符を打つ。6月8日の巨人戦で挙 げた6勝目を最後に、白星に見放され2 連敗中。7月反攻、一カ月ぶりの勝利を 収めるために下半身強化、夏場対策とし て、走り込みに重点を置いた調整を選択 し、可能な限りの時間を費やした。 ようやく打線に活気が出てきたので 借金返済週間といきたいところだ。 |
藪、好投すれど (7/12) 今季最高のデキと表現してもいい。それ ほど、藪のピッチングは冴え渡った。許し た走者は4回福留の二塁打だけ。それ以 外の打者には、満足にバットも振らせな かった。8回の攻撃で代打が送られるま で、“準パーフェクトピッチ”。2年連続通 算6度目の球宴出場に内定通知を出し てくれた敵将・星野監督に感謝のピッチ ングで応えた。「打線との絡みもあるし、 もうあと一歩のところまで(中日を)追い 込んだからな。だいぶ球も走ってくるよ うになったよ」と藪のことば・・・。 7回77球。余力は十分に残っていた。 それでもチームの勝利を最優先に考えた 野村監督の作戦に、異論はない。「勝た なアカンやろ」。約1カ月ぶりの7勝目 はお預けになったが、前向きな気持 ちに変わりはなかった。次に 期待しよう。(^。^) |
どうした、福原 (7/9) このところ、投手陣が突然崩れるシーン が多い。この日のヤクルト戦もそうだ。 4回までMAX152キロ(自己最速タイ)の 剛速球を武器に、ヤクルト打者をなで切 りしていた男が突然崩れた。6回、天国 から地獄へ真っ逆さまに落ちていった。 今季ここまで巨人・高橋由以外に本塁 打を許していなかった福原がよもやの3 者連続被弾。ペタジーニに3ランを打たれ ると古田にも左翼席へ。さらに高橋智に も左翼席へ運ばれた。打たれるたびに 左翼席から7回の攻撃用に準備してい ジェット風船が数百個ずつ上がった。 また、打つ方もフランクリンを筆頭に 凡打の山を築いた。好調な大豊を なぜ、スタメンから外したの?。 |
大豊、2連発 (7/10) 大豊の2打席連続ホームランで ヤクルトを突き放した。まず2回。右翼 席へ11号弾。「先手必勝の試合で、オレ のミスで先制を許してしまったから打て て良かったよ」。初回1死一塁でハンセル のけん制球を「太陽が目に入って」後逸。 先制点を与えるキッカケを作った。その借 りをひと振りで返した。続いて3回は1死 満塁の場面。98年7月31日以来となる1 試合2本塁打は、勝ち越しとなる移籍後 初の満塁弾。ベースを1周する大豊が、 自慢の胸を誇らしげに突き出した。「これ からもっと暑くなる。ファンの皆さんも、 もっと熱くなってください」。ファンを熱く させ喜ばせるのは、自分のバットであ ることを、だれより大豊が1番分 かっている。また、この日に 新庄にも一発が出た。 |
投手陣KO (7/7) フランクリンの加入で攻撃に厚みが 加わったと思ったら、今度は投手陣が 簡単にノックアウトされ出した。(涙) 「6点取って、なんで勝てないの・・・・」 守って勝つ。お得意の勝ちパターンが、 崩れ去った。始まりは先発・湯舟だ。3点 のリードを4回、ロペスに満塁弾を打たれ てあっさり失う。結局、4回2/36失点で 降板。さらに星野伸に代わって登録され たばかりのミラーが右肩に痛みを覚え、 たった1日で抹消されることになった。2 番手として登板、同点にしてもらって迎え た6回に勝ち越しを許し2敗目と、まさに 踏んだり蹴ったり。「肩が痛むんだ。あし たは鳴尾浜だよ」と力なく話した。とどめ は6回途中から登板した3番手・吉田豊 が1回2/3を2失点。「配球の問題もあっ たし、ボールも高めに浮いてしまった。 すべて結果だから」とうなだれるしか なかった。フランクリン、大豊が 打ち出したのだから投手陣に 頑張って欲しいところだ。 |
いいぞ、フランクリン (7/8) 合流後の3試合で早くも2本塁打を 放ったフランクリンが神宮での爆発を 宣言。阪神首脳陣も懸案だった打順を 当面「三番」で固定する方針を固めた。 柏原打撃コーチは「いい形で打線の中 に入ってくれた。思った以上に結果を出し てくれている。しばらくはこの形でいくだろ う」と最近7試合続けて5得点以上と、よう やく調子が上向いてきた打線は、いじらな い考えを示唆した。 ネックだった三塁守 備の不安も徐々に解消されつつある。この 日も、中止決定後の神宮球場でランニン グスローや捕球練習に必死に取り組んだ。 「リラックスしてやれるようになった。きょう はプレーしたかったね。練習よりも実戦で 慣らしていきたいから」と台風をうらんだ。 松井ヘッドコーチは守備位置について「 固定はしない。外野も含めていろんな形 になると思う」と語ったが「三番・サード」 で結果を残しているだけに当分の間 はこのままでいけそうだ。(^。^) |
ホームランは打ったが (7/5) フランクリンは、早速ホームランを 打ったが、大量点につながるエラー があり、ほろ苦いデビューとなった。 序盤で4点を先制、完勝ムードが漂っ た大阪ドームが、その数時間後、沈滞 ムードが漂った。よもやの逆転負け。 野村監督の采配が1度ならずも2度も 裏目に出たためだ。(1)1点リードで迎 えた7回、藪に見切りをつけた。ここで 指名したのが遠山でも西川でもなく、 ルーキーの吉野。先頭の前田に四球 を与えると、続く金本に最悪の逆転2ラ ン。吉野は試合後、即座に二軍落ちを 通告された。(2)1点を追う8回1死二塁 投手が高橋から河野に変わったその 初球、代走・高波が盗塁を試みたが、 三塁寸前でタッチアウト。「あれはサイ ン。いけるという確証があったから、出 したんやけど」と松井ヘッド。打席に はチームで最も安打の期待できる 和田がいたのだが…。 |
川尻好投 (7/6) 川尻が前半こそもたついたものの、尻上 りに調子を上げて広島打線を抑えこんだ。 「ここは相性いい球場だからね。負けた ことないし広島戦3勝か。ハハハッ」 大 阪ドームでは過去3試合に登板し、自身 の勝敗は関係ない。それでも、防御率の 3・15は上々の数字。そして何より、投げ た試合すべてにチームが勝っていること が、マウンドに上る前から川尻の中には いいイメージばかりが芽生えていた。 さらには昨年オフ、腕の出どころをスリ ークオーター気味に上げたことで大幅な 球威アップに成功。この自信がサブマリ ンの泣きどころともいえる左打者対策も 「まっすぐが走っていることで変化球が 生きる。全然苦じゃない」といえるまでに なった。金本に前田、野村らスタメンに 5人の左打者が並ぶ広島打線を封じた ことは、これ以上ない成果の表れだ。 フランクリン、新庄、大豊と並ぶ打線 にも迫力が出てきたぞ。 |
ハートキー2軍へ (7/3) ハートキーが”涙の落選”となった。 フランクリンの加入で焦点となっていた、 阪神の外国人野手生き残り戦争に結論 が下された。2日の試合後のコーチ会議 で、フランクリンの1軍昇格とハートキーの 2軍降格が決定。ハートキーはきょう3日 に登録抹消、フランクリンは広島戦(大 阪ドーム)の行われる4日に出場選手 登録される見通しとなった。 1軍生き残りをかけた横浜戦。 前日まで2試合連続本塁打と活躍し たタラスコは、三回の右前適時打で打 点1。劣勢だったハートキーも、三回の 同点適時二塁打に、四回の2点二塁 打と3打点を挙げて勝利に大きく貢献 した。しかし、2本の適時打以外の 3三振と、タラスコに比べ長打力が 劣る部分などを含め、総合的見地 に立ったうえでの判断のようだ。 |
フランクリン登場 (7/4) いよいよ阪神待望の大砲・フランクリン が一軍デビューする。(大拍手) 3日は練習休みとあって、フランクリンは 神戸市内の自宅で静養。“デビュー戦” を前に、「とても興奮している。1軍でプ レーするチャンスを与えられ、感謝して いるよ。何とか、このチャンスを生かし たい。一生懸命、頑張るしかないね」と 意気込みを語った。フランクリンの最大 の魅力は、左右両打席から見せる、パ ワフルな打撃。1軍の練習に合流した 1日のフリー打撃では49スイングで11 発と、大物打ちの少ない虎打線にとっ ては待望久しい大砲の出現だ。「まあ あしたのお楽しみだね」と松井ヘッド は起用法についての明言を避けたが、 ハートキーに代わって3番・サードでの デビューが濃厚。フランクリン、新庄、 大豊の“重量トリオ”で上位進出を うかがう。 守備が少し不安だが 一発の魅力で帳消しといこう。 |
新庄と大豊が猛打賞 (7/1) 中軸が打てば勝ちます。それに、期待 していなかったタラスコにまでホームラン が飛出せば負けるはずがありません。 連敗脱出に燃えたのは新庄&大豊。 ヒーローの座こそタラスコに譲ったが、 逆転劇のお膳立てはこの2人のバット だ。3点ビハインドを追って1回裏、ま ずは新庄が横浜・小宮山から中前へ タイムリー。続いて「新庄のタイムリー で気持ちが楽になったよ」という大豊が 右翼席上段に2試合連続の8号同点 2ランを突き刺した。新庄はその後も ヒットを重ね、今季5度目の猛打賞。 大豊も4月23日以来、68日ぶりの猛 打賞を記録した。「力んでなかったで しょ?(初回)2アウトからでもああいう のが出れば、流れは変わるんです」 と新庄が言えば、フランクリンの加入 でシリに火がついていた大豊も「3点 取られた直後だったから、何とかし たかったんだ」と頼もしいことば が返ってきた。(大拍手) |
大豊復活 (7/2) 元気な大豊が帰って来た。調子のバロ メーターでもある“大豊節”が、甲子園に こだました。「ジメジメして大変。暑苦しく なって来た。ビールの季節。ゆっくり飲ん で下さい」今季初のお立ち台に立った大 豊は、じょう舌だった。同点で迎えた7回 一、二塁の好機で、新庄が三振に倒れ た。「新庄はバントかなと思った。でも、監 督が出て来て、バントはないと思った。新 庄が打ってくれるのが本当は良かったん だけど、いい場面だったからね。こっちも 何とかしたかった」。不振の時なら、力み が目立っていた場面だが、今は違う。会 心の一撃が一、二塁間を破っていった。 勝ち越しのタイムリー。さらに打球の勢 いに圧倒されたのか、右翼手・中根が後 逸し、一塁走者のハートキーまでも迎え 入れた。今季初の2試合連続逆転勝利 を決めた大豊に、頼もしさが戻った。 フランクリン効果か、タラスコにも 当たりがでてきた。(拍手) |