1999年度	11月の最新情報を報告します

星野が阪神に来る 　（11/28） 待ちに待った星野が阪神への入団を 正式に表明した。星野投手は「野村監督 と話をして、新しい勉強ができる、必ず 自分の野球人生のプラスになると思 った」と、阪神を選択した理由を語った。 条件面については明言を避けたが、３年 以上の複数年契約を結ぶと見られる。 同投手には阪神のほか、オリックスも残 留を求めて交渉していた。 　星野投手は １９８３年、北海道・旭川工高からドラフト ５位でオリックスの前身、阪急に入団。 ８７年からは１１年連続で２ケタ勝利を マークした。通算３８８試合に登板し、 現役では巨人の斎藤雅樹投手 の１７５勝に次ぐ１６８勝を挙 げている。	カツノリの入団 （11/30） 噂のあった野村監督の息子の入団が 決まった。プロの世界だから実力さえ あれば、問題はないのだが・・・。 インターネットの阪神の公式ホームページ には３０日夕までに、「名将も１人の親」 「チームを私物化するな」などという賛否 両論の意見が延べ約１５０件も寄せら れている。 批判の矛先はもっぱら野村 監督に向けられた。「悔しいのは、これで 巨人の長嶋監督と同じことをしてしまった こと」「長嶋（監督）が一茂（現スポーツ キャスター）を巨人に入団させた時には 批判したのに」。野村監督が毒舌の的 にしていた長嶋監督と同じ行動を とったことがファンには納得が いかないようだ。 ノムさんも結局は人の子か。
シブ賃体質の改善を 　（11/26） 選手会主催のゴルフ大会が開かれた。 この場で阪神のシブ賃体質の改善を 球団側に申し入れることになった。 藪選手の話 「大豊さんや坪井の時もそうだけど、ウチ はボーナスのことを話題にすると、『前例 がないから』で終わりだもんね。ウソでも いいから、活躍したら出すとか言って欲し いよね。そしたら選手も気持ちよく、フォ ローウインドに乗って行ける。でも今は 逆にマイナス。球団はお客さんも入って 儲かっているのに、選手の士気 に関わるよ」。 この臨時ボーナスの件については 契約更改の席上で藪が球団に 申し入れるという。 なお、ゴルフ大会の最下位は、130 をたたいた抑えのエース・福原 だったそうです。（^o^)	ゴルフ・巨人阪神戦 （11/27） 恒例のゴルフ・巨人阪神戦が行われ 珍しく団体・個人とも阪神が優勝した。 個人Ｖは川尻。アウトを４１、インも４５ と崩れず。グロス８６ながらハンデ２４が きいて１１アンダー、６２で初優勝。阪神 勢では平成５年の和田以来６年ぶり６ 人目の個人Ｖで、賞金５０万円に笑い が止まらない。「ぶっちぎっちゃったね。 １１アンダーなんてプロみたい。来年は 野球でギャフンと言わせてあげるよ」。 と頼もしいコメントを発した。 また、巨人の選手としては６位に 入った桑田がチーム最高位となった。 ゴルフＧＴ戦では一昨年４位、昨年 は８位と安定した成績を残している が「最終ホールで１１も叩いちゃった からね…。きょうは心にいいゴルフ をしようと思っていたんだけどね」 と不満顔だった。
フアン感謝デー 　（11/23） 甲子園球場でフアン感謝デーがあり、 ３万人が詰め掛けて盛り上がったよう だ。挨拶に立ったノムさんは、今年の 不成績を詫び、来季のV奪回を誓った。 女子ソフトボールに完敗？　 タレントの松村邦洋監督率いる阪神 だったが、園田学園女子大ソフトボール部 に５―２で敗れた。勝手の違う大きなボール に、苦戦する選手が続出。トップバッターと して出場しながら２打席とも内野ゴロに倒 れた坪井は「相手投手の球がむちゃく ちゃに速く感じた。１４０キロくらい出 ていたような気がしましたよ」と 脱帽していた。	ノムさんの決意 （11/25） 球団納会の席で野村監督は選手に 自覚を訴えた。「来季は結果で汚名 を返上したいが、そのためにはまず チームの結束力が必要だ。若い人 は自分のことで必死だが、ベテラン はチームのために、という姿勢で 臨んでほしい」 「来年はマスコミへのリップサービス はしないし、目くじらをたてないことに した。グラウンドだけに神経を集中し たいから」と“外野の声”をシャットア ウトする。報道陣にそっぽをむくだけ でなく阪神ＯＢたちの助言にも、あえ て耳を傾けず“孤独”のなかで来季 の戦いに臨むという。 自らを追いこんで来季にかける ノムさんの意気込みが 伝わってくる。
的場には負けない 　（11/22） 即戦力の新人・的場の入団で危機感を もって望んだ今岡の秋季キャンプが終 わった。これも２年目の貫録か、今岡が 遊撃のライバル的場の挑戦に、ドンと受 けて立つ姿勢を示した。「的場に限らず 和田さんもいるし、来年はショート、セカ ンドの争いはシ烈。とにかく試合に出る のが目標？　そんな次元じゃない。出る のが当たり前と思ってやってる」。と元 気なところをみせた。 今年は、やる気があるのかないのか わからないような無気力なプレーが あった今岡だが、的場の入団が いい刺激になったようだ。 頑張れ、今岡。	カート・アボット獲得へ （11/23） 江藤の獲得がはっきりしない中、今季 米・大リーグのロッキーズでプレーした カート・アボット内野手の獲得を決めた。 野茂からも特大のホームランを 放ったパワーヒッターのアボットだが、 何より注目されるのは二、三塁はもち ろん、遊撃手、あるいは外野まででき るという使い勝手のよさだ。ある球団関 係者は江藤を逃がした場合を想定した 上で「アボットが入れば三塁はもちろん、 二遊間もカバーできる。江藤が来ても 来なくても守るポジションがある」と 期待を強めている。 また、ヤンキースのタラスコ外野手 の獲得も決めたようだ。外国人に 泣かされつづけた阪神だが 今度こそは・・・。
大型バッテリー誕生 　（11/20） ドラフトの3位、4位は阪神の隠し球 といえる大型バッテリーだった。 阪神は３位で愛知・東邦高のエース岡本 を、さらに４位で埼玉・児玉高の新井捕手 を指名した。野村監督は「新井は大型捕 手だと聞いている。足が速くて、肩が強く て、長打力もあって…しかも体がデカイ。 90ｋｇぐらいあるんでしょ。東邦の岡本も 体が大きいし、大型バッテリーを取れたと、 社長も喜んでいたよ」と喜びを隠せない。 まだ見ぬルーキーにこれほど喜ぶのも、 ２人の調査書から夢を感じ取ったからだ。 岡本は１８７ｃｍ、新井は１８５ｃｍの長身。 体重はともに90キロ。体が大きいという だけでも無限の可能性を感じる。小粒揃 いの阪神にあって、スケールの大きい 選手は野村監督自身が最も求 めていたものだ。	ドラフト8位の高山は （11/21） ドラフト8位の高山は、アメリカで修行 していたのですね。年齢も21歳と 若いのに考え方がしっかりしていま す。と、いうのも契約金の一部を ユニセフに寄贈することを表明した のです。「ボクには当然のことです。 アメリカではどんなに年俸の安い選 手でもヒット１本いくらとかの基金を 作ってます。ボクも何かの形で社会 に貢献し、協力できればと思ってるん です」。しかも契約金だけでなく、 いずれは年俸の一部で「高山基金」 を設立する予定だと言う。 いや〜、あっぱれ高山君。 野球だけでなく、社会に貢献する 精神もアメリカで学んだのですね。 期待してるぞ。高山くん。
ドラフト会議開催 　（11/18） 　プロ野球の新人選択（ドラフト）会議は １９日午後２時から、東京都内のホテル で開かれる。 　すでに大学生、社会人 １３人が逆指名を済ませ、逆指名権のな い高校生を中心にしたドラフトになりそう である。阪神は、すでに的場、吉野の 大学生の逆指名を得ているので、3位 以下に誰を指名するかが注目される。 会議では、まず１２球団が１位、２位の 指名選手のリストを一括して提出する。 逆指名権のある社会人、大学生は本人 の希望が最優先される。今年は昨年より １人多い１３人が逆指名済みで、球団側 の交渉権獲得が“内定”している。 　 指名が重なった場合は抽選となる。今年、 競合しそうなのが本格派左腕・河内貴哉 （国学院久我山）。中日、広島、近鉄の ３球団が獲得に名乗りを挙げており、指名 が重複した場合は近鉄、広島、中日の順 で抽選が行われることになる。	ドラフト1位は的場 （11/19） ドラフト会議が開かれ、予想通り 阪神は的場を第一位に指名した。 阪神が獲得予定の選手は以下の 8人に決まった。 １位 的場 寛壱（22）内野手　九州共立大、 ２位 吉野 　誠（22）投　手　日大　　　　　　 ３位　岡本　浩二　　投　手　東邦　　　　　 ４位　新井　亮司　捕手　児玉　　　　　　　　 ５位　上坂　太一郎　外野手　王子製紙 ６位　窪田　淳　投手　帝京大　　　　　　 ７位　松田　匡史　外野手　シダックス　　 ８位　高山　智行　内野手　ハーバガルズ　 3位以下には全国的に名前の知られて いる選手はいないが、案外この中から 活躍する選手がでるかもしれない。 来春のキャンプが楽しみだ。 8位の高山選手ってアメリカかな。？
桧山、湯舟がトレード？ 　（11/16） どうやら、江藤にはふられたようだが、 どうしても、右の大砲が欲しいノムさん は、桧山、湯舟、川尻などを出してでも 山崎（中日）垣内（西武）などに目をつ けて、トレードをもくろんでいるようだ。 野村監督が「桧山は甲子園球場には 不向きである。狭い球場にいけば ホームランはもっと打てる」と、 しきりに話題にするのは他球団 へのセールスためのようだ。 　 実際、阪神の動きは例年になく 活発なようで、中日・星野監督が「阪 神は湯舟を商売にしてトレードを企てて いる」とウラ情報を報道陣にばらしたのは 阪神サイドの“売り込み”のすごさに 閉口したからのようだ。	伊原コーチ （11/17） 西武から来た伊原コーチが、走塁に ついて全野手を集めて指導した。 選手は捕手に見立てた特注マットを めがけて突進。捕手の足元をすくうもの、 背中からアタックするものなど、いろんな バリエーションがある。いずれも体ごとぶ つかるもので、その勢いでマットを吹っ 飛ばす練習を何度も繰り返した。 ハードな走塁練習に、新加入の伊原 コーチは「最近のキャッチャーはブロック がきつい。審判の傾向も、走塁妨害も守 備妨害もとらないようになっている。西武 の選手はみんなやっていた」と話した。 盗塁の少ない阪神だったが、来季 は、スリリングな試合が見られ そうな気がする。（^o^)
坪井がMVP （　11/14　鹿児島） 鹿児島でセ・リーグの東西対抗戦が あった。うかつにもこの試合が鹿児島で 行われることを当日の朝まで知らなかった のです。地元の新聞の記事の中に当日 券もあるということだったので、デジカメを もって球場に走りました。ところが当日券 はすでに売りきれていました。ダフ屋 もいましたが、外野券700円を5000円 といっていました。それを買った人も いましたよ。球場は3万人で超満員 になりました。事前に何も宣伝が なかったのが不思議でした。 NHKのBSで放送があるというので 家でテレビ観戦しました。西軍は 阪神勢が大活躍して、9-0で 圧勝しました。坪井、田中、福原、 山田、塩谷、今岡など頑張りま した。4打点の坪井がMVPに 輝きました。	江藤「誠意感じた」 （11/15） 野村監督も出席して江藤との初交渉 を行った。在京球団が有利という風評 もあるが、野村監督と2時間に渉って 野球談議をしたようだ。 野村監督からは「どうしても主軸になる 選手が必要。広島の江藤ではなく、 セ・リーグを代表する江藤として判断し て欲しい」との期待が寄せられ、高田 球団社長からは複数年契約を踏まえた 好条件が提示された。 　江藤は「宣言 後の初交渉なので緊張していたが、 ざっくばらんの話ができて、２時間は あっという間だった」と笑顔で会見。 条件提示の内容については「この後が あるので、数字は話せないが、自分を 必要としてくれている阪神の誠意は 十分感じた。」と話した。
星野好感触 　（11/12） ＦＡ宣言したオリックスの星野投手と 1回目の交渉をおこなった。阪神からは 野村監督も出席してラブコールを送った。 交渉の後、星野は「高い評価をしていた だいた。針はぼくの中では真ん中のつも りだけど、あれだけ評価してくれたから」と 気持ちがかなり阪神に傾いたことをうかが わせた。 　星野は現役２位の１６８勝を挙 げている左腕。野村監督は交渉後、「わた しの野球論を興味を持って聞いてくれた。 結果はわからないが来てくれる手ごたえは あった。彼の芸術的な技巧派の投球は 周囲に何かを感じさせてくれる」と話した。 　星野と阪神との次回交渉日程は未定。 星野は、オリックスとの交渉も希望してお り、結論を出すのはその後になる。	15日、江藤と交渉 （11/13） 星野との初交渉で獲得に自信をほの めかしたノムさんが、江藤獲得にも 乗り出すことになった。江藤は、横浜 と巨人が先行しているといわれてい る。しかし、阪神としてもホームラン の打てる打者の獲得はペナント獲得 のためには絶対に必要である。かな り難しい交渉になると思うが、最大 限の条件を用意しているようなの で成功を祈りたい。 抑えの切札として大活躍した福原が 来季は、先発への転向がきまった。 それに伴ってフォームの改造を行って いたが、どうやら完成したようだ。 改造の重点は、シュートの 特訓だったらしい。
大豊残留 　（11/9） ＦＡ（フリーエージェント）権行使で、球団 との交渉がもつれていた大豊泰昭内野 手（３５）は９日、ＦＡ権を行使せずに残留 することになった。 　この日、甲子園球場 内の球団事務所で６度目の交渉を行い、 「１年間、出来高払い」で契約した。希望 していた複数年契約にはならなかったが、 大豊は「野村監督の期待度と関係者の 助言など熟慮して来年も阪神でプレー することを選んだ。原点に戻って野村監 督にすべてをかけたい」と、文書で 心境を語った。 まずはめでたし。 大豊は来季はレギュラーポジションを 確保して、年間を通して活躍すれば、 球団から値切られることもなくなるの だから、自分のバットで取り返して ほしいものだ。ホームラン30本以上 打てば誰も文句はいいませんよ。	江藤、星野獲得へ （11/10） 阪神は、FA宣言した江藤と星野 獲得へ向けて正式に動きだした。 しかし、渋ちん球団に来てくれる 選手がいるのかな。ノムさんは、 「江藤？　欲しい。ぜひ欲しい。 今の阪神には必要や。（ドラフト やＦＡなどで選手が豊作のときは） 補強費１００億円ぐらい使えってね。 長い目で見たら損はしないんや。 社長は『それほどはもうかっていま せん』と言うけどね」と、熱い思いを 語ってくれた。今年は、補強費も 例年になくたくさん用意したよう なので、成功を祈りたい。 新庄がゴールデングラブ賞を獲得 しました。今シーズン阪神の選手 が 獲得した唯一の賞です。
日韓プロ野球戦 （11/6） 何気なくチャンネルを変えたら、日韓 プロ野球戦をやっていた。そして、 日本代表のキャッチャーに我が阪神の 山田が出場しているのに驚いた。今年 は、矢野にポジションを奪われて、出場 の機会がなかった山田であるが、韓国 の速球投手相手に2安打を放ったので ある。解説者の人も、山田はもともと 打撃はいいとコメントしていた。 この試合は藪が先発して0点に抑えた ようだが、藪の投球は見ることができ なかったのは残念だった。おそらく、 藪と山田がバッテリーを組んだものと 思われる。来年の公式戦では、ぜひ 山田のバッティングを見たいものだ。	FA問題 （11/7） 大豊がFA宣言をするようだが、必要 戦力であるというのなら、球団も誠意 を見せてほしい。阪神の中では、唯一 ホームランが期待できるバッターなの だから。ノムさんも仲介に乗り出すよ うなので、残留してほしいものだ。 また、巨人を退団した広沢を右の 大砲として獲得に動いているよう だが、37歳という年齢の問題や、 守備の問題などあり、獲得のメ リットはないような気がする。それ よりは、ファームの浜中や塩谷な どの若手を使った方が将来に期待 が持てると思う。広島の江藤は 打撃は荒っぽい気もするが,、獲得 できるならそれなりの働きはして くれると思う。
遠山にカムバック賞 （11/5） 今年度の最後を締めくくるプロ野球 コンベンションが開かれ、各種の表彰 が行われた。残念ながら阪神からは ベストナインに選ばれた選手はいな かったが、カムバック賞に遠山選手 が選ばれ、表彰された。 貴重な左腕中継ぎとして野村阪神１年 目の戦いに貢献した。「改めて感慨は ないけれど１年間頑張ったごほうびだ と思っています」とニッコリ笑った。 また、同時にファームで日本一に なった岡田監督、技能賞の曽我部 最高防御率をあげた井上、優秀選 手賞の関本なども表彰された。 来季は一軍で頑張れ。	与田をストッパーに （11/6） テスト入団の与田をストッパーにする 構想が浮上した。福原を先発にまわす と、抑えが不在になる。そこで、中日の 抑えの切札として君臨した与田に目を つけたわけだ。 中日のルーキー時代（90年）、35ＳＰで 最優秀救援賞に輝いており、実績は申 し分ない。後はかつての剛球を自身の 再生手腕で復活させることが、できる かどうか。 　指名された与田も、その気 は満々。「とりあえず１軍定着が目標 ですが」と断りながらも「抑えでやりたい 気持ちはある。あのスリルはたまらな いし、やりがいのあるポジションです」 と、やる気を見せている。 また、同じくテスト入団の橋上も紅白 戦でホームランを放つなど強烈に 存在感をアピールした。
塩谷の4番 　（11/3） ファームの大砲・塩谷がノムさんの熱血 指導をうけた。今年度は、1軍に定着で きなかったが、阪神には珍しい長距離 バッターなので大きく育ってほしい。 ノムさんも期待を込めて語った。 「背番号ぐらい（40本）打てるようになれ、 と言ったんや。そうすれば（広島）江藤も いらない。（西武）鈴木健も（広島）緒方も いらない。そうなりゃ事は簡単や。 １０００万円の４番、日本で１番安い ４番にならんかな」 FAなどに頼らなくても自分のチームで 育てるのが一番です。期待しているぞ。 「4番打者塩谷」と呼ばれる日を。	大豊は必要だ （11/4） ノムさんが大豊の援護射撃をした。 球団交渉で難航している大豊につい て、「大豊は一塁定着で考えている。 大豊に出て行かれるとわしの構想が 崩れてしまう。ジョンソンを解雇したのも 大豊がいたからなんだ。」とノムさんが 球団フロントに大豊残留を訴えた。 新人ながら抑えを任され、10勝を あげた福原に来季は先発で起用す る話が進んでいる。ノムさんが先発 なら、シュートを覚えろと言った事に 対して、福原は「僕はどこでもかまわ ない。」と先発への意欲を見せた。 阪神投手陣の中にあって力勝負が できる唯一の投手である。先発の柱 として、頑張ってほしい。
阪神が20億補強へ （11/1） 最下位に終わった阪神だが、野村効果 で甲子園の入場者数は30％も増加した。 その増収分を全部つぎ込んで戦力補強 をすることになった。ケチ球団といわれた 阪神にしては珍しい大盤振る舞いといえ よう。阪神も某球団のように札束攻勢が 出きるようになったと言うことです。（笑） そうなれば、星野でも工藤でも江藤でも FA宣言した選手だって簡単に獲得で きます。メジャーだって大物を連れてく ることも可能です。今年のドラフトを含む ストーブ･リーグは面白くなりそうです。 ベスト・ナインの発表があったが、阪神 からは一人も選出されなかった。来年 は名前がでてくることを期待したい。	秋季キャンプ始まる （11/2） キャンプ初日は、バントの練習で 始まった。ところがバントをうまく転が せない。ノムさんの雷が落ちる。また、 バントの練習。バント漬けの初日だった。 “バントの嵐”は、まさに生まれ変わろう とする虎の象徴的シーンかもしれない。 問題はこの単純な反復作業の大切さを どこまで選手が認識し、取り組めるか だろう。「実りの秋にしたいね」。野村 監督の期待通りに何人かのスペシャ リスト候補が誕生すれば、２０００年 への視界は開けてくる。 ドラフト2位候補の吉野が「自分の持ち 味を出して頑張れば、上原さん（巨人） に近い成績を残せると思います」と頼も しい言葉を聞かせてくれた。（^o^)