★★ファミコンソフト編★★

ファザナドゥ
…………私は、この作品でファミコンの面白さを知りました。独特の世界観、個性的なモンスター達、漢字を多用した読みやすい大きな文字、しっかりとしたゲームバランス。難しいけど無性にはまる本家、パソコンのザナドゥは後でプレイしましたが、ザナドゥの面白さを損なう事無くうまい具合にファミコンに移植しています。しかし、この頃のゲーム雑誌では酷評されてました。確かハイスコア誌では、ワーストゲームのトップの方に入っていましたっけ。(〜_〜;;

ドラゴンクエストT〜V……UltimaとWizardryの良いところを、うまく真似て成功した作品です。最初にやったのはV。中古で5500円という高価格にも関わらず、世間がこんなに騒ぐのは面白いに違いないと、ファザナドゥでファミコンの魅力に取りつかれた私は即購入。電源を入れてみたら、「けんしろ」「らおう」とか言う名前のキャラが…「えっ、これって北斗の拳の何かなの?」初めてのバッテリーバックアップゲームに接した私は、そう思いました。おまけに棺桶引きずってるし…「何なんだ、このゲームは?!」その後、長い時間説明書とにらめっこしました。これは、ひとつのカルチャーショックだったと思います。しかしW以降はあまり心に残らないな(^^;

ウィザードリィ狂王の試練場…ファミコン通信誌やファミコン必勝本誌で、やけに面白そうに書いてありました。ドラクエVを終えたばかりの私は、RPGの面白さにはまり込んでしまい、無性に体が新しいRPGを欲しがっていました。お店をあちこち回りやっと見付けた新品のWiz。これまた電源を入れてびっくり!「えっ、迷路ゲーム?何かドラクエやファザナドゥと違う…。」昔、マイコンでやった迷路ゲームを思い出して、根っからの方向音痴の私は、しばらくテレビの前で呆然としていました。「こんな文字と迷路だけのゲームなんか、自分には無理じゃん。」一旦、コントローラーを放り出そうとしましたが、面白そうに書いてあったゲーム雑誌の記事を思い出して、「仕方ない、絶対面白いはずだ。出来るとこまでやってみよう。」そう決心した私は、また説明書とにらめっこ。でも今回は、いくら読んでも何の事だかさっぱり解りません。そのうちバイトに行く時間になり、説明書をポケットに入れたままバイトに行って、仕事中に何回も読み直したのを憶えています。そんなこんなで、何とか仕組みを理解して、ちゃんと遊べるように成ったら大変でした。もう、何をしていてもWizが頭から離れない程はまりまくり、アパートから実家に帰る時や、友達の家に泊まりに行く時も、ファミコン本体とWizのカセットは肌身離さずで、どこでもWizをプレイしなければいられませんでした。10年以上経った今でも、自分をWERDNAとか名乗ってる位なので、この時のWizとの出会いがいかに強烈な物だったのか解りますよね。(^^;

ファイナルファンタジーT〜V……この頃のFFには、「いつかはドラクエを越える面白い作品にするんだ」と言うような制作者の意気込みと、FFに込めた愛情みたいな物を、ゲームをプレイしていて感じたものでした。(−_−; 私はFFの1を、キャラのレベルはかなり高いのに、何故か最後のカオスを倒せずに、深く悩んで仕方なく、もうクリア前なのに攻略本を買いました。読んでみて、なるほど倒せられない訳が解りました。モンクに武器を装備させてはいけないらしいのです。モンクの装備から武器をはずしたら、即効でカオスを倒せたのは言うまでもないでしょう。(^^; FFUは、正月休みにやろうと思って買いましたが、あまりの面白さに2日程で終わらせてしまい、ブルートに売りに行ったら買取2500円で、まだ私が店を出ないうちに棚に並べられて4800円という価格で目の前で売れてゆきました。自分もファミコン屋に成ろうと、そのとき決心しました。

ウルティマ恐怖のエクソダス……どうやらWizardryとUltima、これが全てのRPGゲームの基本に成っているらしい…ゲーム雑誌や本を読んでRPGについて勉強した私は、Wizを遊んだ後にやるべきゲームを決めました。ポニーキャニオンからファミコンに移植されていたウルティマです。しかしこのゲームも、各ゲーム雑誌のワーストゲームのトップ方に入っていたゲームでした。まあ、ファザナドゥでさえあんなに面白かったので、雑誌の評価は当てにしないことにして、購入は迷いませんでした。早速、中古で2000円程で買ってきたウルティマを愛機にセットしてソーサリア(UltimaVまではブリタニアじゃなくソーサリアだったね。)に旅立った私でした。やってみるとドラクエやファザナドゥに比べ、グラフィックは綺麗とは言えないでしたが、村人を襲ったり、人の物を盗んだり出来る自由度の高さにはびっくり!作り込まれた、海あり山ありダンジョンありの世界もGOOD!でもよく意味の解らないところ(結局最後のエクソダスのところでお手上げ、未だにクリアしてません。(^^;)もありましたが、これも私の認めるRPGベスト10に入る名作でしょう。しか〜ぁしい!ファミコン屋を創めて、中古で買い取ったウルティマのカセットをチェックしてみると、セーブデータがどれもゲーム序盤で止められてるんですけど…何で?しかぁ〜し!末吉のAコープの前で、ファミコンの店頭販売をしている時に来たお客さんで、ウルティマ好きの人がいたんです。それもかわいい女の子。その時は話も弾んで結構良い感じだったけど、その娘にはその日以来会ってません。(;_; ていうか、このウルティマが面白かったって言う人にも、それ以来会った事無いんです。何故に?

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