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地方行政に接して (1)

No.82(2002.05.06)


東京に住んでいた頃の私と行政機関との関わりは事務処理のようなものしかありませんでした。

住民票や戸籍謄本の申請、転出転入の届出、運転免許の更新、パスポートの申請などです。

広報にもざっと目を通すくらいでさしたる感心ももっていませんでした。

一番利用していたのが図書館での書籍の貸し出しだったと記憶しています。

農村で田舎暮らしを始めた当初も行政に対する私の認識に変化はありませんでした。

地方は都会に比べて社会基盤の整備が遅れているために行政に対する依存度が高いのは事実でした。

しかし私が地方行政に疑問をもち始めたのはもっと身近なことからでした。

それは地区における税金や年金などの集金方法です。

移住数年後には地区の生涯学習推進地区委員を務め始め行政側の担当者と接する機会ももつようになってきました。

そのまた数年後にはよそ者で若輩であるのに自治公民館長(行政区長)をするという貴重な経験もさせてもらいました。

もちろん日常生活での行政の対応も目の当たりにしてきました。

それらすべての体験から私なりの地方行政に対する視点をもつに至りました。

そのような、もし都会に住み続けていたら知り得なかった地方行政の実態を次回から連載します。


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