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マクロビオティックとの出会い (5)

No.39(2001.02.19)


当時サラリーマンをしていた私は2回目の転職時の「残業が絶対ない」という条件に合った小さな会社に勤めていました。
そのような要求を満たしてくれる企業はその頃も希でした。

後にこの就職先を決める際の基準が運命的ともいえる出会いを私にもたらすことになるのですが。

通勤は都下へ向かうという普通とは逆方向の経路で、所要時間は家から電車で30分その後徒歩で20分でした。

今思えば往復40分間を早足で歩いていたのも身体に好影響を与えていたのかもしれません。

さて、ある時から私は電車が通過する全ての駅の便所の場所を覚える羽目になりました。

そうです、朝の通勤途中におなかが下ってしまう体質に突然なってしまったのです。

生活様式をかえたわけではないので最初は原因が全然思い浮かびませんでした。

一刻も早く解決したかった私は牛乳を飲むと下痢をする人がいるという話を思い出し、朝食時の牛乳を試しに紅茶にかえてみました。

すると初日からまったくおなかに異変はなく、あっけなく理由が判明しました。

元々は牛乳を飲んでも平気だった私が、何故か急に牛乳を受け付けなくなってしまっていたのです。

同じ牛乳を飲み続けていただけに、この変化は本当に不思議でした。


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