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化学薬品からの自己防衛法 (3)

No.12(1999.09.21)


3年前からシックハウス症候群を実地体験中です。

玄米菜食仲間達からの「やめた方がいい」という注意があったにもかかわらず、あえて某大手ハウスメーカー製の工業製品住宅を建てたからです。

内壁クロス用の接着剤や合板などからホルムアルデヒドなどの心身に悪影響を与える化学物質が発散されて起こると言われるこの症候群。

実際入居直後に収納スペースの戸を開けてみると目にしみるくらいの刺激と臭いが確かにありました。

しかし、食事をかえて体質改善していたためか一般的に指摘されている頭痛、めまい、肩こりなどの肉体的な症状は出ませんでした。

今考えると、最初の1年、特に半年の間、精神的にはかなりそれらの化学物質の悪影響を受けていたらしく、たいした理由もなしによく夫婦喧嘩を繰り返していました。

お互いにイライラしていたのでしょう。影響を受けやすければ「キレル」場合もあるのではないでしょうか。

対処法としてはとにかく窓を開けて換気するようにしました。

気温が高くなると発散量も増加するらしいので、夏場の換気は有効度が高いと思います。押入れなどの収納場所の戸も開けておけばより効果的です。

2年目に入ってからは自覚症状はまったくありませんでしたが換気はずっと続けました。

3年経った現在、室内のどこからも刺激や臭いを感じることはありませんが、測定実験によると何年経っても発散量がゼロになることはないそうです。

さらに人体実験は続行中です。


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