見えないウイルス (1)

先日の朝のこと連れ合いが、友達から届いたメールの様子がおかしいので見て欲しい、と相談してきました。

何じゃらホイ?、と思い見てみたところ、プロバイダのウイルス・チェックによってウイルスに感染していた添付ファイル(名前失念)を削除した旨の英文メッセージが載っていて、肝心なメールの本文はありませんでした。

ウイルスの名前はHTML.Redlof.Aであるとのこと。

心配になった私はすぐに遠方に居るその人にウイルスに感染していることを電話で知らせることにしました。

直接聞いてみると意外にも、パソコンは普通に使えている、と拍子抜けする返答がありました。

それでも半信半疑な私は念のためにメールを再送信してもらうように頼みました。

その直後に着信状況を確かめたところ、2通送ってくれたメールの件名はそれぞれ読めるのにどちらも本文は消えてしまっていて、そこにあるのは前回と同じ英文メッセージのみでした。

それによると添付されていたウイルスに感染したファイルの名前は1通目がUnknown07F0.data、2通目がUnknown0524.dataでした。

感染を確信した私は再び電話をしてそれを知らせました。

その際に使っているメーラーを質問してみると、案の定プレインストールしてあったマイクロソフト社のものをそのまま使っているとのこと。(嫌な予感)

その時点では私もそのウイルスに関して何も知らなかったので、とりあえずインターネットで調べた後にまた電話連絡することにしました。