今の機能に不満なし (1)

ワード・エクセル・モデルと呼ばれるプレインストールされている製品でした。

仕様はCPUがpentiumで133MHz、メモリが32MB、ハードディスクが1GBで33.6kのモデムも内蔵していました。

OSはウィンドウズ95でインターネット・エクスプローラーのバージョンが3(!)でした。

家電量販店のパソコンのコーナーで、最終的にシャープのメビウスと比較し悩んだ末にこれに決めました。

当時の基準で必要十分な性能のこのマシンの価格は税抜きで約25万円でした。

これは私にとって3台目のパソコンです。

1992年に音楽製作用に買ったMacが1台目で、性能的にアプリケーションの進化についていけなくなり1997年1月に2台目のMacを買っていました。

Macの爆弾マークに散々泣かされて「保存癖」がついていた私はそもそもパソコンというものを信頼していませんでした。

ですから遠隔地東京に居る友人の度重なる説得で重い腰を上げインターネットを始める決心をした私は最初からネット専用機にするつもりでいました。

ノート型にしたのは省スペースのため、OSをウィンドウズ95にしたのは当時のウィンドウズ・ブームを目の当たりにしてMacを使っていると時代遅れになるのではという焦燥感があったからでした。