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身体からの声を聞け

No.82(2013.09.22)


飼い犬が高齢なため、夏場は歩くのがゆっくり過ぎて自身の運動にはなりませんでした。

台風一過で一気に朝晩が涼しくなり、犬が元気を取り戻してきたので、数日前に久々に犬と一緒に全力疾走したのです。

それが悪かったんだかどうだか、昨日右足脛の筋が張っているように感じ、このまま寝たら夜中につって激痛が走りそうな気がしました。

筋をのばそうと足の甲を床に付けるストレッチをしてみたところ、足首関節の筋の付け根に痛みが走りました。

日常的にしているストレッチで、痛みの質は普段と同じように感じられたものの、痛みの程度がやや大きいとは思いました。

これはいつもより筋が縮んでいるためだろうと考え、さらに激しい痛みに耐えながらストレッチを繰り返しました。

もちろん身体に良かれと思ってのことです。

夜になると、右足首がやや腫れていました。(汗)

足首の捻挫は過去に経験がありますが、明らかに捻挫とは違う症状です。

まっ、一晩寝れば腫れもひくだろう、と眠りにつきました。(軽っ)

夜中に何度か右足首の軽い痛みで目が覚めました。

朝起きて立ち上がろうとした際に右足に体重がかかると痛みがありました。

見てみると右足首は前夜よりも大きく腫れていましたけれども、歩く時の痛みは激痛というほどでもなかったので、犬の散歩はゆっくりと歩いてすませました。

昼過ぎになると、じっとしていても弱いジンジンとした痛みを感じるようになりました。

しばらく動かないで楽な姿勢でいた後歩こうとすると、右足に体重がちょっとかかっただけで激しい痛みが。(泣)

捻挫じゃないなら何なのこれ。

どう考えても無理なストレッチを繰り返したことが悪かったようで、自身の判断ミスでの自業自得かと。

操体法では気持ちのいい方向に身体を動かすのが基本ですし、真向法では痛みを感じる動作は禁じています。

知っていたのにこの結末。

例によって病院行く気はさらさら無し。(笑)

私が軽い痛みを感じた時に身体からの声を聞かなかったので、身体の方で声(痛み)を大きくしたと考えて痩せ我慢することとします。

自身の身体からの声を正しく聞くには数々の経験を重ねる必要があるようで、まだまだ未熟な自分を反省する機会になりました。


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