トップページへ

ボールペンの正しい使い方

No.81(2013.02.03)


恥ずかしながら何を今さらであり、このコーナーの表題に無様にも合致する事柄を述べます。

学生時代に友人との会話において筆記具の話題になり、サインペン派と言う友人に対して自分はボールペン派だと言った私。

そうは言いながらも、当時から今までずっと、ボールペンを使う際にいつも感じる不満がありました。

ボールペンで書き続けているとペン先にインクがボタッと溜まってくることです。

ボールペンの価格、品質によって程度の差こそあれ、この現象が皆無というボールペンに私は出会ったことがありません。

ペン先のインク溜まりはやがて書いた文字の一部となって紙面に移り、しばしば右手の指にこすられて紙上の汚れとなります。

私の筆圧が高過ぎ、なおかつ書く姿勢が正しくないことが主因かもしれませんが。

紙面を汚さずに長文をボールペンで書こうとすると、定期的にペン先のインク溜まりを別の紙になすり付けて取り除くという一手間が必要になります。

数日前のこと、定規を使って極細のボールペンで直線を引く作業を続けている時に新たな発見がありました。

当初はいつも通りのインク溜まりに悩まされ、例の一手間をかけているにもかかわらず定規にまでインクが移ったために何度かに一回は紙面を汚してしまっていました。

これはもうボールペンの構造的欠陥か、とあきらめかけた時に、ふと昔見たプロッターが線を引く光景が思い浮かびました。

当時のプロッターではペンにあたる部分は紙面に垂直になっていたのです。

ボールペンで記する際にペン先に加わる圧力の方向を考えれば最も適した紙面への当て方に違いない、と思われました。

さっそく実践してみたところ、ペン先にインク溜まりは生じないし、よって定規にインクが付着することもまったくありませんでした。

この歳にして、これこそがボールペンの正しい使い方だと独断的に確信しました。(遅っ)

が、しかし、、、

ボールペンで文字を書く際には毛筆ではあるまいし紙面に垂直なにぎり方は普通しません。

世にはボールペンでの正しい書き方というものがあるようですが。

たとえボールペンでの正しいとされるどんな書き方ではあっても、正しい使い方からは逸脱している。

と決めつけたい衝動に駆られてしまう私でした。

それでもボールペン派を離脱はしませんけれども。


前に戻る 目次へ戻る 次を読む