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10cc

10ccのチケット(jpg,23.6k)
No.35 : 1977/10/3

この時は残念ながら4人のオリジナル・メンバーが2人ずつの2組に分かれてしまった後の来日公演でした。

10ccとして活動を継続した組、エリック・スチュアートとグレアム・グールドマンが制作したアルバム「DECEPTIVE BENDS」の発売に合わせた世界ツアーで来たのでした。

当時の私はアルバムの音を聴いて名前は同じでもオリジナル10ccとは分けて考えるようになっていました。

オリジナル10ccのオールディーズをパロディー化したポップな曲調でありながら実験的な録音方法を摸索する姿勢が個性的で私は大好きでした。

それに比べると分裂後の音は毒素が無くなり(笑)すっきりしていて、それはそれで好きにはなりました。

「BLOODY TOURISTS」という、このコンサートの時のサポート・メンバーとほぼ同じ編成でツアー後に作ったアルバムまでは好きです。

それ以後の活動に関しては再結成ものも含めて個人的には非常に失望させられました。

おっと話が少し横道にそれてしまいました。

で、この時の演奏は全般的に楽しめて良かったです。

音楽の「ツボ」を熟知している人達だな、と感心しました。

特にグレアム・グールドマンが弾いた長いベース・ソロには感動しました。

さすが元々はヤードバーズやホリーズなどに楽曲を提供していたメロディーメーカーだけあってテクニックを見せ付けるようなソロではなく旋律の展開で引き付けていくものでした。

数年前にオリジナル・メンバーによるBBCでのライブ盤も聴きました。

悪くはないのですが、私にとっては4人時代の異常に凝ったスタジオ録音盤が最高です。

最初の2枚もリマスターで再発されないかなぁ、と切に願っています。(*^o^*)
(2000.08.09記)



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