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ロキシー・ミュージック

ロキシー・ミュージックのチケット(jpg,34.5k)
No.26 : 1983/2/10

私はロキシー・ミュージックの熱心なファンではなかったが、結成時にブライアン・イーノが在籍していたので興味はもっていた。

彼らの全てのアルバムはもっぱら友人の家で聴かせてもらっていたが、買おうというほど好きにはならなかった。

しかしこの来日前に発売されたアルバム「アヴァロン」は聴いてすぐに買わねば、と思った。
そのツアーなのだから当然かなり期待して会場に向かった。

会場に着いて着席すると、すぐ近くにシーナ&ロケッツの鮎川夫妻が小さな子供2人を連れて見に来ていた。

めんたいロッカーが何故?と思ったが、コンサート後には、なるほどと納得できた。

この頃になると武道館の音もだいぶ改善されていたが、このコンサートでまず特筆しなければならないのはアンディー・ニューマークの叩くドラムの音のでかさだ!

坂本龍一がスタジオ・セッションをした時の話で、高橋幸宏も音がでかいが、リック・マロッタが来て叩いたらその3倍でかくて驚き、さらにアンディー・ニューマークが叩いたらその6倍くらい音がでかくてぶっ飛んだ、と言う記事を読んだことがあった。

そんな大袈裟な、とその時は思ったが彼の話は本当だったのだった。(^^;)

ドラムだけしゃしゃり出て全体のアンサンブルを台無しにするわけではなく、それでもその音の大きさを聴衆にアピールするところがさすがだ。

演奏全体のできも良く、十分彼らの魅力を満喫できた一夜だった。

私が意外に感じたのは、曲調がストレートなロックンロールではなくても、曲の終わりの部分で全員が弾きのばしをしている時にブライアン・フェリーが走って来てジャンプし、着地と同時に音を止めるというロックンロール・バンドの伝統的?な手法を多くの曲で披露していたことだった。

しかもそれが見ていてカッコイイ!
洗練されてもやはり彼らはロッカーだったのだ!

なるほど、だから見た目をサウンドと同等に重視する鮎川氏が見に来ていたのだ。納得。
(1999.10.28記)



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