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ジェフ・ベック ウィズ スタンリー・クラーク

ジェフ・ベック ウィズ スタンリー・クラークのチケット(jpg,27.2k)
No.22 : 1978/12/1

この時のジェフ・ベックの来日は何回目だったのだろうか。

73年のB,B&Aが初来日だったと思う。その後75年の「ワールド・ロック・フェスティバル」の時にも来たはずだ。

でも、確かその時はベック本人の体調不良を理由に、ほとんどの公演で彼の演奏は中止になったのではなかったか。

ビートたけし氏が「日本ロック界のカダフィー大佐」と称した内田裕也氏がそのフェスティバルを仕切っていた。

内田氏がインタビューで「頭にきたけどぉ、奴(ベックのこと)も泣いてたってゆうから。」と答えていたのが思い出される。

さて、スタンリー・クラークと共に来日したこの時のコンサートだが、演奏はあまり印象に残っていない。この日のベックの調子があまり良くなかったのかもしれない。

メンバーも、ドラムはサイモン・フィリップスだったと思うがあとは誰だっけなぁ。

スタクラのベースの音色、奏法ともなにか全体の中で浮いていた感じだった。

唯一覚えているのは「Scatterbrain」を演奏した時、途中のテンポが速くなるところでドラムから入った際の光景だ。

その時、「ちょっとまった、速過ぎんじゃないの?」と思ったのは聴衆の中で私だけではなかったはずだ。雰囲気で分かる。

案の定ベック自身もそう感じたらしく、横目でサイモン・フィリップスをにらんでいた。

しかし、スローダウンするわけにはいかない!

苦肉の策としてベックはきつくミュートをかけて演奏のあらが目立たないようにしていた(ように私には聞こえた)。

生で2大スターの共演を見ることができて良かった、と自分に言い聞かせながら帰路についた。
(1999.09.13記)



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