10年10月7日に放送された、みのもんた司会の「おもいっきりテレビ」で、
本格焼酎は血栓を溶かす作用が赤ワインの2倍ある
という話がとりあげられました。

その内容を、ちょっとのぞいてみましょう!

倉敷芸術科学大学の須見洋行教授の研究によると、本格焼酎は血栓症の予防になるということが分かっているとのことです。
具体的には、心筋梗塞、脳梗塞、虚血性心疾患など、血が固まる病気を、本格焼酎で予防できるとのことなのです。
つまり、 本格焼酎は、血液をサラサラにする働きがあるのです!

実際に、2人に対し実験してみました。
血液中の血栓を溶かす力を計る「血しょうプラスミン濃度」で測定しました。

<Aさん>

飲み物

焼酎甲類

赤ワイン

本格焼酎(焼酎乙類)

飲む前の濃度

 93.12

 94.76

 98.21

飲んだ後の濃度

 95.04

105.93

121.90

上昇値

  1.92

 11.17

 23.66

<Bさん>

飲み物

焼酎甲類

赤ワイン

本格焼酎(焼酎乙類)

飲む前の濃度

 94.00

 95.14

 99.36

飲んだ後の濃度

 96.04

106.88

123.17

上昇値

  2.04

 11.74

 23.81

(注1)いずれも、アルコールを同じ量にして測定
(注2)赤ワインは、ポリフェノールを多く含むものを使用

ご覧のとおり、明らかに本格焼酎が強い効果を発揮しました。
なぜ、本格焼酎がこのように血栓の予防になるかというと、はっきりした理由はわかっていませんが、本格焼酎は原料等の発酵成分を多く含んでいるからではないかと、須見教授はおしゃっています。

それでは、アルコールが飲めない人はどうすればよいのでしょうか?
本格焼酎の血栓予防効果は、アルコール以外のところにあるので、沸騰させてアルコールをとばしても同様の効果が得られるとのことです。
本格焼酎は料理にも合いますので、料理に使ってみてはいかがでしょうか!

<参考>アルコールをとばしたもので、上記の測定を実施(Aさん)

飲み物

通常の本格焼酎

アルコールをとばした本格焼酎

飲む前の濃度

 98.21

 97.72

飲んだ後の濃度

123.17

121.00

上昇値

 23.81

 23.28

それでは、どのくらい飲めば効果を発揮するかというと、アルコール量にして30mlでよいとのことです。本格焼酎はアルコール分25度のものが多いですから、25度であれば、120mlで充分効果を発揮します。

但し、健康によいからといって、飲みすぎには注意しましょう。

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