第3章 「いも麹 芋」へのこだわり

いままで述べてきたような経緯で誕生した「いも麹 芋」。今後は、品質面、流通面は当然のこと、他に下記のとおりこだわってゆきたいと考えています。

1.新酒と古酒のブレンドをしない

新酒ができたときに、品質の均一化をはかるための新酒・古酒のブレンドをせず、常にその年の”さつまいも”が味わえるような焼酎にしてゆきます。
そのため、年によって風味が異なってくることもありますが、それも楽しみの一つとして味わって頂ければと考えています。ラベルに”○○○○年仕込み”と記載しますので、それで見分けて下さい。
そうすることで、毎年開催予定の”新酒発表会”も盛り上がると思います。

2.ラベルに販売店を記載

今、一部のプレミアがついた焼酎が、異常な高値で販売されているケースがあります。いまは本格焼酎が少しブームになっているため問題は起こっておりませんが、このまま続くと、消費者の方が焼酎から離れてゆくことも考えられます。
このような問題に対して、メーカーもただ眺めているだけではいけないと考えております。
「いも麹 芋」は、ラベルに販売店のゴム印を押してもらうようにお願いしています。このことで、根本的ではありませんが、上記の問題に少しでも対処できるのではないかと考えています。

3.国分酒造からの直接販売は一切しません

「いも麹 芋」は、酒屋さんから育ててもらった商品です。従って、国分酒造から消費者の方への直接販売は一切行いません。ご連絡を頂ければ、最寄りの販売店をお知らせします。
そして、国分酒造の従業員や親戚などに対しても、一切販売しておりません。全員近くの酒屋さんから購入しています。

いろいろと記載しましたが、「もっとこういうことにこだわった方が良い」とか「このことは間違っている」などの意見がございましたら、どしどしお寄せ下さい。
よろしくお願いします。

 

第1章 本格焼酎「いも麹 芋」の誕生

第2章 全国展開に向けての3年目の仕込み

 

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