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Xウィング戦闘機
(X-wing Starfighter)


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サムネイルをクリックすると大きな画像が見れます。



キットについて


このキットは 日本のプラモデルメーカー「ファインモールド」から2001.12月に発売されました。 過去に発売されたXwingのキットの中で文句無しに最高のキットです。 ランナーゲートの位置、パーツ分割、すべてにおいて考え尽くされており、 開発者の執念を感じさせるキットです。しかしそんなことを言っても 気負って作る必要は全く無し!組みやすいのでお気楽に作って楽しみましょう。 ファインモールドさんありがとう!! 私の作例では、抜きの関係で再現されなかった機体側面のモールドの追加、 レーザー砲およびR2ユニットのディティールアップ、プロトン魚雷の掘り込み、 電飾(^^)を行い、レッド5(ルーク機)仕様に仕上げています。




●組立

1.基本的なこと
パーツの合いはめちゃくちゃよいです。とくにキャノピーのクリアパーツの 合いは絶妙です。といってもレーザー砲、エンジンノズルなどどうしても 合わせ目が出ますから、きれいに消してあげます(接着のとき出来るだけ ずれないように。。)。あと、レーザー砲は塗装してから取り付けたほうが いいですね。私はすべて組みつけてから塗装したのでマスキングが大変でした。


2.機体側面のモールド
金型の抜きの関係上、 機体側面のモールドが一切省略されています。気になる方はプラペーパーなど で再現しましょう。プラペーパーはもう生産されていないようですので、 手に入らない人はプラ板をヤスって薄くするなどしてください。ちなみに プラペーパーでも貼ってみるとかなり厚いな、と感じるほどです。プラペーパーは 針などで刺して接着剤を塗って貼りますが、針跡がかなり目立ちます。 針跡には溶きパテを塗って埋めておきましょう(あー、めんどくさい!) もしかしたら車に貼るカッティングシートなんかちょうどいいかもしれませんね!


3.レーザー砲のディティールアップ
レーザー砲は やはり先端を真鍮パイプに置き換えてあげました。あと半円のパーツのところの モールドが甘いのでエッチングノコで削り込んでいます。簡単な作業ですが、 これだけでぐっとシャープになります。適当な材料があれば半円パーツを切り 取って自作するといいでしょう。



4.プロトン魚雷発射孔
プロトン魚雷の形に穴をあけ、 エポキシパテを詰め込んで水で濡らした爪楊枝で成型します(この方法はジョーンズさん より教えていただきました)。この方法だとお手軽に「溝」ではなく「孔」として かっこよく作ってやることができます。せっかくだからここも発光させようと思って たんですが、コクピットと干渉することが分かったのでやめました。


5.R2ユニットのディティールアップ
細かいパーツですが、 意外に楽ですし、何よりデカールを貼りやすくなるのでぜひトライしましょう。 詳細は図を見てください。



6.翼後端部のディティールアップ
実機の翼の後ろ端の溝には細いテーパー状のモールドが存在します。 キットでは再現されていない(FMさんはこのモールドをあえて再現しなかった のだと思います。)ので伸ばしランナーで作って追加してやります。 図の赤いところです。
伸ばしランナーを作るときは一発では成功しないので たくさん作ってちょうどいいのを選んでください。コツとしては、ランナーの 1.5センチくらいが溶けるようにランナーを回転させながらロウソクであぶります。 ランナーが溶けたらちょっと待ってからぎゅーんと伸ばすと適当な太さになります。 溶けてすぐ伸ばしたら糸みたいに細くなって上手くいきません。






●電飾

エンジンの噴射ノズルにΦ3mmの高輝度LED(赤)を組み込みました。 いかにもLED入れてください!みたいなパーツ形状ですよね!
注意点ですが、今回配線の取り回しによってランディングギアの 差し替えが出来なくなってしまいました(もともとする気は無いですが)。 差し替えをしたい!という人は電飾をあきらめるか配線の引き回しを考える 必要がありそうです。

1.電源
この作例ではLED4本を 並列につないでやってます。電源は単3×2本の3Vです。電源はスタンドを 介して接触式で本体に供給しています。つまりスタンドにセットしたとき のみ点灯します(もちろんスタンドに取り付けてあるスイッチを押したときだけ)。 接触端子は翼と機体の間の目立たないところに設置しています。



2.配線
キット自体小さいですから、普通のリード線を使うわけには行きません。 Φ0.4mmのエナメル線を使いました。これでもまだ太いので次回作のために Φ3mmの銅線を買いました。
エナメル線は被覆がかぶってて剥がすのが 一苦労ですよね。丁寧な人はサンドペーパーやナイフなどで削り取るんで しょうけど。。。私は丁寧な人じゃないのでライターで炙って被覆を溶か してます(完璧じゃないのでサンドペーパーで焦げを取ります)。

配線の取り回しは画像を参照してください。今回の作例ではやってませんが、 翼から本体に引き込むところは翼のパーツとパーツNo.B27,28の間に溝を掘って 通すと完璧でしょう。


回路図は下のとおりです。今回は手元にあったLEDと抵抗を使ってLEDの明るさを見ながら 適当に回路を組みました。


点灯したときの様子です。うわぉ!かっこいい!(←自己満足)






●塗装

1.機体色
機体の塗装はグンゼのNo.315が指定されていますが、私のイメージよりグレーが 強すぎるのでホワイトとNo.315を2.5:1の割合で調合したものを使用しています。 グレーと言うよりほとんどホワイトになってしまいました(笑)。まぁ、汚しを するとちょうどいい具合になるでしょう。このキットを作ると各号機を作りたく なるので、基本色は多めに作っておくことをお勧めします。
あと、機体各部 の塗り分けの色はデカールの色を参考にして適当に調合しました。

2.赤のマーキング
赤のマーキングはMrカラーのレッド をそのまんま使ってます。機体色が白すぎてマーキングを塗った状態では コントラストが強すぎてかなり違和感があります。でも、機体色を薄く上掛けして 汚しをすれば完璧になるはず!と信じて作業を進めましょう。

3.渦巻きマーキング
渦巻きマーキングの幅をデカールから読み取りマスキングテープを細切りにして 巻きつけます。慎重にやらないとラインの幅がばらばらになるので注意!

4.デカール貼り
もともとデカールを貼るのは苦手で、でかいデカールは使いませんでした。 使ったのはR2ユニットだけです。R2ユニットの色はもう少し濃いブルーにして 欲しかったです。

5.汚し塗装
本塗装が終わった後、赤のマーキングの部分の剥がれ(塗装色によるリタッチ)を したあと、エナメルのフラットブラックでウォッシングします。 そのあと、汚れのきつい部分(機体後部、ノズルなど)にかなり薄めに溶いた フラットブラック(ラッカー)をエアブラシで吹き付けてます。 さらにパステルのスティックを機体に押し当てて少し砕けた粉を綿棒で一方向に さっと擦りつけて(砲弾の跡?)を表現してます。 (これは一回だけだと色が薄いので同じところを2,3回繰り返します) 最後に、かなり薄く溶いたホワイト(ラッカー)をエアブラシでうすーく全体に 吹き付けてコントラストを落とし、すすけた感じを出しています(やりすぎは厳 禁)。 最後のホワイトはブラウンを混ぜるか、タン色を使ったほうが良かったかな、と 思ってます。
ウォッシングをするときはエナメル塗料がクリアパーツにつかないように くれぐれも注意してください。クリアパーツがぼろぼろになってしまいます。 それから各接着部ももろくなるようですから大量に使用しないほうがよさそうです。

6.その他
テクニックと言えるか分かりませんが、 窓枠を塗るときのマスキングなどは、デカールをいったんスキャナでPCに取り 込みプリントアウトしたものを型紙にしてマスキングテープを切り出して 使用しました。




●最後に

正直なところ、1機作ってみてはじめてどう作ればいいかが分かりました。 電飾配線の取り回し、電源の供給、塗装&デカール貼りと組みつけの順序などなど。。
今回はいったん組み立てて下地塗装した後にプロトン魚雷発射孔の追加工を やったせいで塗装がかなり汚くなったり、機体の上下でスジ彫りの深さが違ったり したので次回作ではもっときれいに作りたいです。





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