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ジェダイ・スターファイター
(JEDI STARFIGHTER)


サムネイルをクリックすると大きな画像が見れます。



キットについて

 ファインモールドからのSWキット第3弾です。箱を開けた瞬間の感想はうわー、小さい!でした。 ハイパードライブリング(以下HDR)が無かったらどうなっていたことでしょう。
 過去の2作(Xwing、TIE Fighter)と比べたらスジ彫りの太さもまちまちで(特にHDR)、 ファインモールドさんの製品らしくないところがあります。リング同士の接続部(上下) のパーツの合いもイマイチでした。(こんなのってmpcの頃には当然のこととして受け入れてた んですけどね。) たぶんリングに関しては後から急に追加されて時間が足りなかったんでしょう。 (FMの社長さんの話によると、HDRの資料がきたのが1月だったそうです。2003.01.14追記) 機体に関してはヒケやパーツの合いも悪いところがあり、パテを使った部分もありました。 過去の2作が良かっただけにこの点が目立ちました。



組立

 キットに関しては特に改造はしていません。 電池と配線を組み込んでノズルを発光させる予定でしたが、スイッチのいいアイデアが浮かばなかったので ノズルに高輝度LED(φ3mmオレンジ)を組み込んだだけの状態になってます。
 素組みのままで特に問題なく組みあがると思いますが、塗装やデカール貼りの兼ね合いで、組立ての順序を 考える必要があります。この辺は各自の考えで決めればいいんですが、私の場合次のような流れでした。

機体:
ゲート処理→仮組み→ノズル部フィン接着&成型→白塗装→機体後部パネル塗装&接着→上下接着→ デカール貼り→赤塗装&リタッチ→クリアがけ→ノズル取り付け→汚し

ハイパードライブリング:
ゲート処理→エンジン組み立て→白塗装→デカール貼り→組立て→リタッチ→クリアがけ→  ノズル取り付け→汚し

組立
 ノズルには高輝度LED(オレンジ、径3mm)を差し込んであります。

今回は展示会の締め切りの関係上、発光させるところまで間に合いませんでしたが、いつか気が向いたときにでも 光るようにしたいと思います。

 もう1点、コクピット脇の深いヒケとコクピット下のフィン取り付け部の隙間をパテを使って埋めました。 私はいつものクセでタミヤのラッカーパテ(グレーのやつ)を使ったんですが、白(ホワイトサフ)塗装時に グレー浮きが出て大変でした。パテを使うならクレオスのを使ったほうがいいでしょう。



塗装

 機体色のホワイトは、隠ぺい力を期待してホワイトサフ(クレオス)を吹きました(隠ぺい力を期待するなら ホワイトサフよりベースホワイトを吹くべきです。2003.01.14追記)。塗りわけは基本的に デカールを使用。ものすごいデカールの量で、いい精神修行になりました(笑)。

 どう見てもうまくデカールを貼れそうにない部分(レーザー砲、コクピット下のフィン)などは デカールを使わず、調合した赤(マルーン+黒数滴)をエアブラシで塗装してます。塗装後、周りのデカールを 貼ります。
 デカールを使わなかった部分は、レーザー砲、ノズル間のフィン、ハイパードライブリングの 吸入口の薄いフィンです。あとはすべてデカールを使いました。

 また、大き目のデカールは大き目のデカールはそのまま貼るとめちゃくちゃしんどいので、適当な大きさに カットすると貼りやすく仕上がりもきれいに出来ます。


カットして貼ったデカールは下の画像を参照してください。

青がカットライン、青の×印は貼らなかったデカールです。


デカールの貼りかた

 いまさらこんなことを解説するまでも無いですが、はじめてプラモを作る方もいるでしょうし、 SWモデラーにはデカールなんてほとんど貼ったことがない、という人も多いでしょうから (かく言う私もその一人)、解説しておきます。

【デカール専用のり】
 デカールはそのままだと密着力が低いので、自作のデカール専用のり(水とマークソフターと 木工ボンドを適量ブレンドしたもの)を使っています。混合比は、えーっと、、適当に混ぜたので 分かりません(^^;。木工ボンド1:水2+マークソフター少々ぐらいかな。。実際のところ、 マークソフターは入れないほうがいいかもしれません。

【デカールの貼り方・手順】
●デカールの余白をカットし、水につける。
●のりが溶けるまでの間に貼る位置にデカール専用のりを筆で塗る。
●デカールを台紙からスライドさせるように貼る位置に乗せ、動きやすいうちに位置決めする。
(細いデカールなどで、位置決めする前に動かなくなっってしまったらデカール専用のりを含ませた 筆の穂先をデカールの下に滑り込ませるようにして剥がしてもう一度位置決めする。)
●位置が決まったら綿棒を軽〜くころころして根気良く水分と気泡を追い出す。
●スジ彫りや段差の部分はデカールが馴染まないのでクレオスのマークソフターを含ませた綿棒で 強めに押して密着させる。ここでデカールを破らないように!
(ここでよく密着していないとデカールが乾いたあとに収縮してスジ彫り部分だけ浮いてしまうので、よ〜く密着させること。)
●最後に水を含ませた綿棒で余分なノリを拭き取る。

 広くて段差の多い部分にはマークソフターを多用することになりますが、使いすぎは禁物です。 と言っても加減が難しいので、マークソフターを水で薄めて使うといい感じです。
マークソフターをつけすぎるとデカールがシワシワになりますが、水を含ませた綿棒で、やさしく、伸ばすように 、破かないように、軽〜く、注意して、こすってやるとある程度シワはなくなりますし、乾燥するとほとんどシワは 目立たなくなります。

 それから、デカールは一度に貼ろうとせず、面ごとに分けて貼ったほうがいいです。たとえば、HDRの表を貼る→ 1日乾燥→裏を貼る、という感じです。一度に貼ると先に貼ったやつに触れてしまいズレることがありますので。
それから、デカール初心者はHDRを先に貼ることをお勧めします。HDRは変な段差もなく貼りやすいので、 貼ってるうちにコツが掴めると思います。

以上のようなことを勉強しながら、デカールをあまり貼ったことがない私でもなんとか貼り終えることが 出来ました。ちなみに延べ1週間ほどかけて貼ってます。


リタッチ

 デカールの長さが足りなかった部分や、剥がれてしまった部分などは、調合した赤をエアブラシで塗っています。 デカールと同じ色調になるように調合(マルーン+ブラック数滴)したんですが、デカールの上に重ね塗りすると 色調が暗くなってしまって今ひとつ良くありませんでした。


クリアがけ

 さて、デカール貼りとリタッチが終わったんですが、デカールの重なり、微小なシワ、ノリのシミ、レタッチの 色調ずれなどがあってお世辞にもきれいな出来とは言いがたい状態です。
 ここで、色調を整えるのとデカール保護のためにクリアを吹いてあげます。クリアはクレオスの 「スーパークリアつや消し」。デカールはもともとシンナーに弱いので一気に吹かずに、すぐ乾く程度に薄く 吹く(砂吹き)、という要領で数回に分けて吹きます。 私はめんどくさがりなので缶スプレーで吹きましたが、ブラシで吹いた方が砂吹きしやすいです。

クリアを吹くとシワ、シミ、色調ずれが目立たなくなり、違和感がなくなります。

汚し

 いつものようにエナメルのフラットブラックで軽くウォッシングしたあと、パステルのブラウンをこすり つけてます。 赤の部分はすすけた感じを出すために、ホワイトをエアブラシで遠くからさっと吹きかけてあります(ちょっと やりすぎだったかな)。
 キャノピーの枠はクリアパーツにエナメル溶剤をつけたくないので、ウォッシングはせず、パステルの粉を こすりつけただけです。

スタンド

 スタンドはモールドのイジェクトピンの跡が目立つので、パテ埋め→サンペがけ→サフ吹き→塗装→ 組立て の順で作ってます。組立てのとき接着剤がはみ出すのが嫌なので、スタンドの裏から さらさらタイプの接着剤を流し込めるように、前もって接着面の位置にピンバイスで穴をあけてます。 まあここまでやる必要はないですけどね。



その他

キャノピー磨き&枠塗装

 キャノピーの枠を一気にマスキングするのは至難の技なので、直線の部分ごとに少しずつマスキング& 塗装を繰り返します。こうすると塗装の段差ができるので十分乾いてから2000番のサンペをかけて均してます。
 あ、そうそう、キャノピーは透明度が欲しかったので、枠を塗る前にあらかじめ2000番のサンペをかけて コンパウンドで磨いてます。こうすると輝きが違うもんね(という割にはあんまり目立ちませんが)。コンパウンドはタミヤのである程度磨いたあと、車用のコンパウンド(ウィルソンのプラスチッククリーナー)を使ってます。根気良く磨くとピカピカになります。で、塗装が終わった後、タミヤのモデリングワックスで仕上げてます。

おじさん(オビワン)の塗装

 JSFを展示会に出した後、オビワンを塗りました。インストの指定色で筆塗りです。 はっきり言って、私は筆塗りも細かいフィギュアを塗るのも苦手です。 (こうゆー時はドラえもんのビッグライトが欲しくなる) オビワンは やけに眉毛の太いおじさんになってしまいました。



R2ユニットのディティールアップ

 基本的な改修はファインモールドのXwingのものと同じ作業ですので、そちらを参照してください。
 各不要部分を削り落としピンバイスで穴あけしたあと、サフ、シルバー、クリアレッドを吹いて、 デカール貼り付け。乾燥してからクレオスのスーパークリア(ツヤあり)でコートしています。
きれいなメタリックレッドが出来たんですが、缶スプレーでのクリアがけを失敗して一気にドバッと 吹いてしまったため、一部のデカールの色(シルバー)が溶けて消えてしまいました(右側)。

 こういうことがないように、特に一発目のクリアがけは砂吹きになるように十分 注意してください(できれば量の調節がしやすいエアブラシで吹くこと)。
R2ユニットはツルピカのが好きなので、一切汚していません。


完成〜!

 以上、こんな感じで完成です。

写真に撮るとなかなかかっこよく見えます。画像では分かりづらいかもしれませんが、 ちゃんと汚しもしてますよ。

 あ、そうそう、ハイパードライブリングを組むときに説明書も見ずに組んでしまったため、上下逆に組んで しまうというミスをしてしまいました。

↑おい!リングの組立てを間違ってるぞ!

一応修正できたので良かったんですが、指摘されたときにはもう分解できないんじゃないかとかなり 焦りました(笑)。皆さんも気をつけましょう(こういうヘマをする人はいないと思いますが。。)。



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