戻る



タイ・インターセプター
(TIE Interceptor)


 タイ・インターセプターはダース・ベイダーの専用実験機x1のデータを元にタイIn型を改良したもので、 翼に角度をつけて機体全高を縮小したため敵の標的になる確率が低下した。ソーラーパネルは展望窓両脇を オミットして有視界戦闘性を高めている。コクピット直下のレーザー砲を取り払い、代わりに翼先端4ヶ所に 新設した。速度は敵の最速機Aウイングと拮抗する。(スター・ウォーズ・クロニクルより)



キットについて

 MODEL-KIT GALLERY の上のほうで紹介しているアルゴノーツのタイファイターは完成品を 頂いたものでしたが、最近安売りされているものを入手できたので改めて紹介します。 アルゴノーツのキットは非常に出来がいい反面、値段が高いです(ガレージキットなので しょうがないですが)。MPCのキットは1100円でしたね。 アルゴのインターセプターの定価は6500円。MPCのキットの約1/2の大きさで値段は 6倍、つまり12倍も割高感があるわけです(かなり強引・笑)。こんなわけで、いまだにかなりの数が 店頭在庫として残っており、けっこう安売りされているようなので、いまでも手に入れようと思えば 手に入るキットだと思います。というわけで これから作ろう、という方もいると思いますので 製作過程の紹介をしたいと思います。



前処理

 レジンキットの表面にはかなり強力な離型剤が残ったままになっています。離型剤を取らずに 塗装すると、塗料の食いつきが悪く製作中に剥がれるなどのトラブルが起きるので、 離型剤は必ず除去しましょう。
 離型剤除去専用のクリーナーが市販されているようですが、わざわざ買わなくても、使い古しの歯ブラシに 歯磨き粉をつけてゴシゴシ磨いてやればOKです。力を入れすぎて細かいモールドを折らないように 気をつけましょう。泡を洗い流し、表面が水をはじかなくなっていれば離型剤が取れたと見ていいでしょう。



組立&改造ポイント

 コクピット

 特に大きな修正は必要ないとおもいますが、細かいところをいくつか。 1.コクピットからソーラーパネルに伸びるアームの上下にパーティングラインがあるので消しておきます。

パーティングラインの薄いモールド(丸の部分)は削り落とし、紙を細長く切ったものを 溶きパテで接着して再現しました。


2.コクピットの上下につけるフタ状のパーツは合いが悪く、隙間ができるのでサンドペーパーできれいに 面を出してから接着します(削りすぎには注意!)。


 ソーラーパネル

1.なぜかパネルの先端が内側に絞り込まれるように曲がっています。お湯につけて修正しようとしたんですが、 うまく行きませんでした。ということでそのままにしてます。

2.大きな湯口がついてるのでカッターと彫刻刀を使ってきれいに切り取ります。一度に切り取らずに 薄く、少しずつ削り取るようにするとうまく行きます。

3.パネルのスリット部と先端にメタルパーツを接着します。接着は瞬間接着剤でOK!。 パネル先端のパーツの向きが説明書ではわかりづらいです。おそらく写真の向きが正解でしょう。



4.メタルパーツのレーザー砲の穴はピンバイスで穴をあけてやるとリアルでいいですね。



5.パネルの部分(黒く塗るところ)は細かい気泡が無数に空いているので修正します。
 溶きパテを何度も塗り重ねて気泡を埋めてやります。溶きパテの粘度が高いと気泡に うまく入らないので、薄めにしたものを何度も塗り重ねましょう。根気のいる作業です。

気泡が空いてます。



溶きパテを何回も塗って気泡を埋めます。 左が処理前、右が処理後です。




気泡を埋めたらソーラーパネルの柱?を修正をします。写真を見てもらった方が早いですね。 キットはこの部分が部分的に欠け落ちているので、全部削り落としてから0.3mmプラ板で 作りなおします。


←修正箇所。もともと欠けてます。



修正が終わったら全体にサーフェイサーを(ソフト99のプラサフ)を吹きます。ここで埋まりきっていない 気泡が見つかったら再度溶きパテを塗って修正、もう一度プラサフを吹きます。

溶きパテやらプラサフが何層にもなっているので最後に食器乾燥機に入れてきっちりと溶剤分を飛ばしてやります。

安売りの時2000円くらいで買った食器乾燥機。模型専用として使ってます。 (乾燥機を買うときは安い対流型のものを買いましょう)


さて、これで後は塗装するだけの状態となりました。


塗装

ソーラーパネルの塗装

まず、 ソーラーパネルの黒い部分を塗装します。缶スプレーだと厚ぼったくなるのでエアブラシで薄く 塗ります。作業を早くするために塗装した後、食器乾燥機で乾燥させます。
乾燥したら丁寧にマスキングします。マスキングのエッジの部分は塗料が染み込まないように つまよう枝の先などできっちりと押さえます。

マスキングした状態


機体の塗装

あとは機体色で塗装するだけです。色はミレニアム・ファルコンを塗装した基本色にブルーを数滴加えたものです。 基本色にブルーを1滴ずつ加え様子を見ながら適当な色を作ります。

乾燥したらエナメルのフラットブラックを薄めたものでウォッシングします。組み立てたあとでは拭き取りが大変なので 組み立て前に済ましておきましょう。
コクピット部はフラットブラック、窓枠はダークグレイで筆塗り。
最後にエポキシ接着剤で接着して完成です。

写真ではグレーに写っていますが実際はもう少しブルーがかっています。


2000.10.29



戻る