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Aウィング戦闘機
A-wing Starfighter


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 反乱軍の先陣を切るのが新鋭機Aウイング戦闘機だ。抜群の運動性を生かして敵戦艦の懐に飛び込みシールド発生器を破壊し、デス・スター内の複雑に入り組んだ構造部にも難なく突入する。Aウイングの開発は反乱軍の蜂起とほぼ時期を同じくして密かに開始された。既存の宇宙船技術と装置、パーツを用いて製造可能であることを条件に、ドドンナ将軍の要請で技師ワレックス・ブリセックスが完成させた戦闘機は、小型軽量の機体に強力な双発エンジンを装備して、通常空間で最速の機体となり、そのスピードは帝国軍で最速のタイ・インターセプターを凌駕する。翼端に書く1基ずつ装備されたレーザー砲は前後60度という広範囲の射程を持ち、前方に迫る目標をすばやく細く、また目標を通過後も後方へ向けて正確な射撃が可能である。敵目標への接近と離脱を容易に行えるように、強力なセンサー妨害ユニットを内蔵し、主として偵察および一撃離脱戦法に使用される(スター・ウォーズ・クロニクルより)



組立&改造


はじめに
 このキットはmpcのキットであることに加え、接着剤不要のスナップキットとなっていて、非常に出来が悪く、かっこよく作るためにはほぼキット全体に及ぶ大改修が必要でした。でも、手を入れれば入れるだけかっこよくなるキットです(当たり前か。。)ので時間がある方はぜひチャレンジしてみてください(そっくり真似しろ、といってるわけじゃないです)。模型をかっこよく作るのに必要なのは「腕」ではありません。「時間」と「根気」と「アイデア」です。




振動ミサイル発射孔
 ここは発射孔にもかかわらず、プロップの写真を見る限り「穴」は開いてなさそうです。ということは、合わせ目を消すだけで良さそうでしたが、合わせ目消しが大変そうだったので、くり抜いてエポキシパテでフタとなるパーツを作ってはめ込みました。
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すじ彫り
 すじ彫りはキットのままだと上と下が全く合わないので、キットのすじ彫りに沿って彫りなおしてはいけません。プロップの写真を見ながら正しい位置に修整しましょう。スジ盛りを平刃の彫刻刀ですじ彫りを削り落とし、両面テープを貼ったプラ板をガイド代わりに貼り付け、ケガキ針を使って何回もなぞってだんだん深く彫っていきます。
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ケガキ針だとPカッターに比べて細いすじ彫りが出来るんですが、どうしてもバリが出てしまい、溝の中にもペーパーがけをしてやらないといけないので非常にめんどくさいです。すじ彫りが終わったらサフを吹いてすじ彫りの中と全体にペーパーがけをしてすじ彫りの仕上げをします。
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機体後部
 コクピットから後ろに伸びる盛り上がった部分と機体との仕切り(言葉で説明するのは難しいな)をどうしても作りたかったので、結構大きな改造をしました。プラ板で仕切りをつけるだけではきれいに出来そうになかったので、機体の後部を切り落として再生するというかなり大掛かりな作業となりました。

(1)機体の後部をエッチングノコでカット。
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(2)1mm厚プラ板でカットした機体を再生。
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 (3)コクピット後部に0.3mmプラ板を貼り付けてパテで成形。
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 (4)作業のために削り落としたシールドジェネレータなどのモールドを再現。
プロップとは形が違ってしまいましたが、キットそのままよりも格段にかっこよくなったのは間違いない!!です。

エンジン後部のノズル
 エンジン後部のリング状のパーツは盛り削りできれいな円にするのが手間がかかりそうだったので、0.3mmプラ板で自作しました。これもプロップとは若干形状が違いますが、オリジナルのパーツより格段にかっこよくなったと思います。
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機銃の作り直し
 キットのパーツはとろけるチーズ状態なので、手持ちの金属パイプを使って自作しました。金属パイプ類は日頃から各種そろえておきたいですね。パイプカッターも高いものではないので買っておくといいです。
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2段重ねのノズルみたいなパーツ
 プロップは実にシャープなのに、キットはぽってりと太ってます。めちゃくちゃかっこ悪いので、0.5mmプラ板を丸めて自作してます。プロップより大きめになりましたが、シャープでかっこいいです。作り方は次のとおり。まずプロップの写真を見ながら3方向から見た形状をフリーハンドでスケッチします。これで形状のイメージが掴めます。次に紙に展開図を描きます。展開図を切り取って丸めて形状を確認。おかしいところを修正して展開図を書き直す。これを繰り返して形状を決めていき、最後にプラ板に展開図を写して作ります。
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そのパーツの内側にある4つの丸いパーツ
 プロップの写真を見ると、どうやら戦車の転輪のように見えるのですが、実際はどうなんでしょう?戦車の転輪のなど、良さそうなパーツを探しましたが、大きさ的にちょうどいいパーツが見つからず、結局、TAMIYAのスバルインプレッサのホイールの中心部分を使いました。
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その他
 すじ彫りや各部の修正の時に邪魔になる機体表面のモールドはすべて削り取っているので、最後にプラ板やジャンクパーツを使って再現します。




電飾

 光源には球切れの心配がほとんどないLEDを使いたいところですが、手持ちのLEDは指向性が狭く大きいエンジンを発光させるには不十分なので、数年前にシャトルタイディリアムのナビ灯用に買っておいたバルブの先端が丸い麦球を使いました。画像でお分かりのように、光量は十分です。
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エンジンの電飾
 構造は図のとおり。麦球をわざわざφ5mmのプラパイプの中に入れているのは、特に意味はありません。最初φ5mmのLEDを使うつもりで穴を開けてしまっていたため苦肉の策です。でもパイプを使ったことで麦球の仕込みや光漏れ対策がやりやすかったです。
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コクピット計器の電飾
 計器パネルにピンバイスで穴を開け、光学繊維を通し先端が飛び出した状態でエポキシ接着剤で固定。全体を黒く塗った後、飛び出した光学繊維をニッパーでカットすれば、断面だけが光るという具合です。
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 光学繊維のもう一方の端は図のように束ねてφ5mmのプラパイプに通してます。プラパイプの反対側に麦球を仕込んで周りをメタルック(糊つきアルミ箔)で覆えば光漏れ対策は完璧です。
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電源は単3乾電池2本をベースに内蔵し、アルミパイプの支柱の中に配線を通してます。






塗装

 Awingの機体は黄色っぽくくすんで見えます。これを表現しようとクリーム色っぽい色で塗装したら大失敗!くすんだ感じが全く出ませんでした。なので、汚しでくすみを表現しました。。って当たり前か。。

 機体はベースホワイトを塗ったあと、赤の部分をアズキ色で塗装してます。このままだとコントラストが強すぎて目が痛くなるような紅白ですが、ここから汚しで機体を風化させて行きます。

 まずは、いつも通りエナメルのつや消し黒でウォッシングと墨入れを行います。まぁこれは基本ですね。アズキ色の部分はアートナイフなどで削って下地(ベースホワイト)を出して塗装の剥がれを表現します。続いて、、、

●アズキ色の部分にはエアブラシで機体色(つまりベースホワイト)を薄〜く吹きます。これだけでコントラストが弱まっていい感じになります。

●機体全体(均一に、という意味ではないです)にエアブラシでつや消し黒を薄く吹きます。エンジン周りやアズキ色の部分には少し強めに吹いてやるといいです。

●すす汚れはパネルによっては強烈に汚れている部分があるので、そういう部分はパネルごとにマスキングを行いエアブラシでつや消し黒を吹いてあげます。汚れ方はクロニクルなど、プロップの写真を参考にしてください。

●エナメル溶剤を含ませた綿棒にエナメルのクリアオレンジを少量つけ、機体に塗りつけると、黄色っぽくくすんだ機体が表現できます。これも機体全体を均一にくすませるのではなく、パネルごとに強弱をつけると自然な感じが出せます。

 全体のバランスを見ながら、上記の4つを繰り返しながら汚していきます。
エナメルのクリアオレンジの使用量はほんとにごく僅かですが、ツヤが出てしまうので、最後に全体につや消しクリアを吹いてやります。




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