《鹿児島の天文関連施設》


★輝北天球館

(輝北町市成)

 環境庁の星空コンテストで上位にいつも顔を出している「きほく上場公園」(標高550m)内に1995年夏にオープン。65cmカセグレン式反射望遠鏡を備えるドームと、光ファイバーを使って四季の星座を映し出すスターギャラリーなどがある。“宇宙のたまご”を思わせる建物も圧巻。館長は天体写真家の西井上剛資さん。


★スターランドAIRA

(姶良町北山)

 姶良町中心部から北へ約15km、県民の森の少し手前に1993年オープン。20cmクーデ式屈折望遠鏡を備えるドームと40席のプラネタリウムがある。館長は百武彗星を発見した百武裕司さん。


★中之島天文台

(十島村中之島)

 鹿児島市から南へ220km、トカラ列島中之島の活火山御岳の麓に1991年オープン。60cmカセグレン式反射望遠鏡を備えるドームがある。常時開館している施設ではないが、十島村役場中之島支所に連絡すれば中之島小中学校の先生の案内で使用できる。


★出水市青年の家

(出水市武本)

 出水市青年の家の研修施設内に1990年オープン。50cm反射望遠鏡を備えるドームがある。利用には事前の申し込みが必要だが、午後10時まで利用できる。年に4回、星空観察会を開催。


★鹿児島県立奄美少年自然の家

(名瀬市朝仁)

 奄美大島名瀬市の奄美少年自然の家の施設として1992年に完成。20cmクーデ式屈折望遠鏡を備えるドームがある。ふだんは団体研修に使われるので、一般の人は事前に問い合わせが必要。年4回、季節ごとに2日間ずつ一般向けのスターウォッチングを開催。


★鹿児島県立博物館プラネタリウム

(鹿児島市山下町県文化センター4階)

 鹿児島県内で最初にできたプラネタリウム(125席)。四季それぞれに多彩なスターウォッチングのイベントを企画している。


★鹿児島市立科学館

 (鹿児島市鴨池2丁目)

 県内一の規模を誇る270席のプラネタリウム。四季それぞれの番組と大迫力のオムニマックス映画を交互に上映している。


★川内市立少年自然の家

(川内市永利町)

 プラネタリウムと移動式の望遠鏡6台を備えている。プラネタリウムは通常は研修プログラムとして使用され、一般の利用は年に4回の開放日のみ。開放日の利用は無料。



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