2006年10月19日
伊藤 祐一郎 様
会 長 荒 川 譲
議 長 押川浩一郎
社会民主党
代 表 南 徹 郎
米ミサイル駆逐艦ハルゼーの鹿児島港入港を認めないよう求める要請書
私たちは、11月2日に入港を希望している核兵器搭載可能な米海軍ミサイル駆逐艦ハルゼーの鹿児島港入港に反対し、県が入港許可を出さないよう要請します。
今日、朝鮮民主主義人民共和国によるミサイル発射実験に引き続く核実験によって東北アジアの緊張は高まり、世界の目が朝鮮半島とその周辺国に集中しています。北朝鮮の核実験に軍事的な対抗措置を取ろうとする動きもあるだけに、国民の軍事衝突への不安が高まっています。
そういう情勢下、核弾頭搭載可能な巡航ミサイルトマホークを装備している米海軍の軍艦を民間港の鹿児島港に受け入れることは、国是の「非核三原則」に触れる恐れが強いだけに、「核を搭載していない」という文書を提出しない限りは絶対に入港を認めるべきではありません。 さらに今年2月27日には油もれ事故を米軍艦が引き起こしたこともあり、米軍艦の核搭載について県民は強い不信と疑惑を抱いています。
また、周辺事態法の発動が政治日程にのぼっているなかで鹿児島の役割が極めて色濃くクローズアップされることは間違いなく、いたずらに県民の不安を増幅させることにつながります。
ここ数年(今年は二隻目)多くの米海軍の艦船が民間港の鹿児島港に入港しており、鹿児島港の軍港化につながるのではないかとの懸念も強まっています。
県民の生活と安全を第一に考えなければならない県当局が、真剣かつ慎重に対応するよう求めます。そして、米海軍ミサイル駆逐艦ハルゼーの鹿児島港入港を認めないよう、強く要請します。
以上
2006年11月2日
在日米海軍司令官 ジェイムズ・ケリー 様
鹿児島県憲法を守る会
鹿児島県平和運動センター
社民党鹿児島県連合
米ミサイル駆逐艦「ハルゼー」の鹿児島港への寄港に抗議します
私達は、サンディエゴを「母港」とするミサイル駆逐艦「ハルゼー」が、鹿児島港へ寄港したことに反対し、強く抗議します。
今日、朝鮮民主主義人民共和国による「核」実験によって東北アジアの緊張が高まり、世界の目が朝鮮半島とその周辺国に集中しています。周辺事態法の発動が政治日程にのぼり、軍事的な対抗措置を取ろうとする動きもあるだけに、国民の軍事衝突への不安が高まっています。このように軍事的緊張が高まっているなかで、核弾頭搭載可能な巡航ミサイルトマホークを装備しているイージス・ミサイル駆逐艦が鹿児島港に入港することは、民間港である鹿児島港が軍事的な役割を色濃く持つことになり、日本国憲法の下で戦争に反対し、平和を求める県民の不安を増幅させるだけに、私たちは米ミサイル駆逐艦「ハルゼー」の鹿児島港寄港に反対します。
日本の民間港に寄港するならば、憲法はもとより、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という国是の「非核三原」を厳守することは当然のことです。核弾頭搭載可能な武器を装備している米ミサイル駆逐艦「ハルゼー」の鹿児島港寄港にあたって「事前協議」を行なわないのであれば、「核を搭載していない」ということを文書で明らかにするのは当然のことです。 そういう当然の責務を果たさない中での寄港を私たちは認めるわけにはいきません。
日米両国政府は、2006 年5 月に「米軍と自衛隊の一体化」を強める在日米軍再編について合意し、米軍普天間基地に駐留する空中空輸機部隊の訓練・運用を海上自衛隊鹿屋航空基地で行なおうとしています。しかし、米軍の訓練・運用移駐に反対し抗議する声は、地元の鹿屋市長をはじめ鹿児島県内の自治体首長や議会、市民団体、経済団体など広範な県民の声となっています。 にもかかわらず、油漏れ事故を起こした今年2 月の「ジョンS.マケイン」に続く米ミサイル駆逐艦「ハルゼー」の鹿児島港への寄港は、「鹿屋に米軍はいらない」「鹿児島港を軍事基地にさせない」 という県民感情を逆なでするものであり、断じて認めることは出来ません。
ラムズフェルド米国防長官は、「歓迎されないところには配備しない」と言いました。米軍空中給油機部隊も「ハルゼー」も歓迎されていないので「鹿児島に米軍はいらない」という多くの市民・県民の声を受け止めてください。あなた方が本気で私達のよき隣人であろうとするなら。
米載監船が二度と鹿児島港に寄港しないよう強く求めます。
以上
事務局:鹿児島県平和運動センター
鹿児島市鴨池新町5 - 7 - 601、TEL099-252-5555 FAX099-258- 4560 ・Mail kenheiwa@bronze.ocn.ne.jp