『夢の授業』  
〜らくらく道徳授業パック〜
  
〔大江浩光著・押谷由夫解説 明治図書〕(税込み1995円)

5つのセールスポイント

  写真やイラスト、掲示用文字等は、そのまま切り取って、
黒板に掲示できます。

 本著は、「夢」をテーマにした『らくらく道徳授業パック』です。 
 ここで定義する『らくらく道徳授業パック』とは、授業でそのまま使える教材
 ・そのまま使える絵本(23枚)
 ・そのまま切り取って黒板に貼れる写真
 ・そのまま切り取って黒板に貼れる文字
 ・ワークシート
 ・ 学習指導案(研究授業にも対応しています)
 ・発問計画
 ・板書計画 等
   教師にとって、とても便利で、使いやすい、ここまで直ぐに使える「らくらくバック」は、
  初めてではないでしょうか。
(23枚の絵本の内、一部(7枚)を紹介します。この絵本は、専門家に描いてもらいました。)
   

  
※ 絵2004年アテネオリンピック女子柔道52キロ級の準決勝、このクラスの女王と言われていわれていたサボン選手に
 ラスト1秒で大逆転した横澤由貴選手の試合の様子をリアルに伝えるため、写実的な絵本を用いています。
 子どもは、文より視覚から情報を入ることを好みます。このことを勘案すれば、様子をリアルに伝えるために、写実的な
 絵本を用いることは有効だと思います。

2つの魅力的な資料から構成しています
また、風船を使った子どもが「アッ」と驚く「導入」や意外性のある「終末」になっています。

道徳の時間に用いる資料には、力や魅力、インパクトがなければなりません。
 本資料は、2つの魅力的な資料からできています。
 1つ目は、戦火の中、夢の成し遂げた女性の話
 2つ目は、2004年アテネオリンピック女子柔道52キロ級の準決勝、このクラスの女王と言われていわれていた
 サボン選手にラスト1秒で大逆転した横澤由貴選手。
 この2つの資料を融合することにより、インパクトのある魅力的な道徳資料にできあがっています。
※本道徳自作資料を用いて80名小学生を相手に飛び込み授業をしている様子です。(すごく反応がよかったです。)


押谷由夫先生(前文部科学省教科調査官・現昭和女子大学教授)が解説を書いて
くださっています。また,本著を推薦してくださっています。

押谷由夫先生の解説の一部を紹介します。》
        大江流「夢の授業」へのメッセージ
   ー先生の愛と思いと心意気が子どもを変えるー
        昭和女子大学 押谷由夫

熱血の大江先生が、また、魅力的な本を上梓されました。今度は
「夢の授業」です。
子どもたちの心の元気をはぐくんでいくのが、私たち教師の役割です。
それは、子どもたちに夢をもたせ、生命を輝かせることにほかなりません。
NHKの人気番組であった「プロジェクトX」の一貫したコンセプトは、
「思いは叶う」でした。
ここでいう「思い」は当然「夢」でもあります。苦しい状況の中でも、夢を
もって取り組めば, 必ず乗り越えていくことができます。そのとき周りから
見て、苦労していると思っても、本人はちっとも苦労とは思っていないは
ずです。著名人へのインタビューを聞いていると、かならず逆境のときが
あります。「夢」をもつことによって切り抜けていくのですが、そのときの
ことをインタビューアーが「大変だったでしょうね」とたずねるときまって
「そうではありません。楽しかったですよ」と応えられる。実際苦しかった
こともあるでしょうが、そのことよりも楽しさのほうが蘇ってくるのです。
夢をもつことの大切さがここにあります。大江先生は、夢の学びとして、
3つを挙げられています。
「あきらめないで生きることの大切さ」
「前向きに生きることの大切さ」
「楽しく生きることの大切さ」です。
これらは、本質を突いています。
では、その「夢の授業」をどう創っていくのか。本書には大江流「夢の授
業」がだれでも取り組めるように「らくらく道徳授業パック」を沿えて提案
されています。
ぜひ、全国の先生方が取り組んでほしいと願っています。


「夢の授業」の説明

ホームページにアクセスしてくださった
「あなた様」
「夢」っていいと思いませんか。
「夢」に向かってチャレンジしている人は、魅力的だと思いませんか。
 本著を追試すれば,「夢をもって,あきらめずに,前向きに生きるこ
との素晴らしさ」を誰もが,簡単に子どもに教えることができます。また、
この授業が子どもにとって「記憶に残る授業」になると確信しています。
 なぜ、今、「夢」をテーマにした道徳授業が必要になってきたのでし
ょうか。それは、現在社会には、いじめ、非行、ひきこもり、ニート(定
職をもたない)、怠学等、多くの問題をかかえているからです。これら
の問題を打開するためには、誤った子どもの価値観や意識を変えるこ
とができる授業が必要なのです。それが「夢」をテーマにした道徳授
業なのです。
 夢について語っている人は、小学生であれ、中学生であれ、青年で
あれ、高齢者であれ、年齢を問わず目が輝いています。なぜでしょうか。
それは、夢について語る時、学力や体力、金銭的条件等、何の制限や
制約などがなくみんなが平等な土俵に上がっているからです。
 夢には、3つの学びがあります。
1つ目は、「あきらめないで生きることの大切さ」を学ぶことができます。
 2つ目は、「前向きに生きることの大切さ」を学ぶことができます。
 3つ目は、「楽しく生きることの大切さ」を学ぶことができます。
 1つ目の「あきらめないで生きることの大切さ」ということは、どんなこ
とがあっても1つの目的意識をもち続けることです。1つの目的意識を
もち続ければ、他の誘惑や邪念に惑わされることなく、あきらめないで
生きることができます。
 2つ目の「前向きに生きることの大切さ」ということは、不撓不屈の
精神も含まれますが,1つの目的に関して挫折しても、柔軟的に新しい
目的を見いだし、その新しい目的に向かって生きることをいいます。
1つ目と2つ目は、文言から判断すると一見同じように思えます。
しかし、上記で述べたように相反する面を持っていますので、人間が
人間としてよりよく生きる為の必要十分条件だと思います。
 3つ目の「楽しく生きることの大切さ」ということは、「あきらめないで
生きることの大切さ」と「前向きに生きることの大切さ」を達成させるた
めの1つの手立てです。
目的がいくら素晴らしいものであっても、苦痛だけが伴い、楽しさや喜
びがなければ長続きはしません。
 例えば、授業の指導法や学級経営に関しても同じことがいえるので
はないでしょうか。
教師に指導法を開発することの喜びや学級をまとめていく喜びを見い
だすことができれば、継続的に取り組むことができ、目的を達成させる
ことができるのではないでしょうか。
 以上、
「夢の授業」を通して上記の3点の学びを習得させることにより、諸問
題を起こすこともなく、人間としてよりよく生きることができるはずです。

ぜひ,手にとって読んでいただければ幸いです。

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