指導カリキュラム

勤務している学校の特別支援学級用の算数指導カリキュラムは存在するでしょうか?
もし存在していたとしても
4月・・・数の概念,10までの数  5月・・・いくつといくつ,繰り上がりのないたし算
この程度のものでは,本当に誰が特別支援学級担任になっても使えるでしょうか?
また,保護者に対して,説明責任を求められた際,提示出来るレベルでしょうか?
これからの学校現場では,説明責任を求められることが多くなると思います。
アメリカなどは,説明責任がよく求められています。
今の状況を改善するため,私は特別支援教育のねらいの1つでもある
「社会における自立」を目指しのための算数カリキュラムを作成しました。
このカリキュラムは,暗算で買い物計算が出来るようになることを目指しています。
私は,実際このカリキュラムを通して多くの成功例を残しています。
平成30年度11月の段階で,の特別支援学級に在籍する私のクラスにおける実践では,
最低でも,繰り上がりのあるたし算や繰り下がりのあるひき算は,全員暗算でできるようになりました。
すでに,390円+280円が暗算ででき,1000円支払った場合のおつり算もできる児童もいます。

掲載しているカリキュラムは,著書「数が苦手な子のための計算支援ワーク」1〜4に詳しく掲載しています。
・著書「数が苦手な子のための計算支援ワーク」1には,34のカリキュラムを掲載
・著書「数が苦手な子のための計算支援ワーク」2には,51のカリキュラムを掲載
・著書「数が苦手な子のための計算支援ワーク」3には,59のカリキュラムを掲載
・著書「数が苦手な子のための計算支援ワーク」4Uは,63のカリキュラムを掲載
4冊で合計207の系統的カリキュラムを掲載しています。