資料名 「「いじめ」は,犯罪」

[ねらい]
 ・「いじめ」が犯罪であることが分かります。
 ・「いじめ」をすれば,「いじめ」に関係する様々な人に悪い影響を与えることが分かります。
[セールスポイント]
 
 ・少年法を取り扱っています。
  ・少年鑑別所,家庭裁判所などの写真を活用しています。
  ・いじめた側の関係者が大変なことになったことも掲載しています。
  ・以前,少年院に入所した方からのメッセージを掲載しています。
  ・ワークシートとセットになっています。
[対象学年]
  ・小学校中学年以上
[追試上の留意点]
  ・写真(イラスト)やメッセージなどは,コピー機でTPシートに転写して活用するとよいです。
[備考]
  ・関係機関のご協力により完成することができました。
  ・この資料は,ノンフィクションです。

   


〔発問1〕 みなさんは,今まで人からいやなことうされたことはないですか。
      今日は,みんなでいやな経験を全部出して、学級をよくしていきましょう。
      少しいいにくいかもしれませんが。名前を出さなくても結構です。

〔発問2〕 どれが「いじめ」になりますか。分けてみましょう。

〔発問3〕 「いじめ」か「いじめ」でないかは,どこ(どんな基準)で分けることができるでしょうか。

〔説明1〕 「いじめ」とは,次のような行為をさします。
          ( 省  略 )
      ※詳しくは,『「いじめ」の授業』(大江浩光著,押谷由夫解説,明治図書)
       に掲載しています

〔発問4〕 「いじめ」と関係する人として,どのような人がいますか。

〔発問5〕 「いじめ」をなくすためには,どうすればよいでしょうか。ワークシートに書きましょう。

〔発問6〕 なぜ,「いじめ」をするのでしょうか。

〔説明2〕 あるテレビのレボーターが中学生のいじめっ子に「どうして,いじめをするのですが。」と聞くと,
      「いじめられっ子を見るとむかつく。いじめても反抗しないからおもしろい。」と,答えた。

〔発問7〕 「いじめ」をすれば,法律上どのような処分を受けるでしょうか。

〔説明3〕 ( 省 略 )
      ※少年鑑別所や裁判所の写真を用いて,少年法に関して,事例をあげて,詳しく説明した。
       〔〜するれば,〜なるんだ。とい事実を関係を詳しく知らせることが大切〕
      ※詳しくは,『「いじめ」の授業』(大江浩光著,押谷由夫解説,明治図書)
     
に掲載しています。

〔発問8〕 「いじめ」をすれば,どんな人が傷つくと思いますか。

〔発問9〕 「いじめた子」の親は,どのようなことをすると思いますか。

〔説明4〕 ( 省 略 )
      ※「いじめた子」の親がとった行為(新聞に掲載された物)を提示した。
      詳しくは,『「いじめ」の授業』(大江浩光著,押谷由夫解説,明治図書)
      に掲載しています。

〔指示1〕 「いじめ」などを行なって少年院に入所した経験のある人からのメッセージを聞きましょう。
      ( 省 略 )
      ※詳しくは,『「いじめ」の授業』(大江浩光著,押谷由夫解説,明治図書)
      
に掲載しています。

〔指示2〕 ( 省 略 )
      ※この部分は,この授業の重要なポイントとなります。
       文部省教科調査官の押谷先生からも
       「この指示は,いいですね。」
       と,評価をいただきました。
       ※詳しくは,『「いじめ」の授業』(大江浩光著,押谷由夫解説,明治図書)
      
に掲載しています。

〔指示3〕 この授業を受けて,感じたことや考えことをワークシートに書きましょう。
      次のことが書かれていた。
      ・自分は,「いじめ」のようなことをしたことがある。今日の授業を受けて,「いじめ」をすれば,
       どのような処罰を受けるかがよく分かった。多分,「いじめ」をしている人たちは,この事実
       をほとんど知らないと思う。この授業を受けて,もう少し考えて行動しなければならないと思った。
      ・「いじめ」をすれば,親には迷惑をかけるし,全然いいことがないなあと思いました。
       私は「いじめ」をしたこともされたこともないですが,「いじめ」は,犯罪であることがよく分かりました。
       「いじめ」をしている人たちは,きっとおもしろがってやっていると思います。
       その人たちにこの授業を受けさせたらいいと思いました。


私の自作資料に関して一言
    (1)普段の授業や研究授業などで使用していただいて結構です。
    (2)教育雑誌や教育書,その他の書籍に無断掲載することは,著作権法に触れますので,
       ご遠慮ください。

                              

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                         『「いじめ」の授業』