サラゾピリン服用時の注意点 |
|
|
(1) |
吐き気が起こる場合、食後か食中に服用する。 |
|
|
(2) |
小児の場合は担当医の指示で錠剤を割ったり、粉にする。 |
|
|
(3) |
錠剤の大きさに注意。(薬剤の大きさが大きい) |
|
|
(4) |
尿の色がオレンジ色に着色しても心配ない。 |
|
|
(5) |
日光過敏が起こりやすく、長時間日光に当たることは望ましくない。 |
|
|
(6) |
熱や湿度で薬の効果が低下するので保管に注意! |
|
|
(7) |
自覚できない肝機能障害や血液の異常などの副作用が起こるときがあり、定期的な血液検査が必要。 |
|
|
(8) |
他の薬剤で効果に影響がある場合があり、医師にしらせなければならない。 |
|
|
(9) |
男性の場合、精子の減少や運動能力の低下が起こることがあります。(服用を中止すれば3ヶ月で元に戻ります。) |
|
サラゾピリンと多剤の飲み合わせに気をつけないといけないもの。 |
|
|
(1) |
トリブタマイド(ダイヤビニーズ)=経口糖尿病薬の効き目が悪くなり。血糖値が下がりにくくなる。 |
|
|
(2) |
ワーファリン(クマデイン=血液を凝固しにくくする)の効果を増強してしまい、出血効果が高まる。※思わぬ出血の危険性がある。 |
|
|
(3) |
デイコキシン(=心臓病薬) 吸収が低下しデイコキシンの血中濃度が低下される、 |
|
|
(4) |
フェニトイン(抗けいれん剤)の血中濃度を高める。 |
|
|
|
|
ペンタサ服用時の注意点 |
|
|
(1) |
水に溶かさない。⇒胃で吸収されてしまい、小腸大腸に届かない。 |
|
|
(2) |
粉にして大量に飲まない。⇒中毒症状になるおそれがある。 |
|
|
(3) |
医師の指示にしたがう。 |
|
|
(4) |
定期的な血液検査が必要。 |
|
|
|
|
肝機能障害や血液の異常などの副作用がおこる恐れがある。 |
|
|
|
|
プレドニン(プレドニゾロン)服用時の注意点 |
|
|
(1) |
担当医の指示なく、勝手に減量してはいけない。突然の中止は死をまねく。 |
|
|
(2) |
空腹時の服用を避け、食事や何かの食べ物と一緒に服用する。(胃部不快感の防止) |
|
|
(3) |
アルコールを含む他薬剤との同時服用禁止。 |
|
|
(4) |
体に強烈なストレスのかかる状態に陥ったら、格別の注意が必要。 |
|
|
|
|
(プレドニン(プレドニゾロン)を服用していることを示すカードかメモを携帯するのが望ましい。 |
|
|
(5) |
朝の9時前服用が望ましい。 |
|
|
(6) |
ワクチン接種は避けたほうがよい。 |
|
|
(7) |
感染症にかかったら、必ず担当医に相談すべし。 |
|
|
(8) |
光の当たらない涼しい場所に保管すること。 |
|
|
(9) |
ナトリウムを多く含まない食事を摂ること(体に水分が貯まり易くなっているから) |
|
|
(10) |
計画的に受診する。(効果と副作用を把握するため) |
|
|
|
|
|
プレドニン(プレドニゾロン)と多剤の飲み合わせに特に注意しなければならないもの |
|
|
(1) |
経口糖尿病薬の効果を低下させる。 |
|
|
|
|
(プレドニン(プレドニゾロン)が血糖値を上昇させるため) |
|
|
(2) |
ワーファリン(クマデイン)の効果(=血液を固まりにくくする)を増強するため、出血しやすくなる。
|
|
|
|
|
免疫抑制剤服用時の注意点 |
|
|
・ |
免疫抑制剤を10年単位の長期で使用すると、ガンの発現する可能性が否定できず、慎重な適応と経過観察が必要。 |
|
|
・ |
薬の形状を勝手に変えて服用してはいけない。 |
薬剤が胎児へ及ぼす危険度 |
|
|
|
製品名(成分) |
FDA分類 |
危険度 |
ペンタサ(メサラジン) |
B |
2 |
サラゾピリン(サラゾスルファリジン) |
B |
2 |
プレドニン(プレドニゾロン) |
C |
3 |
イムラン(アザチオプリン) |
D |
4 |
ロイケリン(メルカトプリン) |
D |
4 |
ネオーラル(シクロスポリン) |
C |
3 |
フラジール(メトロニダゾール) |
C |
3 |
レミケード(抗TNF-α抗体) |
B |
2 |
※アメリカ合衆国食品医薬品局の定義より(CCJAPANの記事を参照)
※危険度は5段階評価で最も危険度が高いのは5、低いものは1とした。いずれにせよ主治医と充分に話し合って投薬されるべきです。 |