性同一性障害と私
私はクローン病になってしまうずーっとずーっと前から、自分自身の性別に疑問をもっていました。なんで、強くならないといけないの?なんで髪のばしたらいけないの?将来あんなごつごつした体になるのいやだな〜。脂ぎったおじさんになるの嫌だな〜。なんでひげ生えてくるの〜。なんで綺麗な服着たら変な目でみられるの〜?すごいすごいストレスでした。クローン病になったのもそういう強いストレスが大きな一因となってるのをクローン病の闘病中は特に強く自覚していて、病院のベッドの上でいつかは必ず健康状態を取り戻して女性になってみせると、いつも考えていました。男性である自分のまま、体がぼろぼろになるのが嫌で嫌でたまらない、絶対男性でなく女性で見られるようになりたいという強い願望があったからこそ病気を緩解状態に戻せたのだと自分は強く信じています。なぜなら、ホルモンやって女性に近づけば近づくほど、私が自分らしさを取り戻すのが実感できたからなのです。そういう私だから、クローン病という難しい厄介な病気を持っていても、多少なりとも体に無理がかかる女性に近づく治療をやめられないのです。こういう私はほとんどの人は理解できないかもしれません。
でも、少しでもわかってくれる人がいらっしゃればうれしく思います。