一人ひとりが心豊かに、快適に
田園文化が息づくゆとりある町づくり
  ごあいさつ
                                     吾平町長 野尻辰雄
恵まれた自然と、古い歴史をもつ吾平町は、おだやかで、協調的な町民性と先人達の
努力によって発展してきました。
 そして、今、環境の変化に即応して新しい時代の町づくりが求められています。
大きくは、国際化が先行するなかで、都市への人口集中は農村の過疎と高齢化をひき
起こしています。一方、物の豊かさより、心の豊かさを、そして、人間らしさを基本に、
うるおいとやすらぎを求める価値観への変化がみられ、農村の豊かな自然が見直され
つつあるのも事実であります。この変化の時代こそ『脚下照顧』、足もとをしっかり見つめ、
先輩の業績を学び、新たな発展のための知恵と町民が一体となった協力体制を築き、
来たるべき二十一世紀への橋渡しに努めなければならないと思います。
 幸いにも、県立大隅公園や街路事業による商店街の一新、大隅縦貫道の計画など、
町発展の条件は着々と整備されつつあります。
農業、商工業など産業の振興とともに特有の文化をもち、住みやすく誇りがある郷土づくり
をすすめ、未来にわたって自立の気概をもって存立する吾平町を築いて参りたいと念じて
おります。このぺ一ジにより、更に町政に対する御鞭燵と御協力を賜りますようにお願い
申し上げます。

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