”沈む少年”その5(00/04/10)


桜の季節になってしまいました
春です。新学期、入学式、新生活。花は桜木も満開です。
その間、「沈む少年」は一向に進まず。文字通り沈んでます。

NTTの仕事が一向に進まない、というのが、ひとつの原因です。
これが中途半端なままだから、なかなか先へ進めない。
チャッチャッと終わらせたいのに、あーだこーだ無用なところで長引いてる、そんな感じです。

★ ★ ★

久々に怒ると言う事を思い出して、恨みつらみで世の中を眺めてみて、随分と懐かしい気持ちにもなりました。
頭に来て、「ふざけんな」って気持ちになって、それが自分のモノ作りの第一段階。
頭に来過ぎて、頭に来るのがおかしくなって、それが自分のモノ作りの第二段階。
で、そこから先があると思って見つからなくて、一も二も無くして煮詰まってたのがココしばらくの自分の状態で。

今更第一段階に戻る気も無いんですけど、第一段階があるから第二段階があるわけで、
一と二を行きつ戻りつってのが、今のところ一番健全な状態なのかも知れないな、と。
こういう言い方で伝わる人がいるのかどうか判らないんですが、そういう感じです。

一番最初の自分が一番正しかったんだな、みたいな。初心忘れるべからず、という。

★ ★ ★

そういうワケで今年度(4月ですからキリ良く)は初心を大事にしていきたいと思います。
初心は曲げんぞ、という。

それで今までやっとかっと手に入れたものを失う羽目にもなるかもしれませんが、目先の利益に捕われて大損するのは避けたいですし、それで自分が功利的な下らないモノを創って悦に入ってるようなところまで落ちるのはもっとヤですし。

しっかりとした実力を見につければ、最低限の保証は手に入れられるハズ。
それを身につけるために自分の作品を創るし、良いものになるよう努力する。そういう年度にしたいと思います。
色々なものが壊れても、それはそれで良いやいな、と。


勢い良く咲いて潔く散る、桜のような文章ですね(自分で言ってりゃ世話ないですが)。


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