鉄幹
オガタマ酒造 川内市永利町2088 Tel 0996−22−3675
ゲットした日:平成12年4月2日
この「鉄幹」もKさんが、ホームページに掲載したらと飲み会の席に持ってきてくれた焼酎である。ちなみにこれでKさんから出された宿題は一応第1段階は終了することになるのだが、次々に宿題を与えて欲しいと願っている。(^_^;)
ところが、この焼酎があまりにも旨くて(まあ、ノンベーにとっては何でも旨いのだが・・・)、飲み会の席上で無くなりそうな気配であったので、1合ほど残ったところで、私が座席の後ろに隠して事なきを得て、持って帰ることが出来た。
ラベルには「手造り古式瓶仕込み」と大きく記載され、裏面には「杜氏歴65年の地杜氏・杉園道男が丹誠込めて育て上げた、原材料、水に気配りした、焼酎の逸品・・・」と書いてあり、とくに「5対5の割合で割り水をし、一晩なじませます。すると、焼酎が水なれし、うまみ、甘みが一層引き立ちます。」と記載している。
25%に割り水されているのに、さらに割り水して一晩寝かせるとさらに味が引き立つというのに興味を覚えた。
指定の如く関平鉱泉水で5:5に割ってラップをかけて24時間放置してみた。
水割りでは薫りも味も芋そのものなのだがスッキリした柔らかな味わいで、後味にもキレがある。
この水割りをカラカラ(黒さつまの酒器)に移して電子レンジで燗をしてみたのだが、時間を少々間違ってしまい手に持てないぐらいの熱燗になってしまった・・・(^_^;)。
芋焼酎の上品で芋焼酎独特の甘い香りが口中に広がり、舌に乗る味も甘くまろやかで上質である。とにかく旨い。芋臭さが云々・・・等と言うことを超越しているのではないかとさえ思える。まさしく芋焼酎の真骨頂を見るようである。
芋焼酎を初めて飲む人にもこの上質さは解って貰えるのではないだろうか。
生で飲んでみたところ、水割り系統で飲むにはやや味が尖っているような気がしたので、割水によりまろやかさが増したのは事実だろう。
今までは封を切って即どんな味かとハイエナの如く飲み漁っていたのであるから、新しい飲み方を学べたことに感謝!!!