種子島しま茜  


島茜
     ア酒造   西之表市西町6993−1
        Tel 09972−2−0707
     ゲットした日:平成11年6月末頃


 「種子島しま茜」は南日本新聞の地方欄に、種子島特産の安納芋を使った焼酎が出来たと報じられ、申込先も西之表市地区酒類販売同友会と記載されていたため、安納芋なるものがここらの黄金千貫とどの様に違うのか、興味をそそられ電話で注文した。
 地元出身の人に聞くと、安納芋は西之表市安納地区だけで作られ、糖度の高い唐芋だそうである。
 生で飲んでみると、確かに普通の芋焼酎とはかなり違う独特な味がする。子供の頃時々食べていた、赤芋の様な味がする(私はあまり好きではなかったが・・・(^_^;)。茜というネーミングからも安納芋は赤芋ではないだろうか?
 それで、水割り、ロックとあまり合わないと言うか慣れないと言うか、その良さが今一つ良く出ないような気がする。
 ところが、お湯割りにすると唐芋の持つ自然の甘味が際だち、芳醇で深みのある味わいが増して、何とも言えない幸福な気分に浸れる。喉ごしもスッキリしている。これは絶対お湯割りで飲む焼酎ですよ! しかもいたずらに長期熟成するよりは、ある程度の新酒として飲んだ方が、芋のまろやかな味わいが楽しめるのではないだろうか。
 

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