桜島



       本坊酒造(株)  鹿児島市住吉町1番5号
       ゲットした日:平成11年4月13日


 「桜島」は以前から本坊酒造が主力商品として力を注いでいる焼酎で、その名前は10年ほど前から聞いていた。 この焼酎は知覧工場で出来ると聞いたことがあり、実際知覧の宴会などではこの焼酎が良く出されていた。
 平成11年3月27日の「北村英治・塚原小太郎デュオ」チャリティージャズコンサートの時、本坊酒造さんのご厚意でこの「桜島」お湯割りが無料で振る舞われていた。
 この日はことのほか北風が強く寒かったのでお湯割りが飛ぶように出ていたが、席まで社員の方がお酌に来るほどの親切ぶりであった。
 私もすっかり感激してしまって、社員のNさんに私のホームページのことを話し、この「桜島」の少し残った瓶を頂き掲載したいと申し出たら、快く引き受けて下さった。
 あいにくとコンサート終了後北村英治さん達との懇親会があったので、Nさんから「桜島」の空き瓶を受け取れずにいたのであるが、後日メールを頂き、私の自宅まで封の切っていない「桜島」と「石の蔵から」及び焼酎コップを届けていただいた。まことに感謝感激の極めである。
 「桜島」のラベルには南薩産さつまいも100%と表記されており、地元南薩地方にこだわりがあって嬉しい。
 この焼酎はの、芋焼酎の個性を前面には押し出さない、どちらかと言えば飲み易さを追求した新しい世代の製品なのだろうが、持っているエスプリは芋焼酎そのものであり、お湯割りにすると芳醇な風味とほんのりとした甘みが十分に引き立つ逸品である。ロックにして飲んでも、あまり辛みを感じず、柔らかい甘みが舌に残っているので、芋焼酎初心者にも十分飲めると思う。