蔵の師魂  



    小正醸造株式会社  日置郡日吉町日置3314
    ゲットした日:平成11年7月10日


蔵の師魂  「蔵の師魂」は鹿児島市のコセド酒店の頒布会で得た焼酎で、以前は「真酒」が入っていたように記憶している。
  原料芋は有機栽培の金峰町産コガネセンガン、原料米は同じく金峰とコシヒカリを使用し、黒麹を使い、釉薬を塗っていない素焼きのかめ壺にじっくりと貯蔵して出来たまさしく入魂の焼酎である。
  生で飲むと芋焼酎の持つ香味と芳醇な味わいが楽しめる。それでいて、殆どクセを感じさせない。何処かで味わった味だと思って以前飲んだ焼酎を反芻していると、同じ小正醸造の「薩摩の蒸留酒原酒」に似ている。この焼酎は全部飲んでしまったが、これを25度に調整したのが「蔵の師魂」ではないだろうか。
  ロックにして飲んでも、味わいは変わらず十分に楽しめる。
  これを湯割りにすると、芋焼酎独特の上品な甘味が一層引き立つ。一般にロック系統で旨い焼酎はお湯割りにすると芋焼酎の味わいがあまり引き立たないのだが、この焼酎は全く飲み方を選ぶことなく芋焼酎の良さを楽しめ、しかも上質である。
  なるほど気合いを入れて出来上がった納得の逸品である。

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