さつま寿



                 尾込商店  川辺町平山6855
                 ゲットした日:平成11年4月13日


さつま寿 
  私たちが川辺で宴会をするときに出る焼酎は、決まってこの「さつま寿」「八幡」である。川辺町には日本百名水に選ばれた町民自慢の水があり、水の恵みで作られる焼酎も必ず地元のものが愛飲されているのである。
  加世田では、宴席で出る焼酎は結構メジャーな銘柄が多く、川辺のような郷土愛がかなり希薄と感じており、この川辺の焼酎を結構羨望の眼差しで見ていた。
  「さつま寿」はとある会合で出た剰りを貰って帰って来たのであるが、一人でじっくりと味見をしてみると、骨太の芋焼酎そのものの味であり、生で飲んでも、お湯で割っても芋の薫りと味わいを存分に楽しめる。水に恵まれた土地柄をストレートに表現しているのか、初心者とか都会人とかに全く迎合しない誇りを感じる焼酎である。
  やはり、お湯割りがその味わいを十分に引き出す飲み方のような気がする。

      (平成11年4月19日記載)

 寿と本格焼酎君お湯割り茶碗 最近尾込商店の焼酎から目が離せない。 と言うのも、焼酎台帳管理人さんマルダイさんが「惚れ直している!」と公言して憚らない。 こうなると意志薄弱すぐ人に左右される小生はいても立っても居られなくなってしまう。 特に焼酎交友録には、宴席でくすめて来た5合瓶の手抜き写真を掲載していたので、若干の罪悪感も相俟って、一升瓶欲しい病にうなされ続けていたと言って過言ではない。 
  1月20日に念願の一升瓶を買うことが出来た。 なかなかお目出度く良いラベルである。
6:4に割り水したものを黒ヂョカで燗してみた。 濃厚でいかにも地焼酎らしい存在感が溢れている。 味わいの形容を寄せ付けないと言うか、伝統と人情に裏打ちされた弛まぬ愛、焼酎を飲んでいる幸せを感じさせる。 ほんのこてよか焼酎じゃっど!

        挿入写真は本格焼酎君六四お湯割りコップ

         (平成14年1月22日記載)
              

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