亀五郎
吉永酒造場 薩摩郡下甑村手打1277
ゲットした日:平成11年4月6日
甑島にはまだ行ったことがないのだが、海猫の餌付け等で有名であり、まだまだ手つかずの自然がいっぱい残されているらしく、是非行ってみたい離島の一つである。
この「亀五郎」はその自然いっぱいの下甑村の産である。
例によって鹿児島市のコセド酒店の「こだわりの地焼酎頒布会」に入っている逸品である。
これを味見するのに、友人のKさんとodabooさんを呼んで、3人で試飲会と称して、あれこれとウンチクを傾けながら飲んでみた。
生で飲んでみると、昔ながらの芋焼酎独特の柔らかく芳醇な味わいであり、ほんのりとした甘みが後味として残る。
ロックにして冷やすと、飲み易さは増すのだが、少し鋭利な感じが残るような気がする。
お湯割りにすると、黒麹造りとは一味違う、昔ながらの焼酎の持つふくよかさというか、正々堂々とした芋そのものの恵みをストレートに味わえる。
3人の意見も、生でも充分楽しめるが、お湯割りで味わうのが最高で、玄人受け(私たちのようなノンベーのこと(^_^; )する焼酎と言うことで、珍しく一致した。
私などは少ないボキャブラリーから如何に有効なウンチクを引き出すかと悩みながら飲んだので、ついつい飲み過ぎてしまって、危うくマグロ寸前であった。(^_^;)