日向サンパークオートキャンプ場
宮崎県日向市大字幸脇303番地5
Tel 0982−58−0636 年中無休
旅行した日:平成14年2月10、11日 オートキャンプ
近鉄キャンプ。物好きが結構多かった。(^_^;)
選手は総じて明るいですね。 |
寒波襲来で晴天ながら冷たい風の吹き荒れる連休に、
大阪近鉄バファローズのキャンプ見物を兼ね
日向サンパークオートキャンプ場でキャンプした。 当日早朝より準備をしたのだが、自宅を出発したのは午前11時という何ともズンダレタ旅立ちであった。
高速道路で宮崎まで行き、一つ葉有料道路から国道10号線を北上する予定だったが、宮崎インターチェンジの手前で
西都方面の標識を見付け、出来たばかりの
東九州自動車道に入る。 さすがに行き交う車は極端に少なく、数えられる程度か。 石原東京都知事なら、使いもしない高速道路を造って税金の無駄使いと舌峰鋭く非難するだろうな、と思いつつも、10号線の酷い渋滞を考えればやはり有り難い。(^_^;)
午後1時、高速道路終点の西都で一般道へ降りる。 そう言えばここではヤクルトスワローズがキャンプしているのだが、セリーグには全く関心がないので素通り。(^_^;) さらに、この近くに
新田原航空自衛隊基地があるのだが、往復共に時間が取れずにこれまた素通りを余儀なくされた。
オートキャンプ場全景。朝撮影。
奥コテージ6棟、手前約40テントサイト。
右側の日陰に我々のテントが・・・(>_<) |
国道10号線に入るとさすがに車が多い。 渋滞こそないが信号待ちのため結構時間が懸かる。 しかし、海の見える国道はやはり良いものだ。 途中高鍋町のラーメン屋で昼食を取る。
午後2時30分頃、日向市に入り、
美々津大橋を超えた左側に
日向サンパークを見付けるが、そのまま近鉄キャンプ地に向かう。 3時前にキャンプ地に着いたが選手の練習はほぼ終わっていたため、夕食の材料を仕入れにスーパーを探す・・・、がなかなか見付からない。(>_<) 日向市中心部に近づくに連れ国道10号線の渋滞は酷くなる一方である。 スーパーの少ない町なのだろうか、国道沿いにはそれらしき建物は全く見当たらない。 仕方なく
ジャスコの看板に従い海岸方向へ車を走らせる。 しかし標識は国道沿いに立っているだけで、迷いながら何とか辿り着いたジャスコはとても巨大なショッピングモールだった。
買い出しを済ませ、日向サンパークオートキャンプ場に到着したときは既に4時半を過ぎていた。
迫る日没に焦りながらも広いキャンプ場内で最適の設営場所を探す。 北風が強いため出来るだけ風の弱い場所をと思い、東側の木立の脇にテントを張ったが、翌朝これが
大失敗だったと気付く。(T_T)
テントサイト。コンセント完備で下は芝生。
朝10時になってもこのように寒々しい。(^_^;) |
何も手伝いたがらない愚息共を叱りつけながら強風の中、テントとターブの設営を終える。 今回はテントサイトがかなり広いのでターブの設営は結構上手く行き、これまでの最高の出来である。(^^)
持参した割り水
「桜島」を飲みながら
BBQコンロに炭火を起こし、
七輪にも炭火を移す。 今夜のメインディシュは
焼き肉と豚汁・・・まあ、ワンパターンですな。(^_^;) 食べる頃にはすっかり日が暮れて、去年買った新しいガスランタンを出そうとしたのだが、卓上コンロのガスボンベの予備がないことに気付く。 仕方なく電気ランタンを使おうとしたが、これも電池漏れで使用不可に・・・。 結局いつもの如くヘッドランプの明かりを頼りに暗闇の中で食事をする羽目に・・・。(>_<) しかもあまりの寒さに、テーブルではなくBBQコンロを囲んで暖を取りながらの原始的夕食風景であった。 焼酎だけは
黒ヂョカで燗付けしガランツをショケに・・・旨い!まことに最高のシュチエーションですな。(^^)
食事が終わると片づけも早々に切り上げ、テントに逃げ込む。 テント前室に七輪を持ち込み、黒ヂョカで燗付けしながらさらに飲む。 寒さのせいかゴイゴイ入り、結局持参した
「桜島」の生換算4合半全てを夫婦二人で飲み干してしまった。(^_^;)
キャンプ場に面した日向灘。このように静かな
冬の海は初めて見たような。
遊泳及び魚介採取禁止になっている。 |
夜中に結構な突風が吹き荒れていたが、シュラフと毛布一枚で特に寒さも感じず熟睡した。
朝起きるともう日が昇っており、降り注ぐ朝日の中でボーイスカウトの一団が朝礼をしていた。 そして我がテントには・・・陽は全く差してこない。(>_<) 木立に遮られて朝の間は日陰になる場所を選んでしまったのだ。 あれやこれやと迷った挙げ句、結局最悪の選択をしたと言うことか・・・。(T_T) 我が人生を象徴していると、夫婦顔を見合わせ思わず苦笑いしてしまった。 夏場だったら最高のテントサイトと賞賛されるのだろうが・・・(^_^;)
朝食前に海岸沿いの遊歩道を散歩する。 朝日がきらきらと海面に反射して眩しい。 東シナ海の荒れ狂う冬景色を見慣れている眼には、鏡のように静かな日向灘が故郷の海に繋がっていることが不思議に思える。 透明度もかなりの物であり、素晴らしい海岸だ。 ただキャンプ場周辺では海水浴は出来ないようである。
日当たりスポットまでテーブルを出して昨夜の残り物で朝食を取る。 キャッチボールなどして少々遊んだ後、撤収。
午前11時キャンプ場を離れ、近鉄のキャンプ地に向かい、ミーハーをやった後、午後2時半に帰路に就いた。
今回は近鉄キャンプしか見なかったが、キャンプ場にはコテージや
テニスコートや
児童遊園も完備しており、また周囲に沢山の
観光景勝地及び
海水浴場などもあり、2〜3日滞在しても楽しめる所であろう。
表紙 南九州のオートキャンプ場 県民の森丹生附オートキャンプ場 野々湯温泉オートキャンプ場