白馬
八木酒造(名) 垂水市上町71
Tel 0994−32−0024
ゲットした日 : 平成13年11月3日
本年11月末閉鎖予定の蔵があるとの情報を得て、お話を伺いに大隅半島に上陸した。 その時の様子は薩摩焼酎巡礼ー沈鬱の大隅路に記載した。
もちろんこれらの蔵とは異なり、八木酒造は元気バリバリで製品を送りだしているのだが、薩摩半島ではなかなか手に入らないので、直接蔵元を訪ねた次第である。
工場はあいにく休みであったが、繁華街の系列のコンビニを探し当て、この「白馬」を2本購入した。
ラベルは白地に金色の縁取りの白馬が躍動的に描かれている。
生で飲んでみた。 軽い薫りと共に柔らかい甘味の引き立つ淡麗な飲み口である。
ロックにすると、清冽な味わいで飲み易さが増すようである。
あらかじめ5:5程度に割り水したものを燗付けすると、淡麗な中にほのかな甘味が漂い、どちらかというと甘口の印象が強いが、後味はキリリと締まっている。 燗冷ましでふくよかさが前面に出てくる。
軽快にして清冽な飲み口の焼酎と言えるのでは無かろうか。 特に干物等をショケにして飲むと甘味がグンと引き立ち、旨さが倍加する。 そう言えばどことなく同じ垂水市の「森伊蔵」に似たような味わいに感じる。 やはり風土と地域性のなせる業なのであろうか?
飲み方としては、ロックが一番清冽な味わいを出しているような気がする。
ショケはキビナゴ一夜干し。これがまた焼酎に良く合います。(^^)/
平成13年12月10日記載