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007よ、永遠なれ!


<007撮影記念碑>

 映画007シリーズ「007は二度死ぬ」の記念碑は秋目の青年たちでつくる「青風会」(設立当時会長宮内一朗)によって1990年に建立されました。
 記念碑は高さ1.5m、幅1m、厚さ20cmの白みかげ石製。007のシンボルマークが金色に光り、「『007は二度死ぬ』はここ秋目で撮影された」というプロデューサー、アルバート・R・ブロッコリ氏の英文証明と、主演のショーン・コネリー、丹波哲郎のサインが刻まれています。
 建立地は鑑真和上上陸記念碑近くの駐車場入り口で、秋目漁港の美しい風景が一望されます。

  YOU ONLY LIVE TWICE
  OUR JAMES BOND FILM,"YOU ONLY LIVE TWICE" WAS FILMED ON LOCATION HERE AT AKIME.


<1966年の秋目浦>

 「007は二度死ぬ」の秋目ロケが行われたのは1966年(昭和41年)8月。同地は日本の昔ながらの漁村という設定で、当時新築されたばかりの鉄筋の建物はワラぶき、ベニヤ張りの古びた小屋に変身、舗装道路には土がまかれ草まで植えられました。車の出入りも規制、秋目は3,40年は時代を後戻りした姿になりました。


<ロケ風景>

 出演者は主演のショーン・コネリーや同地の海女を演じた浜美枝ら。主演級のスターや英国人スタッフは指宿に滞在、ヘリコプターで撮影現場に通いました。
 途中女子高校生のビキニ姿出演話が持ち上がり問題になる一幕もあり、静かな漁村はロケ中大騒ぎだったのです。


<ロケ風景>

 ロケ当時の丹波哲郎さん。高校生にねだられて気軽にサインをしています。


<ロケ風景>

 右端の橋はコンクリート造りの橋を壊し、わざわざ木製の橋に作り直し物議をかもした例の橋でしょうか。右上の家が、ショーン コネリィーと浜美枝の撮影があった山下家です。今も有ります。
「007は二度死ぬ」では100kmも離れた秋目、桜島、霧島が同じ場所として扱われていました。



<ロケ風景>

 左手に海女役のエキストラが見えます。地元の人々もエキストラとして出演しました。
左に見える建物は、鉄筋コンクリート製(旧秋目郵便局)です。この様にしてカモフラージュしました。


<ロケ風景>

 旧秋目小学校のグランドがスタッフの食堂です。イギリス人のスタッフが多いせいか、当時にしてはなかなかおしゃれなサンシェードのある野外レストランでした。
当時珍しかったコカコーラも大量に持ち込まれていたそうです。

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