|
|
|
戦後、昭和30年代、商品が豊富になり、道路、交通網の整備がなされ、商店街組織化の気運が高まった中、昭和30年初期に任意団体として「中町通り会」が発足し、初代会長に副島ゴム店社長、副島 敏靖氏が就任した。昭和50年代になって前アーケード建設の計画が進められ、昭和53年9月に中町通り商店街振興組合を設立。昭和54年3月に前アーケードが完成した。当時の組合員は34人、初代理事長に大阪屋社長、住吉 篤氏が就任。 昭和60年には、コミュニティマート構想モデル事業、平成3年には、整備調査事業に着手した。平成4年、二代目理事長に美千代美容室社長、大石 慶二氏が就任し、同時にアーケードリニューアル計画に入り、平成7年8月に工事着工、平成8年3月31日に新アーケードが完成し、これまでの「中町通り」を「ナカマチベルク」と改称。
BERG(ベルク)とは、山、山脈という意味のドイツ語であり、昭和20年代前半まで、七高(現在の鹿児島大学)生たちは、山形屋のことを「ベルク」という愛称で呼んでいた。鹿児島の繁華街として、芸術・文化の香る街をめざそうという意味がこめられている。
◆戦後まもなく中町通り商店街発足◆
- 昭和20年代・・・・初代会長 副島 敏靖
- 昭和49年・・・・・二代目会長 古川 得二
- 昭和51年・・・・・三代目会長 住吉 篤
- 昭和53年・・・・・中町通り商店街振興組合設立
初代理事長 住吉 篤
副理事長 大迫 兼愁
事務局長 横山
- 昭和54年・・・・・アーケードカラー舗装完成
- 平成 4年・・・・・二代目理事長 大石 慶二
副理事長 大林 操
事務局長 矢野勇一郎
- 平成4年3月・・・・環境整備事業
(アーケード改築への取り組み)
- 平成5年1月・・・・アーケード全面改築の方針決定
アーケード委員会発足
- 平成7年8月・・・・アーケード起工式(解体工事開始)
- 平成8年3月・・・・新アーケード完成
「中町通り」を「ナカマチベルク」と改称
Nakamachi BERGはここがちがう。
【天井】
明るい半透明のドーム屋根が、街をやわらかく包みます。 2つの交差点には切妻屋根と正7角形の吹き抜けを設け、260メートルのアーケードにメリハリをつけました。 高さ12メートルの可動式ドームを開ければ、鹿児島の青空が通りを演出します。
【壁面】
リズミカルに並べられたアーチは、カラフルで楽しさいっぱいです。 屋根ドームからだけではなく、この壁面からも光を採り入れています。
【床】
あたたかみのある天然石を敷きました。 交差点部分に施した大理石モザイクは、鮮やかな色で道往く人を楽しませ、快適ショッピングのお手伝いをします。
【柱】
アーケードを支える40本の柱には、絵画や写真などの展示が可能な額縁を設けました。 Walking Galleryとして市民に開放します。
※ご意見、ご質問等ございましたら、次の宛先までご連絡下さい。
メールアドレス:nakamati@po.synapse.ne.jp