養鱒場 横引 四つ手網漁 4間竿 4本錨












































養鱒場



横引

オトリを川に対して横に引くこと。
野鮎は、自分を追い越していく鮎や、縄張りを横切る鮎に特に良く反応するといわれる。
前者を演出するのが縦引きで、横引きは、後者である。横引きの代表的な方法に、扇釣法がある。これは竿先を川に対して直角か、下流方向に少し倒した状態でオトリにテンションを与えることで、流勢を腹に受けたオトリが流れに負けまいと反対方向に泳ぐ性質を利用するもので、オトリは斜め下流対岸に向けて、ゆるやかな弧を描きながら川を横切る。
釣り人は、これを繰り返しながら下流へ釣り下がることで、広範囲を探ることができる。
縦引きが、石の大きな急瀬、荒瀬向きであるのに対して、横引きは、比較的やさしい瀬、あるいは、大きな石がなくてポイントが見えにくい瀬に多用する。石が小さく、押しのやや強い平瀬では、背バリを使うことも多い。
コツとしては、オトリが浮かないように、竿先操作を加減すること。泳がせ釣りで対岸に向かわせることも、もちろんあるが、泳がせ釣りがオバセを利用するのに対して、横引きという場合は、竿先からのテンションが、直接囮の鼻にかかることで区別する。


四つ手網漁



4間竿

1間は6尺で約1、82m。つまり約7、28mの竿のことです。


4本錨

掛けバリを4本束ねて錨のような形に巻いたもの。
掛かりの速さが速いとされる反面、刺さりが浅くばれやすいとも言われる。また、重くなるため根掛かりしやすいとも言われる。