2002年11月の広報

ま ち の 話 題

(広報まくらざき 11月号より)



9/26 親と子で学ぶ交通教室

 秋の全国交通安全期間中、第2ふじ保育園(宮路トシ子園長)の4、5歳の園児35人とその母親を対象に、南海自動車学校で交通教室が実施されました。
 教室では子どもと母親が一緒に学び、「家庭に帰ってからも親子で話し合い、交通安全に対する意識の向上を目指す」を目的に、正しい横断の仕方や飛び出し衝突実験、チャイルドシート着用効果実験などが行われました。
 悲惨な交通事故をなくすため、歩行者は薄暮時や夜間及び早朝に道路を歩くときは、明るい色の服装や夜光反射材の着装を心がけ、運転者は薄暮時に限らず天候や状況に応じ、早めにライトを点灯し交通事故防止に努めましょう。
   

  9/26 作家の立松和平さん枕崎に

 航空会社の機内月刊誌の取材のため、作家の立松和平さんが枕崎市を訪れました。初日は枕崎空港を訪問、坊津町まで足を運ばれ、2日目は枕崎港、かつお節工場などを見学、知覧町にも足を運ばれた後、東京に戻りました。「枕崎市は産業のまち、かつお節の製造工程、そして何よりもここで人の親切さを知りました」と、枕崎がすごく気に入ったということです。



 10/7 永江さんが母校に絵をプレゼント
    
 神戸市在住の永江絹子さんが、母校の枕崎中学校に絵画(作品名「薔薇(バラ)」)の贈呈をしました。
 絵画はオランダの伝統工芸のヒンダローペンというトールペインティングの手法で描かれたもので、シックな色使いとデザインの中に東洋の香りを感じさせます。「ブルーと赤を基調にアジアの香りを感じさせます」と永江さんは説明。「南溟館で展覧会を開催し、子どもたちにもっとヒンダローペンの素晴らしさを知ってもらいたい」と話していました。
   


   10/11 ネットで交流学習

 枕崎小学校4年1組35人のクラス(益永秀一教諭)と石川県の大徳小学校4年生33人のクラスが、テレビ会議で交流学習をしました。
 これは、文部科学省の「2005年の学校間交流事業」の一環として行われたものです。
 それぞれの教室には、小型CCDカメラやパソコンなどマルチメディアの機器を設置。インターネット回線で映像を転送し、相手側の教室の様子がリアルタイムに大型スクリーンに映し出され、双方向の学習が展開されました。
 授業では、ゴーヤの栽培や料理方法などについて感想や発表が行われました。大徳小学校ではゴーヤアイスやゴーヤチャンプルなどを試作し、その感想を発表しました。
 ゴーヤが好きか嫌いかの問いに、枕崎小のクラスでは好きが28人に対し、大徳小のクラスは9人と正反対の割合に、結論として「食べ慣れれば好きになるのでは」との意見にまとまりました。遠隔地の学校間で交流学習が本格化するのも近いことでしょう。



10/11 インドネシアの青年がホームステイ

 JICA青年招へい事業で、10月11日から13日の2泊3日の日程で、インドネシアの水産行政関係者23人が枕崎で研修・ホームステイをしました。
 市役所を表敬訪問し、枕崎市長から「短い期間ですが、みなさんの文化を枕崎に伝えてください」と歓迎を受け、これに対し「枕崎市民の生活を楽しみたい」と代表のハイディ・マリンカスさんがあいさつをしました。各ホームステイ先ではお互いに交流を深め、12日には城山センターで、3人の研修生が琴の演奏やお茶、生花などを体験するなど、日本文化を体験し、楽しいひとときを過ごしました。
 最終日には、地場産業振興センターでホームステイ交流会が行われ、またの再会を確認しあうなど、手を取り合い、別れを惜しむ場面もありました。



10/15 シルバー会員が各地を清掃

 枕崎市シルバー人材センター(上園喜八理事長・会員302人)では10月15日を「シルバーの日」と定め、もっとシルバー人材センターを知ってもらおうと、市内各地でチラシの配付や市内12か所の清掃活動などに取り組みました。清掃作業では、約二百人が参加し、神社の境内や国道の空き缶拾い、公園の清掃に精を出しました。


10/16 「子どもに夢を」アクロバット飛行

 プロの曲芸飛行の第一人者、ロック岩崎さん(岩崎貴弘さん・茨城県)が、枕崎空港で「空からの郷土枕崎探訪学習」に訪れた枕崎小学校の児童たちに、アクロバット飛行を披露しました。機体がくるりと180度回転、直角に急浮上、真下にきりもみ状態での落下など曲芸が披露されるたびに子どもたちの間から「すごい…!」の歓声が沸き上がり、手に汗握る思いで見入っていました。
 ロック岩崎さんは、自衛隊で戦闘機のパイロットを退官された後、渡米しプロ・エアーショーライセンスに一発で合格。日本人として初めてプロとして1996年にデビュー。以来、「エアロック・エアロバティックチーム」として全国各地の航空ショーなどで活躍されています。
 枕崎空港では11月のシリーズと来年に向けての調整が目的。今回は練習の合間に、20分程度の曲芸飛行を披露していただきました。ロック岩崎さんは「毎日が厳しい訓練と整備。安全でレベルの高い航空ショーです。ぜひ観に来てください」と、曲芸飛行の素晴らしさをアピールしていました。
 ショーの予定はホームページhttp://www.airock.co.jp/に掲載。




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