2002年9月の広報

ま ち の 話 題

(広報まくらざき 9月号より)



7/22 これでお母さんも救急救命士!

 育児サークル「ぽっかぽっか」のメンバー約20人が、健康センターで枕崎消防署の職員から乳幼児の事故防止のために、救急救命のポイントを学びました。
 「万一!呼吸や心臓が停止したら、停止から3分間がとても重要です」と大川正朋消防司令補から熱心な指導を受けると、お母さんたちは幼児に似せた人形を使って、心肺蘇生法を実演しました。
   


  8/8〜9 自然を満喫 アドベンチャーキャンプ

 8月8日・9日の1泊2日、枕崎市少年の森でアドベンチャーキャンプが行われ、市内の小中学生40人が自然の中でいろいろな体験をしました。
 テントを張って自分の寝る場所をつくり、食事も火おこしから始めるなど、さまざまな不自由を自分たちの力で乗り越えました。また、自然探索や昆虫採集などの活動を通して自然と十分ふれあうこともできました。枕崎小2年和田宗丈くんは「テレビや扇風機にどれほど感謝しないといけないかが分かりました」と感想を述べました。参加した子どもたちにとって、普段の生活を振り返る良い機会となったようです。




 8/1 見事に飼育小屋が完成
     
  立神小学校PTA(田中幸喜会長)の保護者や先生たちが、約1か月かけて立神小学校の校庭にある飼育小屋の増改築工事を完成させ、8月1日に引渡し式が行われました。
 老朽化していた飼育小屋の増改築工事となった今回、途中、台風の襲来を受けましたが、子どもたちの喜ぶ顔を見たい一心でようやく完成。新しくなった小屋の中では、ウサギやニワトリが元気に飛び跳ねていました。
   



8/10 校長先生鰹節づくりに悪戦苦闘

 鰹節製造工場で、市内の小中学校の校長や教頭、教育委員会の職員ら11人が、鰹節の製造工程の体験・見学をしました。
 枕崎の基幹産業を学ぼうと、校長会が主催となり初めての試みとして行われました。
 「なかなか難しいです、良い経験になりました」と別府中学校の向井和則校長の感想。今後もこのような企業体験を重ね地域を理解し、地域に根ざした体験や活動をしていきたいということです。



8/14 異文化を学び一回り大きくなって枕崎に

 16日間の日程で出発した枕崎市青少年国際交流派遣事業の12人(中学生9人、高校生3人)がオーストラリアでの研修を無事に修了し、帰国しました。
 出発式では、派遣団員を代表して枕崎高校1年の小湊藍さんが、「一人ひとりが掲げる目標を達成できるように頑張ってきます」と決意を述べ、その言葉どおり、全団員がアデレードでのホームステイをしながらの、パサデナ・ハイスクールとの交流や、シドニー市内での研修など積極的に活動しました。



8/20 川にアユ!枕崎の川はキレイなの?

 ふれあい水質学習会が、花渡川の神浦橋下と金山上水道取水口付近で行われ、山下地区と児童館の呼びかけで集まった子どもたちや父母の約30人が参加しました。調査に先駆け、山下公民館で、調査方法の説明があり、川をキレイにするにはどうしたらよいか学びました。
 調査では、10a近くに成長したダンマ(エビ)やキレイな川にしか生息しない、ヘビトンボやアユなど捕獲していました。子どもたちは採取した生物を標本で調べたり聞くなどして、知識を深めたり、美しい川の大切さを学んでいました。


8/24 100歳おめでとうございます
     
 ピースフル立神に入所されている東山ムツミさんが100歳を迎えられました。
 8月24日、施設で誕生会が行われ、お祝いに駆けつけた家族や入所している人たちから花束が贈られ、暖かく祝ってもらいました。
 これからも元気で長生きしてください。




8/24 深刻な状況!もっと学ぼう環境を

 「青い空と緑の大地を未来の子どもたちへ」と題し、環境についてもっと考えようと地元建設業主催の環境フォーラムが市民会館で開催されました。「地球の秘密」と題したアニメが上映された後、地球環境フォーラム鹿児島事務局長の塩川哲郎氏の講演が行われました。「環境の現状を知っている人は、100人に1人だといわれています。ぜひ事実を知って危機感を持ち、やれることを考えて、目的意識を持って、楽しくやって欲しい」と熱く語っていました。
 また、会場に訪れた人たちに募金を呼びかけ、集まったお金を環境のためにと枕崎市教育委員会に寄付されました。



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