2002年7月の広報

ま ち の 話 題

(広報まくらざき 7月号より)



5/28 「枕崎紅茶」復活をかける

 30年前、全国に名をはせた「枕崎紅茶」を復活させようと、枕崎紅茶研究会が発足しました。紅茶の生産に携わった経験のある技術員や農家ら6人(会長楠勝行さん)が、「枕崎紅茶」の復活を目指しています。
 枕崎には戦前から県の紅茶試験場が置かれ、昭和41年には生葉1,097dを生産、全国茶品評会紅茶の部で「産地賞」「農林水産大臣賞」を幾度も受賞する大産地でした。昭和46年の紅茶輸入自由化により、海外産に押され、瞬く間に紅茶園は消え、緑茶に転換していきました。
 同研究会には、別府の農業研究機構野菜茶業研究所の協力で、5月28日に紅茶製造の技術研修会を開きました。前日に会員の茶畑から摘み取った紅茶用品種「べにたちわせ」32`をしおれさせた後、機械でもんで発酵させました。もみはじめて約5時間で7.5`の紅茶が出来上がり、会員らが飲んで品質を確かめました。
 同研究会は今後、製造や栽培技術の研修を続けるほか、野菜茶業研究所が開発したカテキンの量が多く抗アレルギー性物質を含む品種「べにふうき」の紅茶を製造し、特産品に育てたいと意気込んでおられました。
   

  5/28 イカ柴の産卵、今年は上々
      
 枕崎港沖や白沢津港前など5か所で、ミズイカの産卵調査が行われました。枕崎市が枕崎水産振興会(村山俊則会長)に委託して、昭和40年から毎年行っている事業です。
 イカ柴は蔵多山の市有林からカシやシイなどの広葉樹を切り出し、束にしたもので150束を5月7日に投入しました。
 村山俊則会長の話では、「80%の産卵状況、昨年より良い」とのことです。



 6/2 松尾ユカさん100歳おめでとう

 長生きの秘訣は「何でも食べ、くよくよしない」とおっしゃる、松尾ユカさん(塩屋北町)が100歳を迎えられました。
 松尾さんは83歳まで、隼人まで鰹節の行商に出られていたということで、今も体はいたって元気。何よりも踊りが大好きということです。
 これからも元気で長生きしてください。

   


   6/19 伝えたい!私たちの考え 届け!想いを

 平成14年度枕崎市中学校弁論大会が市民会館大ホールで開催されました。
 大会には市内4中学校の代表と特別出場として市内2高校から2人の計11人が参加して、会場の中学生や保護者、市民の前で堂々と熱弁をふるっていました。
 発表に対して、会場からは、惜しみのない拍手が送られ、弁論の質が高いという声が聞かれました。
【最優秀賞】木場綾乃(立中)【優秀賞】塗木里奈(桜中)、今給黎拓生(立中)【特別賞】竹迫美香(枕高)、溝端祐樹(水高)




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