2002年4月の広報

ま ち の 話 題

(広報まくらざき 4月号より)



2/25・26 あらゆる現場を想定して消防訓練

 枕崎地区消防組合が枕崎消防署訓練塔で消防・救助戦術研究会を開催しました。この研究会は、まだ記憶に新しい新宿歌舞伎町で発生した雑居ビル火災を教訓に、複雑多様化する火災に対し、警防戦術や救助戦術の向上を図ったものです。
 2日間に渡った訓練は、3つの火災現場を想定して行われ、障害物により閉じ込められた人を救助するなど、本番さながらの訓練が繰り広げられました。
   

  3/2 昔の遊びを体験

 別府小学校1年生の児童31人が、別府高齢者学級生11人のお年寄りから昔の遊びを学びました。
 児童たちは、おじいちゃんやおばあちゃんに、あや取りや剣玉、輪投げ、おはじきなどの指導を受け、昔の遊びに夢中になっていました。「あやとりは、難しかったけど楽しかった」と、中原健成くんの感想。高齢者も童心に帰り、約1時間楽しい時間を過ごしました。



 3/3 ぺったんぺったん餅つき大会
    
 カトリック幼稚園の園児や保護者ら約80人が餅つきを行いました。 これまでは旧正月に行っていたこの行事を、今年はひな祭りの日に変更して実施しました。女の子も力いっぱいきねをついていました。元気に「よいしょ、よいしょ」と餅つきを終え、丸める作業も一生懸命でした。その中でも元気な安田匠汰くんは「餅つき楽しかった」と、笑顔満面の表情を浮かべていました。
   


   3/6 今年も枕崎でキャンプ

 福岡工業大学野球部が、3月5日から7日間の日程で、市営球場でキャンプを行いました。今年で7回目となった今回、丸石則和キャプテンは「前年度、全勝できたのも枕崎市でキャンプできたおかげです」と力強くあいさつしました。激励を込め、市からは黒豚と市議会からはカツオとかつおの刺身を差し入れました。



3/10 牧園公民館で白寿祝う

 牧野末義さんが3月2日、99歳を迎えられ、白寿を祝う会が、牧園公民館で開かれました。
 同公民館内では、100歳を迎える方は初めてのことで、公民館あげての祝賀会となりました。
 牧野さんは戦時中、陸軍中尉として服役。昭和20年8月1日、33戸が全焼し焼け出され、自ら集落復興にも力を注がれました。地域でも人望厚く、公民館長としても地域の発展に精力的に活躍されました。「100歳を迎えることができたのも皆さんのおかげです」と、元気に謝辞を述べられ、祝福を受けていました。



3/10 生涯学習をより身近に

 〜校区フェア・フェスティバル終わる〜
 各校区の生涯学習フェアと市生涯学習フェスティバルが、多くの市民の参加により、すばらしい成果をあげて終了しました。
 各校区フェアは、園児から高齢者まで各年齢層の方々が1年間の学習成果を発表したり、講演を聴いたりすることで、生涯学習をより身近に感じ、心豊かな人生について考える貴重な機会となりました。
 また、生涯学習フェスティバルでは、青少年健全育成や社会教育の推進に功労された方々の表彰や講演などがありました。講演では、弁護士の三瀬顕さんが、「今ある環境を最大限に生かし、お互い力を合わせ、ハッピースマイルで豊かな人生を」と、ユーモアを交え、会場と一体となり話され、たいへん充実した講演会となりました。
 今後も、市民総ぐるみによる生涯学習や青少年健全育成を推進するために、皆様のご理解とご協力をお願いします。
生涯学習に貢献した団体・個人の表彰は次のとおりです。
青少年健全育成功労表彰 駒水秋則さん、今給黎淳さん、関利治さん
優良社会教育功労表彰 山口同士会、橋口務さん、小湊香一さん


3/15 楽しみだね卒業のころにはシイタケいっぱいに

 別府小学校で、シイタケのタネのこま打ちなど、体験学習が行われました。4年生の児童26人に、自然環境や森林への理解を深めてもらおうと、毎年この体験学習が行われています。児童たちは、駒水清法南薩森林組合指導課長から、「私たちが食べているシイタケはシイタケの花です」など、特性や栽培、「ぼた木」への穴のあけ方など学びました。
 2年後の卒業前には、シイタケ収穫が行われるとのことです。児童たちは、6年生が切り出した約1b20aのクヌギにドリルで穴を開け、シイタケの菌の付いたコマを木槌で打ち込んでいました。




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