frower2020年  4月のフィールドノートから

*4月11日 奄美市笠利町大瀬海岸
 久しぶりの大瀬海岸だが、干潟には鳥が少ない。双眼鏡ではクロサギの白色型2羽にオバシギ5羽、タカブシギ数羽くらいしか確認できない。潮が引ききっていないので、前川の
ほうに入っているかもと思い、サイクル橋に行ってみた。こちらにもセイタカシギ数羽とタカブシギ数羽、総じてシギチの姿が少ない。奥の方にオオバンが泳いでいるので双眼鏡を
覗いてみると、さらにその奥にシマアジのきれいなオスがいた。久しぶりな出会いが嬉しかった。


▲せわしなくエサを探して歩きまわるオバシギ。


長い足を曲げて採餌中のセイタカシギ。


▲白く太い眉斑が目立つシマアジのオス。


*4月26日 奄美市笠利町大瀬海岸
 半月ぶりの大瀬海岸はTringa属のシギたちで賑わっていた。夏羽に近いツルシギ、一緒に行動することの多いアカカシシギ、あとはアオアシシギにコアオアシシギ。ツルシギを
追いかけていると1羽のチドリが視野に入った。オオメダイチドリのきれいな夏羽だ。ほかにはホウロクシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、ウズラシギ、セイタカシギなど。クロツラヘラ
サギ2羽はまだいたが、ヘラサギは見当たらなかった。


▲ツルシギとアカカシシギ


▲コアオアシシギとウズラシギ


▲ツルシギとオオメダイチドリ


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