あなたも、オオトラツグミのさえずり
個体一斉調査に参加しませんか?




 オオトラツグミ一斉調査への参加者(ボランティア)を募集しています。

 世界で奄美大島にのみ生息するオオトラツグミは、個体数が非常に少なく、絶滅危惧TA類
に指定されている大変貴重な野鳥です。主に原生林の谷間付近などに生息しているのですが、
そのくわしい生態などについては不明な点が多く、保護対策も充分なされないまま絶滅の危機
に瀕しています。
 私たち奄美野鳥の会では、このオオトラツグミの繁殖個体数の増減を毎年きちんと記録して
おくために、1994年から毎年3月に奄美大島で一斉調査を行っています。この一斉調査は、オ
オトラツグミがさえずる夜明け前の薄暗い時間帯に、林道を歩きながら、さえずりを地図に記録
していくもので、短時間に多くの人の参加を必要とするものです。
 調査は、事前にオオトラツグミのさえずりを録音テープで覚えていただきますので、くわしい専
門知識を必要とするものではなく、多少とも野鳥観察の経験のある大人の方(子どもの場合は、
保護者同伴)であれば、どなたでも参加していただけるものです。ただいま、下記の要領でオオ
トラツグミ一斉調査への参加者(ボランティア)を募集しております。多くの皆様方のご参加をお
願いいたします。



*********************************************************************************

 オオトラツグミ一斉調査参加者(ボランティア)募集要領

調査名:オオトラツグミ一斉調査

調査地:鹿児島県奄美大島
      (奄美中央林道、金作原林道、里林道、油井岳、湯湾岳など)
  ※調査地までは、車にてお送りいたします。

調査日:2005年3月20日(日)…本調査(一斉調査)
         3月19日(土)、21日(月)…補足調査

  ※一番人手が必要なのは20日の本調査ですが、19日、21日の補足調査への参加でも結構です。

調査時間:午前5時〜午前10時

調査方法:事前に決められた調査林道を2人1組で歩きながら、オオトラツグミのさえずり
    地点を地図に記録していきます。

     事前に調査参加者向けの説明会を行いますので、いずれか一日にご参加ください。
    (3月15日(火)、16日(水)、17日(木)19時〜21時 奄美博物館にて)

  ※調査当日オオトラツグミのさえずりは、聞くことが出来ない場合もあります。

募集対象者:多少の野鳥観察の経験のある大人の方 計100名
  ※未成年者は、必ず保護者同伴のこと

参加費用:調査にかかわる費用以外の旅費等は、すべて参加者の自己負担
  ※ご相談いただければ宿泊費の安い民宿などを紹介いたします。

調査主催:奄美野鳥の会(名瀬市港町17−2 TEL&FAX:0997-55-1157 )

調査指導:石田健 博士(東京大学大学院農学生命科学研究科助教授)

協賛環境省奄美野生生物保護センター、鹿児島森林管理署

後援:名瀬市、龍郷町、住用村、大和村、宇検村、瀬戸内町、笠利町
   鹿児島県大島支庁農林課 

     
協力:名瀬市立奄美博物館

  上記の要領でオオトラツグミ一斉調査に興味のある方は、まずは下記までメールか
お電話をいただければ、ご相談に応じます。



       奄美野鳥の会 TEL&FAX : 0997(55)1157
           E-Mail : lidthi@po.synapse.ne.jp

          <事務所>
          〒894-0026 名瀬市港町17−2

*******************************************************************************

■これまでの調査報告、調査結果はこちらです。
 

ニュースのトップへ戻る